タイの風・熱中

とにかくタイの国が好き!体験した、たくさんのカテゴリーで書き続ける。
 
2007/11/20 13:54:54|タイ人
タイ人は歌の名人
会社の旅行などバスで出かけることがある。勿論酒あり。メコンウイスキーが安く早く酔うので普通だ。ビールはよいが遅く値段も張る。

車の中には楽器のボンゴそしてコンガは定番だ。バスが走っている限りこれをたたく。そこに歌が加わる。当然にぎやかな歌になる。テンポがいい。歌は歌詞は持たない。全て記憶。

日本人は歌詞を見ながら歌う。彼らは必要ない。誰かがきっかけの歌を歌うとそれにつれて合唱になってくる。故郷の田舎の歌、恋の歌、掛け合いの歌・・・・行程中途切れないだけの歌詞を覚えているのはすごい!

町を行きかう別のバスの中からも同様のにぎやかな歌が通り過ぎるのである。







2007/11/09 14:49:03|食事
塩が欲しかったのに?
サムットプラカーンの会社に居たころ近くのレストランによく行った。昼食時、「塩」เกลีอ (グルア)が欲しかった。その時は塩というタイ語を知らなかった。ウエイトレスに尋ねると怪訝な表情。
こちらは、もともとタイ語は初歩の初歩。そこで知る限りのタイ語を使って・・・「海の水から作る・・・」などと繰り返したが何人かのウエイトレスが輪になっても分からない。(この地域は日本の企業もあって分かりそうだとは思っていたが)そのうち一人のウエイターが調味料のビンを持ってきた。正に塩だ。

お互い分からないことを分かろうとする言わばゲーム感覚になっていた。会社に戻りスタッフに尋ねて新しいタイ語を覚えた。彼に言わせると、「あそこのウエイトレスは山の出身だから海のことは分からないよ!」だって。

よくこのような従業員は同じ地方からの出身者が多いそうだ。遠くはなれての寂しさや、雇う方も同じ地方気質であることが良いのかもしれない。







2007/11/06 10:52:56|観光
ろう人形館
バンコックの西方の観光地、ダムヌアンサドワック(水上マーケット)、ナコンパトム、そしてローズガーデンを一巡する日帰りコース。ナコンパトムを過ぎて約10分。そこにThai Human Imagery Museum がある。

ここはチャクリ王朝歴代の王の人形とともに、一般住民のろう人形が展示されている。なかでも何気ない姿で椅子にもたれかかる人形、椅子に座って新聞を読む姿、街角でテェスに興じる場面などは、つい話しかけてしまいそうになる逸品である。それらの人形に表現される皮膚そこに生える産毛の一本一本が見事である。

決して触れてはいけないのだろうが、彼らが何も遮るものもなく我々と同じ床にいるのだから一層見分けが付かないのである。

有名人の姿を表現した人形はどこか展示物の感があるが、一般人を対象にした人形はどこにもすました表情が無く好感と親しみを持つ。

この周辺は果物のソムオウ(ザボン)ส้มโอ の産地でもあり、街道には小屋作りの店が並ぶ。







2007/10/29 17:41:04|マナー
頭は神聖な場所
日本では子供の「頭」 หัว (フア) をなぜて愛おしさを表す事が良くあるが、タイではやってはいけない事である。
 
頭は全てが宿る神聖な場所であるのでそこに触れることはいけないので注意をしよう。
 
この頭という文字を使った言葉に「心臓」 หัวใจ (フア・チャイ)がある。
タイ語は修飾する言葉が後ろに付く特徴がありこの単語の順序は「頭+心」である。“心の中心に有るのは心臓”という考え方から出ているものではないかと思う。







2007/10/22 17:33:42|食事
ビニール袋に!
タイの家庭では食事を家で作るのは稀のようだ。調理済みの食品を屋台で買ってきてそれを並べて食べる。特に共働きの多いタイの家庭ではこれが一番。どこのソイでも屋台はあるので便利である。

その時、調理品をビニールの袋に入れて持ち帰る。屋台のオーナーはビニールの袋の入り口を汁物で汚れないように2cmくらい外に折り返し食品を入れた後、器用に輪ゴムでまとめてくれる。主食のご飯もの、スープ、カレー、サラダ、飲み物。そして熱々のものも。

朝のOLの定番は湯気の立つ豆乳である。これをオフイスに持ち帰り朝食に。
それぞれが馴染みの屋台に寄りぶら下げて出勤する。

外で働く人はこの食品入りビニール袋を近くの適当なところにぶら下げておく。子供はコーラなどの飲み物を遊びの途中同様に。時々その飲み残したままになったビニール袋が風に揺れている。