タイは3つの季節 ฤดู (ルドゥー)に分けられる。寒季 ฤดูหนาว (ルドゥーナーオ) 夏季 ฤดูร้อน、(ルドゥーローン)。そして一番長いのは雨季 ฤดูฝน (ルドゥーホン)(雨季の雨はシトシトでは無い。スコールだから長くても1時間もすれば暑い太陽が照りつける)6月から10月末まで。 寒季は11月から2月。そして夏は3月から5月まで。
雨季から寒季に入るその瞬間をスポーツクラブのプールの縁に頭を乗せ、子供達のはしゃぐ水の揺れにプカプカと浮いていたときに感じた。10月31日。前日までスコールが一日に一回は降っていた。そしてこの日。空は青く雲はわずか。気温は32℃位だった。今までの空気感とは違う、心ゆったりの雰囲気。 そしてその後夏まで雨は全く降らなかった。
夏は4月末の40℃近くを境に、日ごとに気温が下がるのを感じられる。なにしろ体温をはるかに超える環境から雨季へ向かうのだから、0.5℃の差でもありがたいことに敏感に感じられるのだ。
「ソンクラン」 สงกรานค์。 それはタイの新年を祝う祭り。「水掛祭り」として有名。 水はタイの国を象徴するものである。そして暑い夏の始まりは米の収穫にとっても喜ぶことである。 4月13日を国民の祝日として祝う。チェンマイのそれは最も有名である。誰もが手に持つバケツの中の水を掛け合う。時には水鉄砲で。ピックアップトラックに水がめを積み走りながらの合戦は参加しなければその楽しみは分からない。バンコックでは道行く人への水掛は禁止だが、路地や家の中では大いにはしゃぐ。
|