タイの風・熱中

とにかくタイの国が好き!体験した、たくさんのカテゴリーで書き続ける。
 
2007/12/16 15:01:40|気候
意外とはっきり季節の変わり目
タイは3つの季節 ฤดู (ルドゥー)に分けられる。寒季 ฤดูหนาว (ルドゥーナーオ)
夏季 ฤดูร้อน(ルドゥーローン)。そして一番長いのは雨季 ฤดูฝน  (ルドゥーホン)(雨季の雨はシトシトでは無い。スコールだから長くても1時間もすれば暑い太陽が照りつける)6月から10月末まで。
寒季は11月から2月。そして夏は3月から5月まで。

雨季から寒季に入るその瞬間をスポーツクラブのプールの縁に頭を乗せ、子供達のはしゃぐ水の揺れにプカプカと浮いていたときに感じた。10月31日。前日までスコールが一日に一回は降っていた。そしてこの日。空は青く雲はわずか。気温は32℃位だった。今までの空気感とは違う、心ゆったりの雰囲気。
そしてその後夏まで雨は全く降らなかった。

夏は4月末の40℃近くを境に、日ごとに気温が下がるのを感じられる。なにしろ体温をはるかに超える環境から雨季へ向かうのだから、0.5℃の差でもありがたいことに敏感に感じられるのだ。

「ソンクラン」 สงกรานค์。 それはタイの新年を祝う祭り。「水掛祭り」として有名。
水はタイの国を象徴するものである。そして暑い夏の始まりは米の収穫にとっても喜ぶことである。
4月13日を国民の祝日として祝う。チェンマイのそれは最も有名である。誰もが手に持つバケツの中の水を掛け合う。時には水鉄砲で。ピックアップトラックに水がめを積み走りながらの合戦は参加しなければその楽しみは分からない。バンコックでは道行く人への水掛は禁止だが、路地や家の中では大いにはしゃぐ。








2007/12/09 14:42:30|食事
世界一大きなレストラン
2000年ごろに閉店してしまったレストラン「タムナックタイ」。(今は「ロイヤルドラゴン」で世界一の記録を引き継いでいる)

「タムナックタイ」ではローラースケートを履いたウエイターによって料理が運ばれる。圧巻は「プラチョーン・ペッサ」と言う雷魚を、スッパ辛いスープで煮込んだ魚型の皿を火のついたコンロと一緒にスケートで運ぶのだ。当然お客が行き交う中でのこと。そのバランス感覚は見事だった。

池の中心には舞台が設えられそこではタイダンスが演じられる。
冷房つきの部屋もあるが、屋根だけのテーブルで、暑さが和らぐ夜間のディナーを心地よい風を感じながら過ごせるのである。

スタッフの衣装はタイのそれであってお客を招待するのには格好な雰囲気の場所であった。

「ロイヤルドラゴン」はバンコックの郊外、バンナータラット・キロサーム(バンナーから3キロのところの意味)にあって、中国様式になっていて、カラオケつきの冷房の部屋もあり、私は「タムナックタイ」の方を好む。







2007/12/04 15:31:55|ハンドメイド
バンサイ工芸文化センター
バンコックからアユタヤに向かい約50kmバンパインの手前に「バンサイ」と言う町がある。
この町一番の施設であるバンサイ工芸文化センター。ここはシリキット王妃のサポートによる手工芸の研修センターを付属した文化センターである。

多くの研修棟が建てられており、おそらくタイの手工芸の全てが若い人々に教授陣から伝えられている。また、彼らの手になる製品が展示即売され、いくつかを手に入れたい。

敷地の中には池と植物を配してタイ独特の民家も建てられ、暑い中の観光のひと時を過ごすのもいい。食堂は沢山の小間に分けられそれぞれの料理をリーズナブルな価格で食べられるのも楽しい。







2007/12/01 13:48:03|娯楽
ムアイタイ
タイの国技「ムアイタイ」มวยไทย。キックボクシングの名で知られた日本でもタイの言い方で知られるようになった。

バンコックの中には「ルンビニスタジアム」と「ラチャダムヌンスタジアム」がある。曜日によって開催スタジアムが変わる。開催日には歩道上にバイクが長蛇の列で並ぶので直ぐに分かる。

内部は、リングを中心に観客席が二種類に分けられる。内側には観光客そして賭けに参加しない観客席。外側は金網の柵を隔てて賭けが主体の観客席になっている。外側の席では試合中大きな声が飛び交い指文字や携帯で場外ともやり取りがされる。誰が胴元なのかはよく分からない。競馬以外、賭けの禁止の国でいわば公認の形を呈する。

八百長ぎみの(素人にも分かった)試合では乱闘寸前にスタジアムを去ったこともあった。

キックで倒れるよりやはりグローブでのダメージで勝ち負けが付く試合が全てだった。膝蹴りの接近戦では観客の声がその蹴りと呼応してうなりをあげるのである。







2007/11/25 14:53:51|果物
札幌
タイの果物の名前で北海道の「札幌」と言う発音と非常に似た果物がある。
タイを始めて訪れる日本人が早めに覚えるタイ語の果物。
それはパイナップルである。

タイ語でสับปะรด (サッパロ)

デザートには赤い果肉で消化を助ける果物のパパイヤมะละกอマラコ)そしてスイカแตงโมテンモー)そしてパイナップルが定番である。

タイのパイナップルはどれを食べても甘さに十分で当たり外れは無い。