| | 日本海側の富山から戻った翌1月29日。太平洋側の茨城・ひたちなか市で開催された、勝田全国マラソン大会に次男が出場したので、応援観戦に行って来ました。
参加人数約13,000人にも上る規模の大会とあって、早朝から市内の駐車スペースは到る所で満車状態。運よく見つけた駐車場から移動しやすいポイントを探し、観戦に備えます。号砲が寒空に鳴り渡ってから待つこと十数分。先頭集団が見えてきました。流石にトップランナーは足取りも軽く、速い。寒風の中、ランニングシャツにショートパンツ姿で颯爽と過ぎていきます。その後に続く大河の流れのような大集団、その中から我が子の姿を見つけ出すことは困難と思われましたが、流石おかあさん。似たようなコスチューが多い中、数メートル先にその姿を見つけ出しました。“ガンバレー”と声援と旗を振り、後姿を見送ります。その後も続々とランナーが通過して行きます。実にトップと最後尾の差は、既に30分もの差が出来ています。
その後、ポイントをゆるい坂道を上った28`地点に移します。北風の吹く中、先頭が通過してから待つこと一時間。やっと見えてきました。まだ余力はありそうですが、ココからが問題です。初マラソンの彼にとってはラスト10`は未知の領域。果たして完走出来るのでしょうか。最後はゴール地点で待つことに・・・。
ゴールするランナーの表情は全力を出し切り満足感に溢れた顔、まだ余裕の顔、疲れ切った顔、70歳を過ぎて若者には負けられないと頑張るお爺ちゃん。男性を凌ぐパワーで凛とした走りの女性。皆素晴らし走りです。トップがゴールして一時間半。通過時刻からして、ゴールしてもよさそうな時刻は既に過ぎています。見過ごしてしまったのかと思っていると、見えてきました。足取りは悪くなさそうです。ラストスパートに力を込めてゴールを目指しました。
ラスト10`は足が上がらず、歩いてしまったようで沿道の声援を受けながらゴールを目指したそうです。フルマラソンにチャレンジするだけでも賞賛に値すると思います。結果は本人としては満足の行く物ではなかったようですが、初マラソンを見事完走。本人曰く、『来年も走るかも・・・。』
それにしても北風の中の観戦は寒かった。家に帰ってからも冷え切った体はなかなか戻りませんでした。因みに完走者には乾燥芋が配られました。 |
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