釣れず つれぬままに

へたくそながらルアーフィッシングで栃木の渓流・本流・管理釣り場などでトラウトを追っかけています。ハンドメイドミノー製作にも熱中してます。最近はフライフィッシングにも手を伸ばしつつあります。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ( ^ ^)_%~~~~^>゜)))彡
 
2012/09/16 19:01:54|本流
禁漁になちゃうよ〜

 朝夕は凌ぎ易くなったとはいえ、日照り続きの残暑は衰え知らず。禁漁間近の彼岸前をターゲットとしていたオイラとしては、何とも気合の入らない釣行となってしまいました。

 今シーズンは腰痛に悩まされ、釣行は極めて少ない合計4回目。早朝起床に慣れないオイラにとって、久々の4時起きはきつかった。それでもどうにか寝床を這い出して、鬼怒川・大谷川合流点に向います。恥ずかしながら、今シーズン鬼怒川初釣行です。ポイントに立ったのは5時過ぎ。東の空が白々と明け、猛暑で干上がった水量が次第に明らかになってきます。そんな中、本流ヤマメが潜んでいそうな、合流ポイントの深場を狙い続けましたが、全く反応がありませんでした。

 早々に鬼怒川を離れ、大谷川に切り替えます。下流の水位は、この所山沿いに降ったであろう夕立で、思ったより多目です。しかし、上流に行く程あらわになって行く干上がった状況に、竿を出すポイントが見つかりません。七里付近の好ポイントもスッカリ干上がっていて、一滴の水も無い状態です。それでも堰堤の下の深い溜まりから、パーマークのはっきりした20aネイティブヤマメが顔を出してくれました。その後、二匹目のドジョウならぬヤマメを狙った他方の深場でも、大き目のヤマメを掛け、手元まで引き寄せたのですが、痛恨のバラシと相成ってしまいました。久々の手応えに、下手な腕前がより鈍ってしまったようです・・・

 朝のうちは曇っていた天気も、昼にはいつもの暑さとなり、川の状況も思わしくなので諦めました。折角、解禁前に購入した鬼怒川の年券も、このままでは無駄になってしまう。そんな思いで、出かけた釣行でしたが、鬼怒川はそれ程甘くはありません。

 放射線量により解禁が危ぶまれたシーズンも、幕を閉じようとしています。永久にこの釣りが続けられる自然環境を存続出来ることを祈りつつ、今シーズンの鬼怒川水系釣行の竿を置くことにします







2012/06/23 21:11:31|渓流
増水でもまあまあ

 6月としては八年ぶりに関東を直撃した台風が去り、増水が治まらない大芦川。ただでさえ釣れない大芦川ですが、どうしても今日は釣らなければならないんです。何故かと言えば、明日はバーベキューなので・・・。

 一ヶ月ぶりとなる大芦川。実は、先月5月26日にフライで東沢に来ているんです。あまりの不甲斐無さにブログを更新する気になれず、今日は少しでも釣果の期待が出来るルアーで気合充分。明日から大芦川は鮎解禁です。気兼ねなく釣れるのも今日までか、と思うと、多少の増水なんか・・・(^^);。

 早朝5時半。西沢・下ノ向堰堤から釣り上がります。やはり、増水でポイントが潰れています。こんな時は流れの緩やかなへちに居るはず。魚の身になって考えます。今日はこれが功を奏しました。釣果は8匹。バラシ2匹でした。正しくは、釣果8匹、内2匹は写真撮影中逃亡。一匹はかわいいチビちゃん。リリースしてあげました

 増水にも係わらず、いつに無く釣果に恵まれた大芦川。オイラの腕も知らぬ間に上がったのかなぁ。しかし、釣れないと直ぐにフライからルアーにロッドを替えてしまうとは、なんとも・・・

次はフライでリベンジだ。







2012/04/23 23:50:17|渓流
遅ればせながら

 今季の県内河川は福島第一原発による放射線量の影響で、解禁の延期を余儀なくされています。しかし、オイラのお気に入り・大芦川は3月24日に予定通り解禁になり、遅ればせながら今週末行って来ました。

 四月になったとは言えまだまだ肌寒く、山には雲が掛かり雨模様。魚達の活性が上がったとは思えない天気。魚ばかりかオイラ自身のテンションも上がらず、家を出たのは10時を回ってしまいました。『とりあえず今日は久しぶりの大芦川、挨拶程度にしておこう』と思い、ルアータックルを車に積んで、西沢に向います。

 解禁してそれ程経っていないこの時期、多くの釣師で賑わっているだろうと思っていましたが意外に少ない。霧雨に濡れながらも、のんびりと釣り上がることが出来ました。春先、ヤマメがミノーを追い難い中、スプーンに似た自作の3.5aサイズのミノーが活躍してくれました。スプーンではアクションが掛け難いアップストリームでも、このミノーは良く泳いでくれます。釣果は4匹。内一匹はこの時期のサビも残らず、綺麗なピンク色を纏ったネイティブでした。4時間余りのサイトフィッシングを楽しむことが出来ました。

 5月になれば魚達の活性も上がり、ミノーを追い、フライへの反応も良くなるはず。本流のスーパーヤマメも気になります。今年はどんな釣が出来るかなぁ。ワクワクしてきたぞ







2012/02/11 12:57:16|その他
寒風に向って
 日本海側の富山から戻った翌1月29日。太平洋側の茨城・ひたちなか市で開催された、勝田全国マラソン大会に次男が出場したので、応援観戦に行って来ました。

 参加人数約13,000人にも上る規模の大会とあって、早朝から市内の駐車スペースは到る所で満車状態。運よく見つけた駐車場から移動しやすいポイントを探し、観戦に備えます。号砲が寒空に鳴り渡ってから待つこと十数分。先頭集団が見えてきました。流石にトップランナーは足取りも軽く、速い。寒風の中、ランニングシャツにショートパンツ姿で颯爽と過ぎていきます。その後に続く大河の流れのような大集団、その中から我が子の姿を見つけ出すことは困難と思われましたが、流石おかあさん。似たようなコスチューが多い中、数メートル先にその姿を見つけ出しました。“ガンバレー”と声援と旗を振り、後姿を見送ります。その後も続々とランナーが通過して行きます。実にトップと最後尾の差は、既に30分もの差が出来ています。

 その後、ポイントをゆるい坂道を上った28`地点に移します。北風の吹く中、先頭が通過してから待つこと一時間。やっと見えてきました。まだ余力はありそうですが、ココからが問題です。初マラソンの彼にとってはラスト10`は未知の領域。果たして完走出来るのでしょうか。最後はゴール地点で待つことに・・・。

 ゴールするランナーの表情は全力を出し切り満足感に溢れた顔、まだ余裕の顔、疲れ切った顔、70歳を過ぎて若者には負けられないと頑張るお爺ちゃん。男性を凌ぐパワーで凛とした走りの女性。皆素晴らし走りです。トップがゴールして一時間半。通過時刻からして、ゴールしてもよさそうな時刻は既に過ぎています。見過ごしてしまったのかと思っていると、見えてきました。足取りは悪くなさそうです。ラストスパートに力を込めてゴールを目指しました。

 ラスト10`は足が上がらず、歩いてしまったようで沿道の声援を受けながらゴールを目指したそうです。フルマラソンにチャレンジするだけでも賞賛に値すると思います。結果は本人としては満足の行く物ではなかったようですが、初マラソンを見事完走。本人曰く、『来年も走るかも・・・。』

 それにしても北風の中の観戦は寒かった。家に帰ってからも冷え切った体はなかなか戻りませんでした。因みに完走者には乾燥芋が配られました







2012/02/08 21:26:21|その他
国境の長いトンネルを抜けると・・・

 今年の冬はとっても寒い。かと言って雪が降るわけでもなく、例年通りの関東の冬。そんな中、二年ぶりの同窓会に、雪国・富山に行って来ました。

 両毛線、上越新幹線・とき、特急・はくたかを乗り継いで5時間。雪の無い関東の景色とは一変。車窓から見える雪深さに目を奪われながらの長旅は、時間の経つのを忘れさせてくれました。

 高岡の駅を降り立つと、極寒の地である冷気と旧友の温かな笑顔が迎えてくました。今宵の宿は氷見の民宿『あおまさ』。期待通りの御馳走が食卓を埋め尽くします。どれも関東育ちのオイラには縁遠い味わいです。寒ブリ・ズワガニ・白エビの刺身をはじめとした舟盛、ブリシャブ、ノドグロの塩焼。どれもが美味しく、中でも富山の寒ブリは旬物で、きときとの脂がのった甘味は食べた事のない美味しさです。これに富山の銘酒・立山が加わって昔話に花が咲きます。

 学生時代のたった四年ですが、この歳までこうして付き合える友。実に密度の濃い青春時代だったなあと、しみじみと語らいながらオジサンたちの楽しみにしていた時間は過ぎて行きました。

 翌日も雪は降ったり止んだり。北陸の冬空はいつも鉛色だそうで、期待していた富山湾に浮かぶ立山連峰は見られませんでした。地元・嶋君の四駆車で海沿いの雪道をドライブで楽しみました。

 折りからの寒波の影響で鉄道ダイヤも一時間以上遅れたけれど、どうにか予定通り旧友との再会を果たすことが出来ました。嶋君、今回は色々とアリガトネ。感謝の言葉を残し、二年後に間をとって草津温泉で会うことを約束して帰路に着きました。

       2012年1月27日 於:富山県氷見