あれほど待ちわびていたはずの渓流解禁が、今年はとても気が重い。先日、気になっていた仙台市若林区に住む友人の安否を確認することが出来ました。彼は震災後休み無く働いて、仙台駅の復旧に勤めていました。一安心です。
これまで、原発事故による放射線量も気になるけれど、被災地の方の状況を考えると、『こんな時に趣味の釣りに興じて良いものか』と、気が乗りませんでした。そんな時間を作り掛けたミノー作りに注ぎ、やっと完成に漕ぎつけました。前作品が良かったので同じモデルにしてみました。飛距離が出て、流芯から飛び出ないよう後方重心にしました。浴槽でのスイムテストはいまいちですが、本流の流れではもっと良いはずです。実戦で調整してみましょう。
そして、先日思い切って行って来ました、鬼怒川本流へ。水温は9℃。桑島橋から鬼怒川グリーンパークを経て、上平橋まで。地震の影響があるのかなぁ。雑魚以外魚影を見ることは出来ませんでした。シーズンはこれから。この日はウォーミングアップということで、帰りに支流の田川に立ち寄り、ロッドを振りましたが、釣れたのはウグイでした。川面には多くの水生昆虫の羽化が見られます。次はフライでやってみたいと思わせる里川でした。
東日本大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。 震災からから一ヶ月経ち、復旧に向け多方面の方々からの支援の輪が広がっています。恐縮ながらオイラも何か出来る事があればやって行きたいと思っています。そして、そういった気持ちを持ち続けたいと思っています。
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