釣れず つれぬままに

へたくそながらルアーフィッシングで栃木の渓流・本流・管理釣り場などでトラウトを追っかけています。ハンドメイドミノー製作にも熱中してます。最近はフライフィッシングにも手を伸ばしつつあります。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ( ^ ^)_%~~~~^>゜)))彡
 
2011/11/13 22:03:22|その他
目的を変えていつもの所へ

 紅葉も里まで降り、秋も深まってきました。大芦川の大モミジも色づいてきたとの噂を聞き、行って参りました。

 釣りをする時期には、新緑が色濃く染まる過程を目にすることは出来ても、この時期に禁漁となった川に足を運ぶことは少ないため、秋色に染まる岸辺のもみじを見ることはなかなか出来ませんでした。来てみてびっくり。日頃は静かな山あいの一角、白井平橋周辺は渋滞です。橋の上にも、下にも、大モミジを一目見ようと訪れた多くの人が押し寄せ、花の咲いたように鮮やかな紅葉が人々の目を楽しませていました。

 そんな人たちの賑わいをよそに、川の中はシーズン中には見られない光景が見られます。ヤマメの群れが、禁漁となったことを知ってか知らでか、時折じゃれ合いながら悠々と泳いでいます。“ここにキャストできたら間違いなく釣れるであろう”と邪心を抱かせるほどに胸を躍らせるような光景に、暫し目を奪われてしまいました。

 その後、紅葉の足跡を辿って、古峰ヶ原神社から古峰ヶ原高原まで車を走らせました。峠は殆んどの葉は落ち、冬の佇まいです。史跡・三枚石までの往復3時間のハイキングを楽しみました。明後日に来るであろう筋肉痛がコワ〜イ







2011/10/10 20:38:21|その他
風は秋色

 暑かった夏も過ぎ、ここ数日の冷え込みで秋の訪れが感じられるようになりました。奥日光から紅葉狩りの便りが届いた体育の日。『チョット早いかな』、と思いつつハイキングに出かけてきました

 渋滞を予想しての早朝からの日帰りハイク。いろは坂から中禅寺湖にかけての木々の色付き具合は見頃には程遠く、紅葉情報を疑うほどでしたが、竜頭の滝周辺は鮮やかな彩りに目を見張る程です。

 コースは、去年の暮れに雪の残る木道を足元に注意を払いながら歩いた戦場ヶ原。三本松〜高徳入口〜泉門池〜小田代原〜しゃくなげ橋〜赤沼茶屋〜三本松。今回は、湿原の中に凛として立つ、白樺の木“貴婦人”の見える小田代原まで足を伸ばすことにしました。


 台風15号の豪雨に見まわれた日光地方。未だに足跡が残る湿原には多量の雨水が入り込み、小田代原には湖が出現し、秋色の山々の風景を鏡のように映し出しています。滅多に観られない風景のようです。綺麗な風景に心を奪われ、暫しシャッターを切り続けます。マガモ達が水浴びをしています。その後、傍らの倒木に腰を下ろし、カップ麺とコーヒーで一息を入れ、5時間ほどの行程をゆっくり楽しみました。

 栃木に住んで、世界遺産・日光を毎年のように気軽に訪れることが出来ることを、この上も無く有難く思える今日です。もっともっと日光を満喫したいオイラでした。
 







2011/09/17 23:23:46|本流
ラストチャンス!

 気付いてみれば季節は既に秋。今シーズンは釣行回数も少なく、釣果を語るには恥ずかし過ぎるブログです。今シーズン、このままではは終われません。禁漁まで3日と迫った連休の初日、豪雨の爪痕が色濃く残る鬼怒川・氏家地区に行って来ました。ラストチャンスです。

 連日の仕事疲れに、久しぶりの早朝出勤に自信の持てないオイラ。目覚まし二つをセットし、予定の四時に目覚めはしたものの、強い雨音に戦意喪失。ウトウトする間に二度寝となってしまいました。七時に起きて慌てもせず、ゆっくり朝食を取り、半ば諦め気味の出発です。しかし、決してやる気が無い訳ではなく、お目当ての釣り場に出来るだけ早く着こうと高速を飛ばします。

 氏家到着、午前10時 水温18℃。着いてみてびっくり、鬼怒川は予想以上に姿を変えていました。上流から根こそぎ流されてきたのであろう大木が、岸辺と中洲に置き去りにされています。こんな中で魚達は何処に身を置いているのだろう。半信半疑のまま釣り上がって行くと、ブルブルッと手元に伝わる久しぶりの感触。キタ〜とばかりに一気に足元まで寄せネットインしたのは、銀毛しかけた20aのヤマメでした。鬼怒川では二年振りの釣果です(鮎、ウグイ以外)。しかも、新作の自作ミノー
これでやっとボーズの呪縛から逃れることが出来ました。そして、今日はもっと釣れそうな予感がしたんです。

 この後、上流のお気に入りポイントに移動。この辺りは落込みと瀬が連続している好ポイントのですが、今回の豪雨でその様相が一変してしまいました。川幅が広がり、淵が大きくえぐられ大物が身を潜める深場となっています。先ずは、全体を見渡し溶存酸素の豊富な落込みにポイントを絞ります。流れ込みから瀬に移る泡の切れ目に、先程とは違うボーディが薄身の自作ミノーを送り込みます。軽くトゥイッチを掛けると当たりらしき物を感じたので、再キャストすると、ガツンと引っ手繰るような当たり。落ち着いて合わせを入れてから、強引にも一気に岸に引き上げました。現れたのは、40aに迫る38aの鼻の曲がった精悍な顔つきの雄ヤマメです。体高のある丸々と太い、秋色を纏った惚れ惚れするようなプロポーション。予てからマイブログに載せたいと思っていた鬼ヤマメでした。興奮気味の気持ちを落ち着かせ携帯カメラで記念撮影。(実は久しぶりの釣行に愛用のカメラが見つからず。こんなことならもっと良く捜しておけばよかったなぁ、と反省しきり)

 時刻を確認すると正午を回ったばかり。午前中大粒の雨を降らせた厚い雲も薄らいできました。今まで大物を狙うには早朝しかないと思い続けていました。しかし、こんな風に日中でも増水後の濁りが取れ始めた減水期に、ポイントと地合いがマッチすれば幸運にめぐり合えるんだなと、思いを新たにしました。

 こうして ’11年の鬼怒川釣行はヤマメの記録を更新し、有終の美を飾る事が出来ました。終わり良ければ全てよし!これからの40aオーバーのスーパーヤマメを目標に弾みがつきそうです。


 P.S. 今回の記事はwebサイト・日光鱒釣研究所鱒研ブログに載せて頂きました。是非、御覧下さい。







2011/06/28 22:55:45|渓流
良い事もあれば、悪い事も
 梅雨の晴れ間となった昨日。この時期にして今シーズン初の渓流・大芦川に行って来ました。

 梅雨とは言え水量は丁度良い位です。下流は既に鮎釣りが解禁となり、平日にも拘わらず賑わいを見せています。鮎釣師の邪魔にならないよう、上流の東沢を選びました。

 沢を伝って深い谷底に降り立つと、ひんやりと冷気が漂います。如何にも大物が潜んでいそうな淵をルアーで攻めますが、何の反応もありません。ポイントを諦め、ゴルジュ帯を岩にへばり付いて上流を目指しました。しかし、行けると思えた水深のある淵で、足元を滑らせ冷たい水がウェーダーの中に。冷水が背中を伝い、パンツを濡らし、靴下まで到達。足元が歩く度にグチョグチョする始末。沢を渡る風に体が冷え切ってしまいました。

 そんな状況でも釣り続けられたのは、いつもは釣れない東沢で岩場の影から猛然とルアーに襲い掛かるヤマメを仕留めることが出来たから。クリアーな水で警戒心の高いヤマメでも、本能をむき出しにする姿を目のあたりにすることが出来たのです。きっとヤマメにも後先を省みず、そそっかしい性格の個体もいるんだろうなぁ。そう思える瞬間でした。

 平日の昼下がりの数時間でしたが、充分にリフレッシュすることが出来ました。 

 いやー 久しぶりの渓流。いいもんですね







2011/04/16 18:26:09|ハンドメイド
じっくり時間を掛けました

 あれほど待ちわびていたはずの渓流解禁が、今年はとても気が重い。先日、気になっていた仙台市若林区に住む友人の安否を確認することが出来ました。彼は震災後休み無く働いて、仙台駅の復旧に勤めていました。一安心です。

 これまで、原発事故による放射線量も気になるけれど、被災地の方の状況を考えると、『こんな時に趣味の釣りに興じて良いものか』と、気が乗りませんでした。そんな時間を作り掛けたミノー作りに注ぎ、やっと完成に漕ぎつけました。前作品が良かったので同じモデルにしてみました。飛距離が出て、流芯から飛び出ないよう後方重心にしました。浴槽でのスイムテストはいまいちですが、本流の流れではもっと良いはずです。実戦で調整してみましょう。

 そして、先日思い切って行って来ました、鬼怒川本流へ。水温は9℃。桑島橋から鬼怒川グリーンパークを経て、上平橋まで。地震の影響があるのかなぁ。雑魚以外魚影を見ることは出来ませんでした。シーズンはこれから。この日はウォーミングアップということで、帰りに支流の田川に立ち寄り、ロッドを振りましたが、釣れたのはウグイでした。川面には多くの水生昆虫の羽化が見られます。次はフライでやってみたいと思わせる里川でした。


  
 東日本大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
震災からから一ヶ月経ち、復旧に向け多方面の方々からの支援の輪が広がっています。恐縮ながらオイラも何か出来る事があればやって行きたいと思っています。そして、そういった気持ちを持ち続けたいと思っています。

がんばろー日本