表千家 梅月軒 茶道教室
 
2010/10/15 17:38:00|宇都宮城址まつり
宇都宮城祉まつり2010 開催のお知らせ
宇都宮市では毎年、時代まつり「宇都宮城祉まつり」を開催しております。

我が家も縁があって毎年出席させていただいてます。

まつり会場となります宇都宮城祉公園では屋台などの出店や
大名行列、鉄砲隊による火縄銃演武などのイベントなどが催され、お楽しみいただけます。

(写真は去年の宇都宮城祉まつりの様子)

今年は10/24(日)開催ですのでお時間がございましたら
読者の方々も是非、足を運んでみてください。


「よみがえれ!宇都宮城」市民の会ホームページ
http://www.utsunomiya-jo.jp/index2.htm







2010/10/04 20:54:59|茶事茶会
白石山房 初秋の茶会

やっと秋らしい季節になってまいりました。

先週、足利茶の湯愛好会主催の茶会に親子で行って参りました。
同会の月釜会場となっているのが足利公園内にあります「白石山房」です。
白石山房は幕末の勤皇画家である田崎草雲が晩年に画室兼居宅として建てたものです。

実は私の先々代がこの田崎草雲に南画を習ったという事もあって少しばかり縁のある場所となっております。

(写真中央が茶室)

待合で待つことしばし、来庵の順に茶室に案内されます。一室に十余人が席入りして和菓子をいただき、お点前を見ながらお茶を喫し、最後に茶道具を拝見する形で進行します。

この月釜は、流派や茶人・素人は問いませんので皆様それぞれお茶を喫し、ひとときを過ごします。

少し慌しく感じるかもしれませんが、雰囲気を味わうには最良なお茶会と言えます。また席をもった先生方の「好み」や趣向も堪能できるいい機会ですね。

読者の皆様も是非、参加してみてください。








2010/10/01 20:18:06|教室のご案内
当茶室の案内
今月は当教室の茶室の案内をします。 広さは6畳で、季節によって4畳半の茶室に変えて小間の稽古も出来ます。また、縁側・廊下・くぐり口(にじり口のことで、表千家はくぐり口と言います)の3通りの入室が出来るようになっており、これも季節によって縁側からの茶室入り、くぐり口から・廊下からの茶室入りを稽古しています。 茶室の床の間は一般的に右側に配されます。床の間には、掛け軸と花、場合によって香合(お香を入れる)が置かれます。これが床の間の3点セットです。掛け軸が茶道具の中で1番の格式ある道具となり、お客の待遇によって何を掛けるかが決まります。逆に言えば、何が掛けられているかで自分の待遇が分かる訳です。床の間の前の畳を貴人畳と言って、偉い人が着座します。左側が、お点前をするところで、点前畳と言います。奥にあるのが風炉先屏風、その前に釜と棚を置き、棚の下に水指、上になつめを置きます。これが茶室の風景ですね。詳細は稽古の中で覚えて行くことになります。







2010/09/08 17:29:03|些事ブログ
佐原を歩く

まだまだ残暑が残る9月上旬、千葉県は香取市にあります
佐原を訪れて参りました。

ここ佐原は水郷の町として有名で舟運で栄えた昔の町並みが
今も当時の面影を残しております。
そのかつての佐原の華やぎは「江戸まさり」とまで言われたほどだったらしいです。

そしてこの地区は誰もが聞いたことのあるでしょう、かの著名人が住んでいたことでも知られるのですが・・・誰かは後ほど。

利根川を源流とした小野川に栄えた佐原、奥まった駐車場から
ひらけて飛び込んできた光景は、見覚えのある蔵の街とちぎ!?

舟運の街だけあって栃木市民に馴染みの蔵の街と見まごうばかりの風景がそこにあり、とても共感な想いに浸りました。

街を川沿いに散策。蔵の街よりはこじんまりとした雰囲気ですが
趣きがあり、当時を偲べます。

そして半周りしたあたりにありました、かの著名人のお宅が。
そう、日本で初めて実測で日本地図を作った人物、
伊能忠敬さんの旧宅です。
忠敬先生はここで30年余りを過ごしたようです。屋敷は当時の酒造店舗と倉庫を改装したものらしいです。

中には記帳台がありましたので拝見すると、、栃木県からの来訪者は見当たりませんでしたので、私が代表して記帳して参りました(笑)。みんな佐原を知らないんでしょうね。。。

千葉にも小江戸があります。実に趣きがあっていい時間を過ごすことができました。蔵の街を引き継ぐ栃木市民として皆様にもまた違った商都の風情を味わっていただきたいと思います。







雨の金沢

6月下旬に金沢に行って参りました。


今回の目的は、当家の遠い分家(当家2代正純の弟の家系で
加賀藩前田家の家老職を代々勤めた家柄)。


その当代の方を尋ね、情報交換や交流をして参りました。


ついでに兼ねてより念願でありました、兼六園にも行って参りました。


大雨の中園内は私一人で、正に貸切状態でした。(9:00までは)。


そのあと時雨亭で抹茶を服し、癒しのひと時を味わうことができました。


時雨亭の近くに前田の殿様が利用した茶室がありましたが
外から拝観するのみでした。その茶庭に我が家の茶庭と同じ様に
譲り葉の木があったのが印象に残りました。


次に金沢城に行きましたが、見事に復元された金沢城は見応えがあり
時間の許す限り隅々まで見ることが出来ました。  


現在、復元計画のある宇都宮城もこのように復元されていればと思いました。


皆さんもぜひ、時雨亭で抹茶を服し、立派に復元された金沢城を
見に行かれてはいかがでしょうか。