稽古休みもあって、足利茶の湯愛好会の月釜に 仕事休みの倅を誘い出かけて参りました。
久し振りの白石山房(草雲美術館の敷地内にある茶室)は 新緑で覆われ秋の時とは一遍していた。
今回の担当は裏千家流。
庵の茶室を寄付(招かれた客が待ち合わせたり、身支度を整える部屋)として設えてあったので、逆に普段は寄付である部屋を茶室として使用したため、こちらはクーラー付き。今日の様に蒸し暑い日は誠に快適。
点前道具は四方棚で煤竹の結界、平茶碗を使い 初夏の6月に相応しい道具組といえます。
床のお軸は「和」の一字。社中の先生は震災を思って「和」の書を選んだと話された。時世に合ったお軸だと感服した次第です。
そして、亭主役の若い女性の方は緊張した面持ちで初々しかったですが、主菓子(あじさい)も抹茶も美味しく頂くことができた。
また、最終の時間帯だったため、先生のご配慮で席入りした皆さん2服いただくことができた。
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