表千家 梅月軒 茶道教室
 
2011/11/29 17:03:00|些事ブログ
イケメン俳優が

「〜江〜姫たちの戦国」もとうとう最終回を迎えました。


内容的には、少女マンガの物語を観ているような気分で決して史実に忠実とはいかないものでしたが、正信と正純の父子が描かれていたことは私にとっては、嬉しい限りでした。


ただ、ドラマの中では追従の臣として描かれていたのは、ストーリー上、仕方ない演出でしょう。


草刈正雄さん、中山麻聖さんが2人を演じてくれたおかげで職場の方でも、いろいろと黄色い声援を掛けてもらいました(笑)


そして、大御所家康の理想を追求する忠臣であったが故のイメージも払拭できたのではないか、観ていてそんな気がいたしました。








ご報告に

出羽守二男の累世が眠る、東京都内の菩提寺へ。


先月の横手市で営まれた「墓碑移設落慶式」をこちらの累代御霊前と
住職さんに、ご報告に上がらせていただいた後、供養も兼ねて読経を
あげていただきました。








2011/11/23 18:51:12|梅月便り
オイラの出番で!?
当茶室で、お弟子さんたちの笑いを
誘っていたのは、この日床の間に
住んでいた


「ぶんぶく茶釜」
の狸です。


当教室では「炉」開きに合わせて
この愛嬌ある、ぶんぶく茶釜のお軸を
掛けることとしています。


唐傘差して綱渡り〜とはいきませんが
茶釜の狸に炉の季節を告げてもらうのに
一役かってもらっているのです。


”時の鐘”ならぬ”時の釜”
シャレもきかせて。


出番は一年に一度だけ、一期一会の
掛け軸ですが今年も、こうして炉開きを
迎えることが出来ました。











2011/11/04 18:15:16|些事ブログ
〇〇な犬
この頃は、朝晩も冷え込んで参りましたが日中は
日差しもあり動物にも過ごしやすい陽気のようで
知人宅の犬です。


陽気に誘われ熟睡中。こうしてブロックを
枕代わりに昼寝をするのが好きなようです。


寝顔は犬というよりは人間ですね、これでも女の子なのですが。


ところで皆さんは、このワンちゃんを見てどう思ったでしょうか。「かわいい犬」「恐そうな犬」「白い犬」「嫌いな犬」etc


このように私たちは、目にするものを「○○な××」と表現します。


以前「茶禅一味」といって、茶道と禅の世界は相通ずるものがあると説明いたしましたが、禅の教えでは、本来「かわいい犬」「嫌いな犬」という犬は存在しないと説きます。


これは自分自身が持っている差別の目であって、これを除けば自分も含めてひとつの尊い”いのち”なのだと。


人と接する茶道の精神も同じで、自分の感情を捨て、相手の気持ちに徹する。これを「自分不二」といいますが、禅でいう相手に心を配ることの「心配」はここから由来しています。


「不要なものを捨て、心を豊かにする」そうかもしれません。
とかく万感が入り混じる昨今においては、心得なけてばならない教えなのかもしれません。


ちなみに私は「白熊でも飼っているのか」と飼い主に
ツッコミをいれてしまいましたが、もちろん「白熊のような
犬」というのもいないですから、ご愛嬌を。











2011/10/30 18:57:01|宇都宮城址まつり
宇都宮城祉まつり2011(その2) 

年々参加者が増えているそうで、今年は外国人の方の参加も見受けられ目を楽しませてくれました。戸田侯に扮した会員の方も我々に労われ(いじられ)ご満悦のようでした。


まだまだ会場内の催しは続きますが、皆様とは来年の再会を約束し、会場をあとにすることに。そして最後は、いつもの喫茶ブースへ。


神尾先生お社中で、去年の城祉まつりでもお点前を披露してくれた太成君。今年は私たちのためにと、この一年間稽古をがんばってきてくれたといいます。


表情は真剣そのもの、大変すばらしいお点前でしたよ。
ありがとうの100点満点です。


太成君、また来年もおいしいお抹茶を楽しみにしています。