ご無沙汰しておりました。
3月、4月と仕事が多忙を極めたもので、パソコンに向う時間もないほどでしたが、この頃になりやっと落ち着きはじめたところです。
そんな久方ぶりのブログですが、お茶の話ではなく行事の話になります。
お付き合いのほどを。
復元され、この4月に公開となった駿府城坤(ひつじさる)櫓
その坤櫓の堀を跨いで、この湾曲した道路の右側の一帯
現在は建造物群が密集していますが、ここがかつての本多正純屋敷の跡地と云われる場所。ここ駿府城址で、ちょっとした面白いイベント「平成の徳川家臣団大会」に参会するため、こうして先祖ゆかりの駿府城へと高速バスを乗り継いで訪れたのです。
駿府政権時代の元和年間には正純が住し、嫡孫の正好(これは我家の4代当主でありますが)その異母弟である正之も駿府定番として常駐し、在職中に亡くなった場所でもありましたので、一度訪れてはみたい場所でもありました。
昼交流の部、関係者や歴史ファンで賑わう城内
何と柳営会の席で小和田哲男先生にお目にかかりました
昼食中にも関わらず閑談させていただきまして、その後の先生の講演で正信と正純の話を
していただいた際に一言、参会していることを添えていただくという、サプライズ。
ありがとうございました。
午後から場所を市民会館に移して本大会に参会
徳川宗家恒孝氏から150年ぶりに馳せ参じた旧家臣団へ挨拶
尚古という言葉があるように
古い時代を手本と考え、昔の文物・制度などを尊ぶことを言う。こんな複雑な世の中だからこそ、長期政権を実現させた先人たちの制度や組織、日本人の在り方(イデオロギー)を再検証して学んでみようじゃないの、という意味で旧シンボル(幕臣)の再結集だったと感懐。節目ともいうべき催しでした。
未公開シーン
いつもの同行カメラマン(笑)