表千家 梅月軒 茶道教室
 
2013/12/31 18:38:00|梅月便り
良いお年を
大晦日、元旦に行う茶事や新年の飾りつけに奔走してます。




今年は、ケーブルテレビ「cc9」のオン・エアーに始まり
新年早々、話題性に富んだ年でした。

また、この一年、当ブログをご覧下さりありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

どうぞ、良いお年をお迎え下さい。







2013/12/29 20:23:03|些事ブログ
利休にたずねよ


なんと、お弟子のなかには2回も観たというつわものも。

私も27日に仕事納めとなり、遅ればせながらやっと
たずねて参りました。

市川海老蔵の演技力は抜群で魅了されました。
兼ねて話題に上がっていた楽家より特別拝借の黒楽茶碗も
劇中に登場、しっかり確認することが出来ました。

この映画を好機に、茶道人口が増えることを期待したい
ところです。







2013/12/29 13:00:55|些事ブログ
食べれる家紋
千葉県へ嫁がれた、倅の元同僚の方から
送っていただきました。

大多喜銘菓「十万石最中」


見事な立ち葵をあしらった最中です。
これがまた、中の餡がぎっしり詰まっていて
皮を膨張させるほどのボリューム!

足利の古印最中よりも甘さが抑えられていて
私好みでした。



最中は本来、茶道の稽古には使えないので、お弟子に
お裾分けすることにしましょう。







2013/12/25 20:27:56|些事ブログ
河井のささら舞
6月にお伺いした、茂木町の河井獅子舞保存会様から
「河井のささら」DVDを頂きました。



佐竹義宣公重臣で、茂木城代を務めていた須田美濃守盛秀が
茂木百騎の武芸の鍛錬にと取り入れたのが「河井のささら舞」
であることは、以前の記事で書いたとおり。

須田盛秀は、佐竹公転封に伴いまして、角館城代を経て
横手城代となり、元和9年に佐竹家お預けの身となった正純父子の
世話役となるのです。

城代として須田盛秀が横手に赴いた際に、この舞も彼の地に伝わり
横手市伝統芸能「金沢ささら舞」のルーツになったわけです。

当社中の今年の稽古も終わり、やっと鑑賞。なるほど、
演武を彷彿とさせる動きと雄大で雅な舞、盛秀が採用したのも
うなずけました。

この度は、貴重な資料をありがとうございました。







2013/12/05 19:54:02|些事ブログ
利休にたずねる前に
今月7日から公開される映画「利休にたずねよ」
最近の茶会では、話題のひとつとなっている。

その公開に合わせて、89年に製作された映画「利休」を
小山シネマハーヴェストで特別上映。招待券を頂いていたので
妻を連れて、久々の映画鑑賞です。

89年製作「利休」


三国連太郎扮する利休に、山崎努扮する秀吉が
詰め寄るシーンなどは、見ていて冷や冷やもの。
あの強面で(いや失礼)迫られたらそりゃ恐い!
当の利休は平然としておられましたが。。。

利休の考えや発言に秀吉の反応は?秀吉の考えや発言に
利休はどう返すのか?互いを認めつつも反発する2人の
ハラハラさせられる一問一答のやり取りが、利休の物語の
根幹を成しているわけです。

茶道を嗜む者として、承服しがたいところや物足りなさも
感じましたが「利休にたずねよ」を改めて観る際に、より
楽しむための露払い的作品でした。ただ、私の中での
三国連太郎は、やはり正信翁のイメージなんですよね(笑)

そして次はこちら


話によると佐野や宇都宮の映画館の方がスクリーンがワイドだとか。
では今作をそちらで鑑賞と密かに思っております。