表千家 梅月軒 茶道教室
 
2013/11/14 20:07:00|茶事茶会
一気に満喫
壬生町文化祭茶会にお弟子を連れ、出かけて参りました。

席持ちは、四席中三席が裏さんです。

第一席は、唯一の和室であった大日本茶道学会




柄杓を畳に落とすというお手前が特徴的な流派です。

第二席目からは裏さん。

立礼式でのお点前


こちらは、独協で看護師さんらに茶道を教授する先生です




違いを見比べてもらうため失礼して、お手前風景やお道具を
アップさせていただきました。

同じ流派でも、各お社中によって嗜好が様々であることが、
お分かりいただけますでしょうかね。

茶会終了後は、会場が壬生城址公園ホールだったこともあり
隣接する壬生町歴史民俗資料館を拝観。

現在開催中の「大名 鳥居忠英と学者 伊藤仁斎」展


藩校「学習館」が開学して、今年が300年の節目だそうです。

余談ですが、鳥居家の現当主は明さんというお名前だったと
記憶していたのですが、こちらでは忠明さんとなっていました。
おそらく、公の場所では鳥居家の通し字「忠」を宛がうので
しょう。彦根井伊家の現当主、岳夫氏も婿養子であるため、
公の場では井伊家の通し字「直」を宛がってらっしゃいます。

今日ラストは、栃木市内の満福寺へ。

峯岸勢晃氏のギャラリーが本日までということで
急行してみました。

峯岸氏に直接、作品の説明をしていただいております


青磁が美しく、どれも品のある茶器ばかり。お忙しい
最中、ありがとうございました。

なんだか夏から急に冬が来た感じで、どこが晩秋だった?
なんてゲンナリしていましたが、文化芸術の秋を、一日で
満喫してやりましたよ!私なりの倍返しです(笑)







2013/11/06 20:02:11|些事ブログ
扮装したお二人
頂き物のフォトですが

髷姿にまったく違和感を感じない小江戸とちぎ会のお二人


先日、催された歌麿道中でのワンシーンとのこと。
髷(カツラ)は、歌舞伎などでも使用する本格的なもので
頭の型を取り、一から製作したそうです。

まるでタイムトラベラーのようです(笑)


このような旦那衆も、華やかな歌麿の世界観ですね。







2013/10/21 19:29:02|宇都宮城址まつり
宇都宮城祉まつり2013
本日10月20日は「宇都宮城址まつり2013」に出席して
参りました。

しかし、生憎の土砂降り。10年以上まつりには出席していますが
雨日と重なるのは初めてではないでしょうか。

この10月20日という日は、正純侯が宇都宮に赴任した日でもあり
城址まつりと重なるという記念的な日でもありましたのに。

1年ぶりによみがえれ宇都宮城市民の会様、宇都宮英則氏と戸田忠秀氏に再会。
今回は戸田忠邦氏と私の倅は欠席でしたが、交流と親睦を深めて参りました。

予定通り日光からの社参行列が会場に到着


しかし、この雨で行列の人数は通例の1/3。
悪路の中を歩いてきた足元は、泥と雨水でビショ濡れです。
我々は「ご苦労様、頑張りましたね」と声を掛けて、その
旅路を労いました。

その他にも、雨の影響で飲食ブースも縮小、毎回楽しみに
している野点のブースも午前中で店じまいとなっていました。

来年は、日光との絡みにも期待しつつ、天候に恵まれることを
切に願います。








2013/10/06 19:42:27|些事ブログ
晩秋のひと時
教室では10月限定で、中置の点前を教えております。

中置とは、炉を中央に置きまして、少しでもお客人に
暖をとっていただこうという嗜好です。

左側に置くところの釜を真ん中へ


季節が秋から冬へ移り行く理と同じく、釜も風炉から炉に
かわるクッションですね。

そして先週の土曜日は、お弟子のシャンソンコンサートに、妻を
伴い出かけてきました。会場は市内の「Always・カマヤ」。
行かれた方もいらっしゃるでしょうか。私、シャンソンを聴くの
は初めてのことで、内心心待ちにしておりました。



枯葉に赤とんぼ、懐かしい日本の歌を堪能なフランス語で〜。

シャンソンの調べに、優雅でゆったりした午後のひと時を過ごす
ことが適いました。

すばらしいコンサートでした。







2013/09/11 20:00:57|茶事茶会
シーズン・茶の湯
この日撮影した入道雲


暦の上では9月となり、茶道シーズン到来となりました。
各月釜や茶事も、催されてきます。

そんなわけで早速ですが本日は、足利の月釜へ


おなじみの白石山房。

ちょっと雲行きが怪しく遠くで雷も


本日の席持ちは同門(表千家)さん。

待合には、秋らしい嗜好


しかし、9月とはいえまだまだ残暑の折。
茶室は蒸すような暑さで、滝のような汗には
参りました。夏場に茶事がそぐわないのも頷ける。

同門さんとの話も和ませていただきました


茶室を出た辺りからポツリポツリ、車に乗り込んだ途端に
激しい豪雨に見舞われました。まさに間一髪!!

やはりあの雲が暗示した通り。帰路はこの雨雲と共に
栃木に戻りました。