壬生町文化祭茶会にお弟子を連れ、出かけて参りました。
席持ちは、四席中三席が裏さんです。
第一席は、唯一の和室であった大日本茶道学会
柄杓を畳に落とすというお手前が特徴的な流派です。
第二席目からは裏さん。
立礼式でのお点前
こちらは、独協で看護師さんらに茶道を教授する先生です
違いを見比べてもらうため失礼して、お手前風景やお道具を
アップさせていただきました。
同じ流派でも、各お社中によって嗜好が様々であることが、
お分かりいただけますでしょうかね。
茶会終了後は、会場が壬生城址公園ホールだったこともあり
隣接する壬生町歴史民俗資料館を拝観。
現在開催中の「大名 鳥居忠英と学者 伊藤仁斎」展
藩校「学習館」が開学して、今年が300年の節目だそうです。
余談ですが、鳥居家の現当主は明さんというお名前だったと
記憶していたのですが、こちらでは忠明さんとなっていました。
おそらく、公の場所では鳥居家の通し字「忠」を宛がうので
しょう。彦根井伊家の現当主、岳夫氏も婿養子であるため、
公の場では井伊家の通し字「直」を宛がってらっしゃいます。
今日ラストは、栃木市内の満福寺へ。
峯岸勢晃氏のギャラリーが本日までということで
急行してみました。
峯岸氏に直接、作品の説明をしていただいております
青磁が美しく、どれも品のある茶器ばかり。お忙しい
最中、ありがとうございました。
なんだか夏から急に冬が来た感じで、どこが晩秋だった?
なんてゲンナリしていましたが、文化芸術の秋を、一日で
満喫してやりましたよ!私なりの倍返しです(笑)