都市伝説図書館

【都市伝説とは?】 「『もしかしたら本当に起こったのかもしれない』、奇怪で、おっかない、危険を含んだ、やっかいなできごとについて知りたい、理解したいという私達の欲求を満たすもの」(ブルンヴァン)である。 しかし、都市伝説は必ずしもこうした「アングラな」スキャンダルのみを扱うものではなく、 ある種のナンセンスな面白さ を含む、ジョーク的で興味本意なスキャンダルをも取り扱う。
 
2008/09/08 21:43:25|都市伝説
女殺しのトンネル【都市伝説】
あれは私が18歳の頃地元でも有名な心霊スポットへ行った時のことでした
当時私は同じ学年の男子と付き合っており、その他のカップル達とグループ交際をしていました

3組のカップル、計6人で山の中にある古いトンネルに向かいました
トンネルの前にあるスペースに車を止め、静かに中へ

中は驚くほど静かでした、私はあまりにも恐かったので彼の腕にしがみ付き眼を閉じていました
私たちの前では他のカップル(仮にAとBとします)
A「やだ〜B、恐いよー」
B「大丈夫だって、いざって時は俺が守ってやるから・・・」
A「B・・・私Bがいれば恐くない!」
などとバカップル振りを発揮し、ずっとイチャイチャしていました
A「んーBがキスしてくれれば恐くなくなるかも・・・」
B「えーしょうがねーなー・・・」Bがキスしようとしたその時
「オエエェェェ!!」誰かが吐くような声が聞こえて来ました
みんながシン・・・としていると今度は明らかに私たちの後ろから
「ッチ!」と舌打ちする音が聞こえてきたのです。
私たちはすっかりパニックになってしまい急いで車に飛び乗り家に帰りました

その後霊感の強い知り合いに話を聞くと
「あそこは危ない、特に女性を連れてるとその人は大体不幸な目にあうから『女殺しトンネル』って呼ばれてるんだ」
と教えてくれました。

幸い私たちは全員男だったので事無きを得ましたが、もし私が女性だったら・・・と今でも鳥肌が立ちます。







2008/09/05 23:26:41|都市伝説
緑のクレヨン【都市伝説】
ある会社員Aが引越しをし、手伝いをした友人たちと引越し祝いをしていた・・・

B「しかし良いとこ見つけたな。都心に近い一戸建てで5万はありえんぞ?」

A「ほんとラッキーだったよw」

C「というより安すぎだろ!?何かでるんじゃねーのか」

A「なんだそれ幽霊か〜?ん〜俺、別に信じてないから良いよ」

引越し祝いの酒盛りは深夜まで盛り上がり、友人たちは帰っていった。


そして一ヶ月後、久しぶりに友人たちが引っ越し先にやってきた。

B「こんちはー♪・・・って、おまえマジどうした!?」

A「いや、何が?別になにも変わらんけど・・・?まぁ上がれや」

C「変わらんって・・・病気じゃないのか?」

友人たちはAの変貌振りに驚いた。

Aはわずか一ヶ月の間にガリガリに痩せ、目だけがギラギラと輝いてた・・・

友人たちは、とりあえず家に上がり2階で酒盛りを始めた・・・

C「・・・マジ体調悪くない?」

A「いや、別に。前より良いくらいだけどな」

C「この一ヶ月さ、ほんとに何もなかったのか?」

A「なんだよ、びびらせよーっても俺、そういうの怖くないから」

C「まぁ、何もないなら良いんだけどさ」

A「変わったことか・・・そういえば、緑のクレヨンが落ちてたよ」

Bはテーブルの上に紙を置いて、家の絵を描きながら二人に説明を始めた・・・

B「この家の外観がこうだろ?んで・・・一階の間取りがこう・・・。んで二階がこうだ」

A「へぇ、おまえ意外な才能発揮だな!で、何が変なの?」

B「・・・二階の部屋が一つ足りないんだ・・・4畳半くらいの部屋が・・・」

A「部屋!?」

そして廻りを見回してたBが気が付いた・・・

B「・・・あのタンスお前のか?」

A「あぁ、そのタンスか?いや据え置きだよ」

B「・・・上に隙間がある・・・ほら、うしろにドアがあるぞ」

A「おいおい、マジかよ・・・」

三人でタンスを動かすと、そこには山のような釘でびっちりと打たれたドアがあった・・・

B「・・・開けてみるか?」

A「・・・あぁ・・・釘抜きとペンチとってくる・・・」

小一時間かかって全部の釘を抜いた三人は、おそるおそるドアを開けた・・・

その部屋は、窓という窓が板で埋められていた。そして全ての壁一面に緑のクレヨンで・・・

おとうさんここからだしておとうさんここからだしておとうさんここからだしておとうさんここからだして
おとうさんここからだしておとうさんここからだしておとうさんここからだしておとうさんここからだして
おとうさんここからだしておとうさんここからだしておとうさんここからだしておとうさんここからだして
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2008/09/04 21:45:42|都市伝説
沼の畔【都市伝説】
おれと竹田はちょっとした沼のほとりにいた。あたりはやけに静かだ。

友人とふたりで峠道をドライブ中に道に迷い、いつの間にかこんなところに来てしまったのだ。

さざめく沼の水面を見ながら、おれはタバコに火をつけた。深く吸い込み煙を吐き出す。

ふと隣りの竹田に目をやると、青ざめた表情でおれの指先のタバコを食い入るように見つめている。

「どした?」おれは竹田に声をかけた。

「……なあ、そのタバコ」

「ん?」

「味がしないだろ」竹田は切羽詰まった声で言う。

「なんだって?」

「するわけないよな。そもそも、タバコなんか吸ったことないおまえに、味がイメージできるわけないよな」

竹田が何を言いたいのかさっぱり見えてこない。……そう言えば、このタバコはいつ買ったんだっけ。

思い出そうとしてみるが、なぜだか頭がうまく働かない。

「なあ、そろそろ戻ろうぜ」おれは急に不安になり促した。少し寒気がする。

「タバコどうした?」それには答えず、責めるような強い口調で竹田が聞く。

「何が?」

「さっきまで吸ってたタバコだよ。指先にはさんでただろ。どこに消えたんだよ」

「さあ、どっかそのへんに投げ捨てたんだろ。何をそんなに怒ってるんだよ、竹田」

「おれは認めないぞ……こんなの。いいか、いまでもおれは完全否定派だからな」

「だから、何の話だよ」

「あそこを見ろよ。そして、何も見えないと言ってくれ。お願いだから」竹田は沼の真ん中あたりを指差した。

おれは目をこらした。大破した車のフロント部分が突き出しているのが見えた。







2008/09/02 21:13:51|都市伝説
都市伝説「うしろの女」【動画】







2008/09/01 16:27:51|都市伝説
都市伝説「カーナビ」【動画】