薄曇りで歩きやすい日です。二杉橋から遡りました。 水は澱んでほとんど流れていません。工事車両は1台程度ですが、土砂の量は川の4分の3くらいを占めています。ウグイスの声だけが元気です。五小を過ぎたあたりでダイサギ1羽水の中を歩いていました。 かなり上空をアオサギが4羽、北の方へ飛んでいきました。この辺では1羽でいることが多いので、もしかして他の鳥か、とも思いますが、大きさ、遠くから見た色調からはアオサギと思われます。 睦橋近くで、ホオジロが囀っていました。 岸辺の家の屋敷林でコゲラの声がしました。ここはかなり大きな木が揃っていて、冬にはシメや、ヒヨドリの大群がいるので、時間をかければ、かなりの種類の鳥が見られるのかもしれませんが、民家なのでそうもできません。 上空をゴイサギ1羽飛びました。例年、通過する姿だけが見られます。 川岸の畑2か所で、砂浴びをするスズメが見られました。今日は気温は低めですが、陽だまりの砂は熱くは無いのでしょうか。 錦着山裏では、いつもどおりヒバリが囀っていました。1羽が囀りながら旋回して飛ぶのが見えました。 ツバメも曇りがちなせいか低いところを2羽、3羽と飛んでいて、22羽確認できました。 姿は見えないのですがキジの声が時々聞こえます。赤津川沿い、大岩橋、公園などで8例も観察できました。 合流点でカイツブリ1羽、今年は浮巣を見損なったかもしれません。 赤津川岸、栃木陶器瓦の手前の橋とその手前の橋との間で、モンシロチョウが50羽ほど舞っていました。一羽ずつだと美しいのですが、数が多いと少し不気味です。どこかでいっせいに羽化したのでしょうか。もしかして岸辺の菜の花が食草? 洪水は生態系も変えるのかもしれません。 大岩橋の右岸の藪で、コジュケイの大きな声が聞こえました。至近距離のだったのですが見えません。探していると、いつものチョットコイという声の間に、キーという声と、コッコッコというニワトリ風の小さな声も聞こえ、名前の中の〈鶏〉という字を実感できました。近くにいることは間違い無く、人の気配を感じても逃げるようすも無いので、なんとか見たかったのですが諦めて移動しました。対岸から見えるかなと淡い希望を持って行ってみました。声ははっきり聞こえたのですが、藪の中で見えるはずはありません。 公園の中の歩道工事は八割がた済んだようで、土砂が減り澄んだ水が現れていましたが、鳥はいませんでした。 ワンド跡では、倒れたままでヤナギは芽を吹いていて、ヨシも幾分育っているようです。ここも菜の花の枯れたもの、イヌムギ、ツルヨシなどが混じっていて、大きなヨシ原にはなっていません。ヨシの育成はできないのでしょうか。公園としての見た目の美しさや浄化機能もあるのでは、と思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか。 牧場状態だったイヌムギはついに刈りとられ、汚い芝生となりました。ここも何かきれいな草原性の草を育てられないのでしょうか。 永野川東岸を下って、二杉橋手前の大木が10本程残された所で、大木の下の方の枝に、モズの幼鳥が留っていました。まだ羽毛が生え換わったばかりのようで、肩に羽毛がいくらか残って風に揺れていて、何か儚なげです。そして♂なのに過眼線が頼りなく見えるような可愛さを残していました。飛ぶ気配も、しっぽを回す気配もなく、本当に不安げに周囲をみているようでした。感情を移入するのは行けないのですが、モズの一つの時期を見た気がしました。これから少しずつたくましくなっていくのでしょう。 本当に鳥は少ない日でしたが、コジュケイの声をゆっくり聞き、モズの幼鳥をゆっくり見られて面白い鳥見でした。 鳥リスト キジ、コジュケイ、カルガモ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギ、コゲラ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ヒバリ、ツバメ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ |