宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2024年9月中旬
14日  5:30〜7:30 晴25℃
 
 晴れて朝でも暑さを感じる日です。
 上人橋から赤津川へ向かいます。
 保育園の大きめの木にエナガが群れていて5羽。今日は混群ではありません。
 川の水かさは増していましたが、濁ってはいませんでした。
 合流点ではセグロセキレイが中州のあちこちで見え、1羽、2羽、1  
 羽、2羽、アオサギ1羽、チュウサギも1羽。
 赤津川に入ると電線にムクドリ29羽ならんで留まっていて、一斉に田に降りて行きました。
 キジバト1羽が畔道をよたよた歩き、自転車が近づいてやっと飛び立ちました。
 川岸にアオサギが1羽、羽の様子からしてかなりの幼鳥です。
 モズは普通に鳴いています。
 滝沢ハムの林でヒヨドリの声で、7羽確認しました。幼鳥も1羽確認しましたがもっといたかもしれません。
 ハシブトカラスが、5羽、5羽と争っている感じでした。
 大岩橋の大皆川側の道で、ガビチョウの声がして、草むらと道を茶色の鳥が出入りしていました。よく見るとガビチョウで少し小型ですが白い過眼線が確認できました。幼鳥のようです。5羽も出てきました。繁殖力の強さを思い知りました。
 大砂橋河川敷でセグロセキレイ1羽、ここも満水状態で中州が無く、岸や石の上を伝っている感じでした。
 残っている草むらの中でホオジロの声がしました。
 
 公園の大木でハシボソカラス5羽、増えているのかもしれません。
 公園の川で、遊歩道沿いに小さな水たまりができていました。あるいは草がなぎ倒されて見えてきたものかもしれません。カイツブリの若鳥が1羽、すぐ潜ってしまったのですが、近くにはカルガモ1羽いて、水中には魚の影も見えていました。
 ここは2019年の増水で川の流れが全く変わってしまい、遊歩道からはあまり川は見えませんでした。ときに姿を変える川を素早く利用する生き物がいるのだと思いました。
 公園には鳥影もなく、池にも東にカルガモ2羽のみでした。

 上人橋から二杉橋に向かって永野川を下ります。
 セグロセキレイが1羽、1羽、と飛びます。
 岸辺にダイサギが1羽、コサギが1羽、少し下にも同じようにダイサギ1羽、近くにコサギが1羽。この2種類、一緒のことが多いです。離れてアオサギも1羽、サギ類にたくさん会えました。
 
 センニンソウやクズが咲き始めて強い香りを放ちます。
 クズを公園に植栽した宮沢賢治を思います。花も香りも美しく丈夫です。
 
カイツブリ:公園の川の水たまり?に幼鳥1羽。
キジバト: 赤津川、畔をよちよち歩く1羽。
カルガモ:合流点1羽、公園1羽、滝沢ハム池1羽、公園池に2羽、
 計5羽。
ダイサギ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、計2羽。
チュウサギ: 合流点1羽。
コサギ:二杉橋〜上人橋に1羽、1羽、計2羽。
アオサギ:合流点1羽、赤津川1羽、滝沢ハム池1羽、 
 二杉橋付近1羽、計4羽。
モズ: 合流点1羽、滝沢ハム1羽、公園池で1羽高鳴き、計3羽。
スズメ: 合流点1羽、2羽、16羽、計19羽。
ムクドリ: 赤津川電線に29羽。
ハシボソカラス:合流点1羽、公園5羽、計6羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム付近5羽、5羽、計10羽。
ツバメ:赤津川1羽。
ヒヨドリ: 滝沢ハム林7羽。
セグロセキレイ:合流点1羽、2羽、2羽、1羽、公園1羽、
 滝沢ハム付近2羽、永野川上人橋〜二杉橋1羽、1羽、計11羽。
エナガ: 上人橋保育園樹木で7羽。
ホオジロ:大砂橋河川敷1羽。
ガビチョウ:合流点1羽、公園1羽、滝沢ハム林1羽、
 大岩橋付近1羽、5羽(幼鳥)計9羽。

 







永野川2024年9月上旬
 6日 
5:30〜7:30 晴22℃
 
 二杉橋から入ります。
 水量はさほど多くはなく、濁ってはいませんでした。でも、東岸のみですが、遊歩道の上に、濁流の跡の泥が厚くこびりつきひび割れしていました。こちらの岸が低いということを実証したようです。この状態は睦橋の手前まででしたが、この状態を当局は把握しているのでしょうか。
 二杉橋から上人橋までは、キジバト上空を1羽、ダイサギが川岸の水の中に、1羽、1羽、アオサギ1羽、中州にハシボソカラスが2羽、セグロセキレイ1羽、1羽と常連が集まり、モズが鳴いていました。
 久しぶりにツバメが4羽、上り下りしていました。
 公園の池ではカルガモ3羽とセグロセキレイ1羽のみ、今はあまり鳥の気配がありません。
 公園の桜並木を歩いていると、サクラの大木で、小さな鳥がたくさん動いていました。まだ葉が多いのと光線の関係ではっきりしませんが、エナガ15羽、シジュウカラ5羽確認、コゲラが2羽鳴きながら幹を上り下りしていました。
 公園のワンド跡でモズが高鳴きを初めていました。
 公園の川は濁流が背の高い草をなぎ倒していったようです。それでも中州や岸辺が見えないところが多く鳥の姿はカルガモ2羽のみでした。
 大岩橋の河川敷林で、ウグイスの地鳴きの声が聞こえました。また来季もウグイスが囀ってくれることを祈ります。
 河川敷林や山林でモズの声が3か所、まだ高鳴きではなかったようです。
 大砂橋中州でアオサギ1羽、セグロセキレイ2羽、中洲は回復していますが、鳥はあまり戻っていません。
 今日はガビチョウが聞こえないと思っていたのですが、帰り道、大岩橋河川敷林から大きな声が1羽分聞こえてきました。
 滝沢ハム付近で、野良猫に誰かが与えた猫餌の缶を、ハシブトカラスがつついていて、猫が2匹遠巻きにしていました。餌をやる人は、カラスが猫を襲うこと考えているでしょうか。
 滝沢ハムの池にダイサギが2羽来ていました。
 合流点の橋から眺めていたら、イソシギが1羽鳴きながら下っていきました。
 赤津川では、まだセッカが2か所で鳴いていました。
 瓦店の駐車場付近でハクセキレイが1羽。駐車場の鳥という話が浮かびます。
 合流点に来るとカルガモが4羽、2羽、3羽と中洲の間を縫って泳いでいました。
 中州に、セグロセキレイ1羽、コチドリ2羽で移動していました。遠くてアイリングは確認できませんが、顔の感じ、大きさ、動き方からコチドリかと思います。
 少し下にチュウサギが2羽、上人橋近く流入口にダイサギ1羽、コサギ1羽、今日はここが一番よい探鳥地でした。
 個々の中州と錦着山をまとめて見に来たいと思いつつ時が過ぎてしまいました。残り少ない今年ですが、実現したいと思います。
 
 
キジバト: 二杉橋付近1羽、大岩橋付近1羽、赤津川1羽、計3羽。
カルガモ:合流点3羽、4羽、2羽、3羽、公園2羽、赤津川2羽、計16羽。
ダイサギ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、合流点1羽、1羽、滝沢ハム池1羽、1羽、計6羽。
チュウサギ: 合流点2羽。
アオサギ:二杉橋付近1羽、大砂橋中州計2羽。
コチドリ: 合流点2羽。
イソシギ: 合流点1羽。
モズ: 二杉橋〜上人橋1羽、公園ワンド跡1羽高鳴き、
 大岩橋付近1羽、1羽、1羽、赤津川1羽高鳴き、計6羽。
コゲラ: 公園サクラ並木に2羽。
ハシボソカラス:二杉橋〜上人橋1羽、2羽、公園3羽、計6羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム付近1羽。
ツバメ:永野川上人橋〜二杉橋4羽。
ウグイス: 大岩橋河川敷林1羽。
セッカ: 赤津川水田1羽。
セグロセキレイ:永野川上人橋〜二杉橋1羽、1羽、合流点1羽、池1羽、公園1羽、大砂橋付近1羽、1羽、計7羽。
ハクセキレイ: 赤津川瓦店駐車場で1羽。
シジュウカラ: 公園桜並木で2羽、混群中。
メジロ: 高橋付近民家で1羽。
エナガ: 公園サクラ並木で15羽、シジュウカラ、コゲラと混軍。
ガビチョウ:大岩橋河川敷林1羽、滝沢ハム付近1羽、計2羽。

 
 







永野川2024年8月下旬
26日 
5:30〜7:30 曇 24℃
 
 曇っていて天気予報も悪いかったのですが、その後の予定もたたなかったので出かけました。。
 上人橋から赤津川に行くつもりで合流点に向かいます。。
 上人橋上の中州は、少し水量が多くペットボトルなど流れていましたが、澄んでいたので安心していました。
 セグロセキレイやハシボソカラスが舞い、流れではカワウが2羽、カワセミも1羽、カルガモ1羽、泳いでいました。
 中州の一部分、草が刈ってあり、大きめの茶色の鳥が3羽見えました。久しぶりで見るキジの若鳥でした。少し顔の色が変わり始めている1羽は雄です。
 そこまで到着から5分ほどでしたが、ふと永野川を見ると公園内の飛び石の所で、川の水が増えて波が盛り上がっているのが見えました。今までとは全く違う濁流でどんどん増えてきました。
 不安でしたが、赤津川に入ると、赤津川では水は濁っていましたが、それほど増えていませんでした。セッカがずっと下降声で鳴いていて、スズメが6羽草むらに舞っていました。
 滝沢ハム池にはアオサギの若鳥が何か水に溺れた後のような形で留まっていました。
 永野川に戻って大岩橋を越えると、河川敷は埋もれていませんが、水が道路に少しあふれていました。
 河川敷の方から、ホオジロの声が3か所で聞こえた。林でモズの声がしていました。
 大砂橋付近の中州はすべて水に埋まっていましたが、ダイサギが1羽、1羽、上空を舞ったり岸に留まったりしていました。
 取水口の上で小さ目のホオジロの若鳥が1羽、不器用に囀っていました。
 公園内の川も、濁流が早く、遊歩道ぎりぎりまで増えていました。アオサギが1羽岸に何とか場所を見つけたように留まっていました。
 川岸をハクセキレイが1羽、濁流の向こうでオオヨシキリの声が聞こえて、ひとまずほっとしました。
 ハシブトカラスガ公園の広場を横ぎっていきました。
 永野川は下の遊歩道すれすれくらいまで濁流が増えて速い流れになっていました。
 ツバメが1羽、2羽、遡ったり下ったりしていました。
 岸近くにチュウサギが2羽、これは嘴の確認できました。
 セグロセキレイが2羽、2羽、3羽と遊歩道を行ったり来たり、カワウがなぜか元気で2羽、1羽、1羽と泳いでいました。
 
 家に帰って、未明に永野川上流の鹿沼市で線状降水帯が通って被害が大きかったことを知りました。
 増水はそのためでした。そんなに長い雨ではなく、かなり遠く離れているのにこれだけ早く増水があること、気に留めておかねばなりません。
 
 広い範囲で伸びていた雑草を刈り取ってくれて、綺麗になりましたが明らかに除草剤を撒いてあるようで、茶色く枯れています。これは空き地に対する方法だと思います。ここは公園の広場で、加えて自然の豊かな場所でもあります。この広範囲の枯れ草を見るために、公園の広場を作っているのでしょうか。今後どう変化するかが気になります。
 キツネノカミソリは雑草と一緒に刈り取られてしまいました。今年の花に会えたのは幸せといわねばなりません。根を残していてくれればいいのですが。
 何とか雨も降らず、その後天気は回復しましたが、増水して堰を越えてくる濁流や、茶色くなった公園を思い出すと気分が重くなります。若いキジ3羽、元気で育て!
 
キジ: 合流点中州の若鳥3羽。
カワウ: 合流点2羽、公園1羽、永野川二杉橋付近2羽、1羽、1羽、 
 計7羽。
キジバト: 合流点2羽。
カルガモ:合流点1羽、西池2羽、永野川1羽、計4羽。
ダイサギ:大砂橋付近岸辺に1羽、1羽、永野川上人橋下1羽、1羽、 
 計4羽。
チュウサギ: 永野川睦橋付近2羽。
アオサギ:滝沢ハム池1羽、公園1羽、公園に西池1羽、計3羽。
モズ: 大岩橋河川敷林で1羽、永野川上人橋付近で1羽、計2羽。
カワセミ: 合流点1羽。
スズメ: 赤津川6羽。
ハシボソカラス:合流点2羽、滝沢ハム付近4羽、計6羽。
ハシブトカラス:公園2羽、永野川2羽、計4羽。
ツバメ:永野川上人橋〜二杉橋1羽、2羽、計3羽。。
セッカ: 赤津川水田1羽。
オオヨシキリ: 永野川公園内の川岸ヨシの中に2羽。
セグロセキレイ:合流点1羽、大砂橋付近1羽、公園3羽、永野川上人橋〜二杉橋2羽、2羽、3羽、計12羽。
ハクセキレイ: 公園樹木で1羽。
シジュウカラ: 公園樹木2羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷で2羽、1羽、大砂橋付近1羽、計4羽。
ガビチョウ:合流点1羽、大岩橋河川敷林1羽、公園2羽、計4羽。

 







永野川2024年8月中旬
18日 5:30〜7:30 曇 24℃
 
 朝になっての突然の雨やその他で遅れて、今旬は今日になってしまいました。曇り空で心配ですが、雨具を積んで出かけました。
 二杉橋から入ると、いくらか水は増えていましたが澄んでいました。
 カルガモ2羽、泳いでいて、ツバメ1羽、キジバト1羽川を横切って飛びました。何時もの情景でしたが、少し上ったところで、カワセミが飛び出だして西の護岸に留まりました。まずはご褒美、護岸がされてからこの辺ではカワセミには会えませんでした。
 ダイサギが1羽、鳴きながら下っていきました。少し上の川の中でも1羽。嘴も確認しました。その間にアオサギの若鳥が川岸につぶれた感じで止まっていました。ひょっとして、溺れたのでしょうか。
 岸の草むらにハシブトカラス1羽、セグロセキレイ2羽、ハクセキレイも1羽、いつもの情景が決まりました。
 公園の東池には全く何もいせん。西池にカルガモ2羽のみ。何かこの頃ここは鳥に不人気になってしまいました。
 公園の川沿いの樹木にハシボソカラス3羽飛びまわっていました。
ガビチョウばかり3か所で鳴いています。
 川の中ほどの対岸のヨシの中でオオヨシキリの普通のさえずりが少し弱い声で聞こえました。このところいつも鳴いています。ここに生息しているのは確かかもしれません。
 公園のエノキの大木でシジュウカラ2羽、ヒヨドリも3羽見えました。
 公園の草むらでウグイス1羽、鳴いている場所も少なくなりましたし、声も弱々しくなりました。
 大岩橋の手前の公園の桜の木で、大きな声がして、珍しくオナガ7羽が群れていました。
 大岩橋河川敷林で、確かにエナガの声が聞こえたのですが確認できませんでした。
 河川敷ではホオジロが2か所で囀っていました。
 滝沢ハム近くのサクラの木で、ガビチョウの声が大きくなり、見ると枝を3羽が鳴きながら移動していました。あまり美しくなく外来種ということもあって期待していないのですが、このじき時季には姿を見せます。
 赤津川に入ると、電線でモズが1羽、普通に鳴いていました。声を聞くのは今季初めて、もう秋の始まりでしょうか。
 水田ではセッカの上昇声と下降声が聞こえましたが、ヒバリは聞こえません。ここにもダイサギが1羽で来ていました。
 ツバメが1羽飛んで、今日これで2羽目、少なくなりました。
 公園の土手の法面で、今年もキツネノカミソリが咲きました。場所が2か所になり、広くなっているようで嬉しくなりました。キツネノカミソリは自然が残っている証拠です。

 ただこの辺り一面に除草剤を散布したようで少し傷んでいるのもあります。この辺りも、川の北側の草地も、丈が伸び、除草剤をかけても一部が茶色くなるくらいで綺麗には絶対なりません。管理者はよく見ているのでしょうか。雑草を選んで除去してほしいとは言いませんが、せめて刈るくらいの手はかけるべき、何よりも施工後の効果を見るべきです。
 睦橋下の護岸の1メートルくらい下に漂着したような枯れ草がついていたのは増水の跡でしょうか。9日の雨は強かったのですが1時間ほど、17日の雨は大したことはありませんでした。本格台風の時はどうなるのでしょうか。誰かそれは増水の跡とは違うと言ってほしいです。
 
キジバト: 二杉橋付近1羽、滝沢ハム付近樹木1羽、計2羽。
カルガモ:二杉橋付近3羽、公園西池2羽、公園1羽、赤津川2羽、
 9羽、計17羽。
ダイサギ:二杉橋付近、上空1羽、下に1羽、大砂橋中州1羽、
 赤津川1羽、合流点1羽、
1羽、計6羽。
アオサギ:二杉橋付近1羽、大砂橋中州に1羽、計2羽。
カワセミ: 二杉橋少し上護岸に1羽。
ハシボソカラス:公園樹木に3羽、滝沢ハムクヌギ林に2羽、計5羽。
ハシブトカラス:二杉橋付近1羽。
オナガ:公園、桜の木に7羽。
ツバメ:二杉橋1羽、赤津川1羽、計2羽。
ヒヨドリ:公園3羽。
ウグイス:公園草むら1羽。
セッカ: 赤津川水田1羽。
センダイムシクイ:
オオヨシキリ: 永野川公園内の川岸ヨシの中に2羽。
セグロセキレイ:二杉橋上2羽、公園1羽、2羽、計5羽。
ハクセキレイ: 二杉橋上1羽。
シジュウカラ: 公園樹木2羽。
エナガ: 大岩橋河川敷林5羽?
ホオジロ:大岩橋河川敷で2羽。
ガビチョウ:公園1羽、1羽、1羽、滝沢ハム付近サクラで3羽、
 計6羽。

 
 
 
 







永野川2024年8月上旬
4日 
 5:00〜7:00 晴 24℃

 よい天気です。上人橋から赤津川へ向かいます。
 保育園の電線にツバメが6羽留まっていました。幾分小さ目で、この建物のどこかに営巣していたのかもしれません。
 中州をイカルチドリ1羽遡っていきました。久しぶりです。
 少し上、永野川が南へ曲がるあたりにダイサギが1羽、水中にずっと移動しませんでした。
 セグロセキレイが、1羽、2羽、ハクセキレイも1羽飛び交います。
赤津川に入ると、チュウサギと思われる白いサギが、水田に37羽見えました。少し遠いので口元までははっきりしないのですが、顔の感じ、嘴の感じ、首の長さ等、すべておなじで、チュウサギの群れと思います。
 水田には、セッカの声はしましたが、ヒバリの声はしませんでした。
 チュウサギに気を取られているとき、上空をハト大で黒っぽい鳥15羽ほどの群れが北へ向かていきました。白っぽい部分も見えたので、もしかしたらケリ?と思ったのですが、いくらか小さい気もします。それに、ここでケリに会うのはいつも秋です。
 滝沢ハムのクヌギ林でハシボソカラス3羽、公園の方角でウグイス1羽、ガビチョウ1羽、聞こえてきました。
 大砂橋の取水口でホオジロ1羽、施設の電線で1羽、晴天なので細かいところまでよく見えました。
 林でヒヨドリ7羽が群れで動いていました。
 中洲にカワセミが1羽ずっと留まっていたほか、別の1羽が上流に向かっていきました。
 イカルチドリも1羽、今日は2羽目です。
 公園の中の川岸には今年はよくヨシが育っています。突然何か聞きなれない大きな声がして、ヨシの中を褐色の少し大きな鳥が2羽動いていました。家で調べたらオオヨシキリの地鳴きでした。ここでは囀りしか聞いたことがなく、ここでは生育できないのかと思っていたので、嬉しくなりました。もし整備するとしても、このままヨシは残してほしいと思います。
 対岸の桑の木に黒っぽい鳥が何度にも分けて南の方から飛んできて留まりました。48羽、鳴き声、色ともにムクドリでした。
 公園の西池にカルガモ1羽、東池にも1羽、今日はカルガモはこれだけでした。もっと涼しいところに行っているのでしょうか。
 西池に今まで東池にいたカイツブリのヒナ2羽、ずっと2羽で鳴きかわしていました。そして東池にはしばらく見えなかったカイツブリ親鳥が1羽、悠々と泳いでいました。子離れしたのでしょうか。
 永野川に入ると、ほとんど鳥が見えず、ハクセキレイ2羽、ハシブトカラス2羽、スズメ7羽のみでした。時間の経過とともに観察者のほうに疲れが出てくるので見落としているのでしょうか。
 チュウサギ37羽もの群れ、オオヨシキリの声、ケリ?かと思う群れ、きょうもたくさんの宿題をもらって楽しい探鳥でした。
 
キジ:公園の草むらで声1羽。
カイツブリ:公園西池にヒナ2羽、東池に親鳥1羽、計3羽。
キジバト: 赤津川1羽。
カルガモ:公園東池に1羽、西池に1羽、計2羽。
ダイサギ:合流点に1羽。
チュウサギ: 赤津川水田37羽。
アオサギ: 合流点1羽、大砂橋付近1羽、計2羽。
イカルチドリ: 合流点に1羽、大砂橋中州に1羽。
カワセミ: 大砂橋中州に2羽。
スズメ: 公園1羽、大岩橋河川敷に6羽、二杉橋〜上人橋7羽、
 計14羽。
ムクドリ: 公園の川岸の大木に48羽。
ハシボソカラス:滝沢ハムクヌギ林に3羽。
ハシブトカラス:公園池で1羽、大岩橋付近3羽、計4羽。
ツバメ:〜合流点電線に6羽、1羽、赤津川4羽、3羽、
 大岩橋河川敷林3羽、1羽、
電線に6羽、計26羽。
ヒヨドリ:大岩橋林に7羽、3、計10羽。
ウグイス:公園草むら1羽、大岩橋河川敷林1羽、永野川1羽計3羽、
セッカ: 赤津川水田1羽。
オオヨシキリ: 永野川公園内の川岸ヨシの中に2羽。
セグロセキレイ:合流点1羽、2羽、公園2羽、
 大砂橋中州1羽、1羽、西池1羽、永野川2羽、計10羽。
ハクセキレイ: 合流点1羽、永野川2羽、計3羽。
ホオジロ:大砂橋付近取水口1羽、大岩橋付近電線で1羽、計2羽。
ガビチョウ:公園1羽、1羽、永野川1羽、計3羽。