こんにちは、栃木市 丸森 蔵の街の呉服屋 中新井です。
いつも、ブログをご覧頂き、ありがとうございます!
昨日は、わたくしの誕生日でした。年齢は??気持ちは30歳代としておきます(笑)
着物の世界では、結構分かりづらい文言や言い回し、加工の方法名などがあります。私たちは、日常使っているので鈍感になってますが、聞きなれない文言は??って感じになりますね。
よく、「湯のし」しましょう。とか「この紬は湯通し」をお勧めしますとか、お客様に申し上げておりますが、どう違うの?と思われる方もいらっしゃると思います。
ごく簡単にご説明しますと、
湯のし・ 反物に蒸気をあてて仮仕立てあとのスジを消したり、仕立ての際不都合のないように、反物の巾を一律になるように揃えるために行います。
湯通し・ きものを水やぬるま湯に通すことで製造の過程で使われる、不要な糊の成分(カビの原因となりやすい)を落とし、その後乾かす過程で湯のしの様に整反して行きます
湯通しの方が費用の面で割高になりますが、先染めの着物などは(紬など)特に不要な糊の成分を多く含んでいるので"湯通し"をする事をお勧めするわけです。
これからも、業界の分かりづらい事や、聞きなれない文言などを、出来る限り分かりやすくご解説して行きたいと思っております。丸森 蔵の街の呉服屋
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