本日は、お宮参りの着物(一ツ身や熨斗目とも言われます)を、お客様にご高覧頂きました。男の子の一ツ身で、全体絞りに刺繍の豪華な一ツ身でした。
こんにちは、丸森 蔵の街の呉服屋 中新井です。
お宮参りは古来、産土(うぶすな)詣りと呼ばれ、子供の誕生を産土の神に感謝し、その子の成長を祈願したという故事に由来し、今に伝えられています。
今日のように「お宮参り」と言うようになったのは室町時代からだそうです。
江戸時代には、お宮参りの帰路、大老へ挨拶に立ち寄る風習が生まれて、今でもそれに習って親類や知人宅へ伺う風習が各地に広がったといわれています。
お宮参りの着物は、女の子用の艶やかな色使いの一ツ身と、兜や鷹の文様で勇ましい柄の男の子用の一ツ身があります。
写真の商品は、珍しい柄で宝船の文様の男一ツ身と、加賀友禅染の、逸品の女の子一ツ身です。
幼い子のすこやかな成長を祈るーお宮参り。
そこには時代を越えたあたたかい愛の姿があります。
いつまでも大切に伝えたいものです。
丸森 蔵の街の呉服屋
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