汚いタイトルで何ですが、自民党と民主党のことです。
今日の
Yahooニュースによると、奇妙な現象が起きてます。
あれだけ気勢上げていた野党が、党首の献金問題でなまくら刀に。(って、元々切れ味ないじゃん)
世間の状態そっちのけ。自分の身分と政党だけしか頭にない保身の権化。エゴの塊だな。
与党側も元警察官僚のおバカが余計なこと言って混乱を増すだけ。
検察もさぞやりにくかろう。
民主等の党首であろうが何だろうが、相変わらずだな、あいつらは。
検察が今の首相の命でうごいてるとは思えない。そもそも今の内閣にそんな力はないし、数ヶ月先にどうなってるかわからん首相や大臣のいうことなんか聞かないよ〜。
検察といえば官僚機構の代表的な組織の一例。自律性は戦後にできたそこらの役所とはまるで違います。根拠法令も検察庁法という専用の法律に基づき設置されてます。他の役所のような何とか設置令みたいな軽い定めじゃないんです。形式上は検察は法務省の所掌ですが、法的には直接の法律で定められた由緒ある組織です。
だから「よそとは違うんです!」
官僚機構は明治以来100年を超える歴史があります。人材も特に優秀なのが就いてます。法に基づき強力な指揮命令系統と専門分業により粛々と政策を進めてきました。
最近、官僚機構の劣化が叫ばれてますが政治屋の劣化の方がひどいもんだ。官僚は先生を上手にたてます。たてはしますが言いなりにはなりません。一見、平身低頭に見えますが、内心は「てめ、次の選挙で覚えてろ」ってなもん。
特に官僚間は特有の連帯感(協力とかではなく、俺達が国を背負ってるんだとの意識)があり、中身をいじる話になると態度が豹変します。いわゆる慇懃無礼という奴です。
官僚のよりどころは法律と組織。土台であるこれをいじられると全力を挙げて抵抗します。渡辺喜美氏じゃないですが命がけでやってもうまく行かないケースがほとんどです。
今回の検察も、霞ヶ関の総意が影響してるとの見方もありますが、否定はできないです。
検察の実態はともかく、巨悪に立ち向かう、とのイメージは強いです。過去の疑獄事件は警察ではなくほぼ検察が直接あげてきました。
確かに今回の献金疑惑は、なぜこの時期に?、と疑心暗鬼を持たせる要素満載です。やり方も少々乱暴だし。ただ、自民へも飛び火しかかってるのが笑えます。とにかく乗りかかった船なんだから、最後まで仕事してね。
それにしてもあれだけの額を献金するのも凄い。それだけの見返りがあるから献金するんでしょ。
過去に何度も献金規制の法律を整備してるようだが何ら効果なし。税金使ってどうでもいい法律いじくっただけ。
そもそも献金ってのがおかしんと思うんだけどな。税金から多額の政党交付金を投入してるのにそれでも足りずに献金もらおうとする。確かに選挙にゃカネかかる。カネで投票するバカが多いことも要因。直接カネもらうんじゃなくても、色んな会合や儀式に先生参加してもらったり、ウチみたいな貧乏屋敷に挨拶に来たり。時間足りないし秘書も何人も必要だわな。
献金自体を禁止するとかでなく、いっそのこと金持ちは候補者になれなくすれば一発解消。私のような貧乏人しか認めないとか。ゼニは無くても口は潤沢〜。
ともかく一般の人にとっちゃ、どうでもいい話。早く仕事くれ〜、注文くれ〜ってのが現状。
暴動がおきるまでこんな状態続くのかな。