やさぐれ社労士の独り言

つい最近までハロワ勤務のやさぐれ社労士が本音で漏らす独り言。 何でもありの劇薬指定!
 
2009/03/16 15:00:24|役所裏事情
目くそ鼻くそ
汚いタイトルで何ですが、自民党と民主党のことです。
今日のYahooニュースによると、奇妙な現象が起きてます。

あれだけ気勢上げていた野党が、党首の献金問題でなまくら刀に。(って、元々切れ味ないじゃん)
世間の状態そっちのけ。自分の身分と政党だけしか頭にない保身の権化。エゴの塊だな。

与党側も元警察官僚のおバカが余計なこと言って混乱を増すだけ。
検察もさぞやりにくかろう。
民主等の党首であろうが何だろうが、相変わらずだな、あいつらは。
検察が今の首相の命でうごいてるとは思えない。そもそも今の内閣にそんな力はないし、数ヶ月先にどうなってるかわからん首相や大臣のいうことなんか聞かないよ〜。

検察といえば官僚機構の代表的な組織の一例。自律性は戦後にできたそこらの役所とはまるで違います。根拠法令も検察庁法という専用の法律に基づき設置されてます。他の役所のような何とか設置令みたいな軽い定めじゃないんです。形式上は検察は法務省の所掌ですが、法的には直接の法律で定められた由緒ある組織です。
だから「よそとは違うんです!」

官僚機構は明治以来100年を超える歴史があります。人材も特に優秀なのが就いてます。法に基づき強力な指揮命令系統と専門分業により粛々と政策を進めてきました。
最近、官僚機構の劣化が叫ばれてますが政治屋の劣化の方がひどいもんだ。官僚は先生を上手にたてます。たてはしますが言いなりにはなりません。一見、平身低頭に見えますが、内心は「てめ、次の選挙で覚えてろ」ってなもん。

特に官僚間は特有の連帯感(協力とかではなく、俺達が国を背負ってるんだとの意識)があり、中身をいじる話になると態度が豹変します。いわゆる慇懃無礼という奴です。
官僚のよりどころは法律と組織。土台であるこれをいじられると全力を挙げて抵抗します。渡辺喜美氏じゃないですが命がけでやってもうまく行かないケースがほとんどです。
今回の検察も、霞ヶ関の総意が影響してるとの見方もありますが、否定はできないです。

検察の実態はともかく、巨悪に立ち向かう、とのイメージは強いです。過去の疑獄事件は警察ではなくほぼ検察が直接あげてきました。
確かに今回の献金疑惑は、なぜこの時期に?、と疑心暗鬼を持たせる要素満載です。やり方も少々乱暴だし。ただ、自民へも飛び火しかかってるのが笑えます。とにかく乗りかかった船なんだから、最後まで仕事してね。

それにしてもあれだけの額を献金するのも凄い。それだけの見返りがあるから献金するんでしょ。
過去に何度も献金規制の法律を整備してるようだが何ら効果なし。税金使ってどうでもいい法律いじくっただけ。
そもそも献金ってのがおかしんと思うんだけどな。税金から多額の政党交付金を投入してるのにそれでも足りずに献金もらおうとする。確かに選挙にゃカネかかる。カネで投票するバカが多いことも要因。直接カネもらうんじゃなくても、色んな会合や儀式に先生参加してもらったり、ウチみたいな貧乏屋敷に挨拶に来たり。時間足りないし秘書も何人も必要だわな。
献金自体を禁止するとかでなく、いっそのこと金持ちは候補者になれなくすれば一発解消。私のような貧乏人しか認めないとか。ゼニは無くても口は潤沢〜。

ともかく一般の人にとっちゃ、どうでもいい話。早く仕事くれ〜、注文くれ〜ってのが現状。
暴動がおきるまでこんな状態続くのかな。







2009/03/14 19:00:20|雑記
迷惑な死に方すなっ!
昨日の帰り、踏み切りでまた飛び込みがあり1時間半ほど待ちぼうけ。ちょうど寒風が吹き出してきた頃、最寄駅に停車でドア開けたままなので寒いの何の。しかも立ち通し。
あまり寒いので、一旦改札出て、コンビニでワンカップ買いました。

死ぬのは勝手だが、電車に飛び込むなよ〜。すっごい迷惑。
飛び込んだ奴は死んでしまえ! って、死んでんな。
どこのどいつだか、住所と名前調べて、墓にションベンかけてやりてぇ〜。

不況の年度末控え、またぞろ増えるんだろうな、クソどもが。
頼むから、死ぬなら首吊ってくれ。迷惑が最小限で済んで一番楽だぞ。







2009/03/13 13:14:46|パソコントラブル
ネットラジオの保存
インターネットラジオを聞く方も多いと思います。普通の使い方はネットで流れてくる曲をそのまま聴くか、気の利いた人はソフト使ってダウンロードして保存、加工するかも知れません。

私も以前は、その方法だったのですが、何せラジオ。いつどんな局が流れてくるかはわかりません。従って、ハードディスクの容量にまかせて、好きなジャンルの局自体を長時間録音し、後から編集などというメンドい作業をしていました。
世界中には何千もの局があるらしく、裏番組で本当に聞きたい局があっても、その存在すら全くわかりません。とにかく数打ちゃ当たる的な方法です。

最近、こういうのにベストなソフトを見つけました。
Radiotracker 5
有料ソフトですが(以下コピペ)
「全世界の 20,000 以上のインターネット ラジオ局に接続して、77 種類のジャンルの中から選んだジャンルの音楽をMP3形式でエアチェックします。
70,000 以上のアーティスト情報と楽曲およびオンエア頻度情報のデータベースを内蔵していて、ミュージックファインダ機能によって、指定したアーティストや楽曲を探し出すことができます。」
だとさ。

私にしては珍しくカネ払って購入しました。4千円払った価値は十分あります。(私がソフト誉めるとは珍しい・・・)
デフォルト機能であるジャンル指定の方法では同時ダウンロードの局数を増減できます。私はオールディーズ専門なので70、80年代を選択し一晩放っておいたら数百曲入っていました。
曲名、アーティスト名も表示されますのでファイル整理はしやすいです。異なる局のダブった曲も保存されちゃうので全部は聞ききれてません。

特に優れているのは先ほど説明の後半部分。アーティストや曲名を指定することもできます。ちなみに「Michael」と入力すると、マイケルジャクソンの他、マイケル何たらというアーティストもでてくるので、該当の名前を選択すればOK。曲から指定するのも可能です。
マイケルジャクソンの曲何でも指定にしたら、一晩で30曲位は入ってました。回線状況やDJの会話が入るとフェードしてしまうので、曲がダブるので整理は必要ですが、こりゃ凄いわ。

まずは試用版で試すのをお勧めします。但しWinXP以上のOSが必要で(旧バージョンだとWin2kもOKらしい)、25曲で止まるのと、アーティスト指定は使えません。
念のためですが、シリアル番号が超〜長いのでクラックは無理です。私でさえヤル気おきなかった。4千円払って正規に買いましょ。









2009/03/12 23:21:35|労務管理
中小企業緊急雇用安定助成金
何だか長〜いネーミングですが、ウチの会社も危なくなってきてこの助成金の申請をしようと準備中です。
助成金なんぞもらったことないので、イマイチわからん。(って、社労士だろ、おめーは!)
昔は雇用調整助成金という名前で出てました。造船業とかの特定不況業種だけが対象でしたが、もちろん今もあります。しかし、新たにできたタイトルの名前の助成金の方がハードルが低く、助成率も高いので使い勝手はいいようです。
細かいことは色んなサイトに出てるのでそちらをご覧下さい。

支給申請にあたり、何がメンドイかというと、申請書そのものより周辺資料の作成に手間がかかります。
一番大変なのは、委任状なるもの。労働組合がない会社の場合(ほとんどこれでしょ)、労働者代表との間で休業協定を締結しなければならないのですが、通常の36協定とは別に、休業協定用の労働者代表を選出しなければなりません。もちろん同一人でいいのですが、労働者代表が誰ちゃんでいい、と委任・選任する旨の書類に、従業員全員か過半数の従業員の署名捺印を貰う必要があります。しかもその原本提出です。
労働者代表が正当に選出されたかとの確認書類です。企業は完全に疑われてますね。

他の書類は作成するだけなので、一人必死こけば作れますが、委任状は偽造するわけにはいきません。ハンコは100均で買えばいいが、筆跡は一人じゃカバーしきれません。
特にIT企業のばあい、従業員は客先常駐なので、簡単にハンコも貰えません。営業や事務屋をあちらこちらの現場へ向かわせ、一々説明して署名とハンコ貰わねばなりません。

ってんで、ウチでも今、ハン取りの真っ最中。日中は仕事にならんです。
顛末は後日・・・







2009/03/11 14:16:11|労務管理
IT業界の現状
メルマガでも書いたことありますが、本業は社労士ですがIT企業の役員も兼務してます。最近はこちらの方に注力しています。というより大不況のせいで注力せざるを得ない状況です。

この業界も、昨年夏までは人材不足で採用に四苦八苦してたのですが、秋頃から受注が激減。年明け以降はもっとひどくなり、例年は新年度からの案件がウジャウジャあるはずが、今ではピタと止まりました。

大企業を中心としてシステムにカネかけない動きが加速してます。
確かに、新たにシステム入れなくてもすぐにどうなるわけじゃないし、今までなしでやって来られたのも事実。最低限の運用・メンテ業務だけが必要。それも社外へ委託してたのを内製化する会社が増えてます。

たまに出てくる案件も、とんでもない条件付ばかり。単価もバカ安。人を投入しても赤字ですが、赤字は覚悟。いまや少しでも赤字幅を圧縮できれば、というのが各社の現状です。

さらには従事するエンジニアも大変な作業となってます。作業云々でなく関係者とのやり取りが一番の悩みです。
エンジニアに重要なのはスキルでも何でもなく、コミュニケーション+バカになりきれるかどうかです。
以下はどこのIT企業でも日常茶飯事の事実です。

IT業界の弱者