たまには業務の話題を一つ。
来週21日の月曜日、栃木県内の一部安定所で「
ワンストップ・サービスデイ」を実施します。緊急雇用対策の一環として、自治体等と協力して雇用・住居・生活支援に関する相談を一箇所で行うものです。
対象者は求職者(失業中の方)で、職業相談・紹介、生活支援、住宅支援等を希望される方です。
内容は、職業紹介や職業訓練、公的住宅の情報提供、生活資金や生活保護の相談、賃金不払いや解雇に関する相談、心のケアに関する相談等、従来はそれぞれの担当窓口に行かないと相談できなかったものを、安定所で一括して相談できるようにしたものです。
当日は、たとえば生活保護に関しては自治体職員が安定所に駐在し相談や案内をしますし、解雇問題については監督官が、心のケアについては県の専門家が相談に当たります。職業相談は当然、安定所が対応し、雇用保険がもらえない方や受給が終わった方へ基金訓練の案内もする予定です。
年末を控え、去年の派遣村のような事態に陥らないよう、総合的に対応しようとの考えです。
但し、あくまでも職に就こうとする意欲と働くことのできる能力(健康面や環境面)を有する求職者が対象なので、原則として求職申し込みをしていることが必要です。
一部で「安定所へ行けばカネもらえる」と勘違いしている連中がいるようですが、丁重に追い返されるだけです。
今回は役所のPRになってしまった。