やさぐれ社労士の独り言

つい最近までハロワ勤務のやさぐれ社労士が本音で漏らす独り言。 何でもありの劇薬指定!
 
2009/08/02 17:03:04|雑記
錆びたタンクの補修
せがれがバイクで帰ってきたので、昨日は以前から気になってたタンクの修理にとりかかりました。

問題箇所は2つ。フューエルコックとタンク本体。コックの方は以前にガソリンがじわっと漏れるというので八王子のアパートまで直しに行き、とりあえず応急修理。バキュームコックのダイアフラムというゴム部品に穴が開いていたので、駐輪場に転がってたペットボトルを切り抜いて無理やり漏れ止め。
コックは中古品をゲットしてあるので、タンク修理後に交換すればOK。

一方のタンク本体の漏れは、何せ古いバイクなのでタンクの底が腐食し、小さな穴が開いてるみたい。かつて見つけた際にハンダ付けし、とりあえず漏れはないままだが、いつ漏れ出すかわからないので今回しっかり補修することに。

タンクは金属製で形状も複雑なので給油口から内部は見えないし、いじりようもない。いっそのこと金ノコで真っ二つに割ってから溶接も考えたが、私接苦手なんです。つか、事務屋だろ。
内部は錆びがひどいので、以前に洗浄とケミカル処理をしましたが、擦るとポロポロ剥がれ落ちるほどなので、いわば錆びの層にガソリンが守られてる状態。頻繁にコックのフィルターに錆びの塊が詰まりやすく困ってました。

うかつに錆びを取り除くと地金に穴が開くことは間違いなさそうなので、錆びの上に何かコーティングできないかと思ってるうちにFRP樹脂製のタンクがあることに気づきました。主にレース用ですが、FRPは軽くて丈夫、耐油性もあるので、樹脂を内部にコーティングしてしまおうということに。

1Kgで1500円ほどのポリエステル樹脂と補強用のガラスチョップを購入し、100均のステンレス製ボウルにワンカップの瓶で2杯ほど投入。チョップを一掴み(計量なんぞしてない。完全に勘)入れ、硬化剤を混ぜてマイナスドライバでよ〜く混ぜ混ぜ。
トロ〜っとした状態の液を、そのまま給油口へドボドボ。後はタンクを横にしたり縦にしたりしてタンクの下面に行き渡らせます。と言っても、粘性があるので本当に行き渡ったかどうかはわかりません。

タンクで一番ヤバいのは両サイド底部の溶接の合わせ目付近。結露の水分なんかもたまりやすい場所なので、まずここから腐食が始まります。かつてハンダ付けしたのもこの場所。
放っておいても樹脂が溜まるはすなので、後は放置プレイ。24時間ほどで完全硬化するらしいが、エージングの意味合いもあり来週までさらに放置の予定。

テスト用に、ボウルに残った樹脂はそのままにしてあるので、後日ガソリン入れて変化の有無を見てからタンクに給油することとします。

何だか、今日のブログは妙にマニアックになってしまった。







2009/07/26 23:26:54|労務管理
延長給付
現在、失業給付を受給中の方にしか関係ない話ですが、今年の3月31日以降に離職された方は従来の給付日数に加え概ね60日分の個別延長給付がありえます。

緊急雇用対策の一環ですが、若年層だと従来は90日で支給終了だったのが個別延長となるとトータルで150日になります。
但しいくつか条件があり主なものを挙げると、離職理由が解雇、雇い止め、勧奨退職等であること、45歳未満の方は積極的な求職活動があること(一定回数以上の事業者への応募)等です。

要は、会社都合で辞めざるを得なかった人は、失業給付受給中にどこの会社でも応募すれば延長給付となるということ。また、応募とは書類選考で没となってもOK。履歴書を送って何らかの選考をくぐればいいんです。でも匿名で「今募集してますか?」程度はダメ。

応募履歴は失業認定申告書に記載することになっており、安定所では応募の件数をカウントし、支給終了となる際にそれまでの応募数を確認して延長するかどうかを判断しています。

書くのメンドいからと言って書かずに申告すると大損します。実際こういう人多いですが、後からの申告は認められません。
それと、認定日に不出頭が一回でもあるともちろん対象外です。積極的な求職活動が前提なので「認定日忘れてた」なんてのは論外。

それと、個別延長給付の決定は元々の給付が支給終了となる認定日に決定するので、まだ給付日数がたくさんある方が安定所に聞いても教えてくれません。今後も応募回数が変動したり不出頭の可能性があるからです。私的には、早い時期に延長してしまうと熱心に求職活動しなくなるからと見てます。







2009/07/19 22:13:38|雑記
海なし県の海の日
明日20日は海の日で、お役所も休みです。疲れがたまっていたので私にとってはいいタイミングの休日です。
ところで海の日って、栃木のような海なし県にとっては何だかイマイチ実感が沸かない。なんで山の日がないのかも疑問です。

色々調べると、海の日はかつての海の記念日が祝日に昇格したんですね。海の記念日は明治天皇が東北巡幸を初めて汽船で巡られ、横浜に帰着したのが7月20日で、これが発端とのこと。
だったら、昭和天皇や今上陛下も那須の御用邸にご静養遊ばされるので、山の日作ってほしいッス。

ところで、海なし県は栃木、群馬、埼玉、山梨、長野、岐阜、滋賀、奈良の8県ですね。関東甲信で5県を占めてる。U字工事も言ってたが、栃木県民は海に憧憬持ってます。
仕事等で東海道線に乗ると、国府津あたりから海が線路脇まで迫ってきます。普段は電車の中では眠りこけていますが、海が見えてくると何だかうれしくなり、後ろ向きに座り直して海を眺めてしまいます。まるでガキ。周囲の乗客からすれば変なオジサンに見えるんだろうな。

ちなみに栃木県庁のHP見たが、海の日に関するトピックやイベントは見つからずじまい。確かに海なけりゃやりようねーよな。







2009/07/18 11:32:58|役所裏事情
胃が痛い
ハロワ職員となって半月が過ぎました。その間、残業は夜9時から10時までず〜っと続いてます。最初の数日は身体が持たないかと思ってましたが、不思議なもので慣れてくると人より遅くまで残るのが楽しくなりかけてます。うつの前兆じゃないとは思いますが。

業務の勘もかなり戻ってきて、通常の業務は概ね大丈夫。イレギュラーな業務も少しずつ体得してる最中です。
職員といっても何せ期間任用の身なので判断業務は念のため人に聞いてから処理するのですこしじれったいところもありますが、ここは我慢のしどころ。

7月から他にも職員が大増強となり、なんだかんだで10人ほど一気に増えました。いわゆる相談員という身分で、職員のような残業はなく定時内の業務を補佐するのが役目。当然窓口対応もしています。
何せ私が入る前は、正規職員は所長含めて7名なので、この状況下、対応は不可能。以前からおられる相談員に加えての増強です。

ほとんどがハロワの求人での応募。1年毎の契約更新らしいですが、一応はハロワの職員なので、求人としてはいい部類です。
ただ、研修等をしてるゆとりがなく、いきなり窓口対応となることもあるので、ある程度の接客経験がないと大変です。
まだ、雇用情勢は改善の兆しが見られずハロワによっては求人が出ることもあるので、失業中の方は求人を見に行くことをお勧めします。

私は主に失業給付の担当ですが、想像以上の人数が来所するのでアワ食ってます。次回の認定日の説明や書類の書き方をのんびりやってると、たちまち人があふれ返ります。かといってサクサクやってしまうと次回の書類が不備だらけとなるのでかえって時間がかかるし、冷遇された印象にもなります。このあたりのバランスが難しい。

私がいたころとまったく異なり、今は全職員が接遇に非常に気を使っています。失礼な言い方ですが、相手は失業中の身。非常にイラ付いている方も多いです。普通に給付ができる例ならまだいいですが、給付制限がかかったり求職活動をしておらず不認定とせざるを得ない時は話し方に注意が必要。かつて私がしていたような「ダメだよ、こんなんじゃ」などと言ったら大変なことになります。
ここはグッとこらえ、丁寧に説明。「ご面倒ですが・・・」が口癖になってしまいました。

その中でも苦労するのが支給終了時。3月31日以降個別延長給付が始まりましたが、それ以前の退職者は対象外なもので、よく揉めます。「あいつは延長あるのに俺はどうしてダメなんだ」てなのが多いです。たった1日違いで60日分もらえるか否かなので、もらうほうにとっては納得いかないケースが多いですが、平身低頭ご理解くださいと言うしかないのが辛いところ。支給終了の記録がある受給資格者証の返却時は、一呼吸おいてから説明するようにしてます。

それと外国人もたくさん来ます。南米系が多いので、説明書もスペイン語やポルトガル語のものを配置。会話ができない人もいるので通訳さんもいます。とにかく想像を絶する職場です。私が25年前、辞めずにいても追いつけずにいたかも知れません。
職員には休職中の者も多くおり、最近増えているとのこと。
任期付きなので私はその点恵まれてる方かも知れません。3年後の56才時に失業確定の点を除いては。







2009/07/12 0:02:28|労務管理
二番底近し
ハロワ勤務も10日過ぎ、その間勘を戻すのに大分苦労しました。新たな制度が目白押しで、日中は来所者対応で聞く暇もなし。業後聞こうにも、その時は何を聞くのかすっかり忘れてる。トホホ。

最初は何やってるか自分でもわからなかったが、一応今では来所者の質問や指導は何とかこなしてます(と自分では思ってる)。
ハロワの来所者は事業主の他は失業中の方ばかりなので、懇切丁寧な接遇が重要です。ガソリン持ち込む輩はまだいませんが、たまにいきりこんで来る方もいます。話をじっくり聞けばたいていは納得。

帰りも当初は10時過ぎでしたが、少し慣れてきたことと、私が増強で入ったことで皆の負担が軽くなり9時頃に早まりました。
ただ、何せ数か月分の書類が未整理のままなので、毎日3日分くらいづつ整理してますが、照会システムが7時で終わってしまうのでデータ照合ができないのが辛いところ。

1時間弱の車通勤なので今までのように眠ってられず、身体のリズムはまだイマイチです。昼休みもせいぜい20分程度なので、いままでのぬるま湯とは段違い。パソコンでニュースを見ることもないので世間の情勢に疎くなりそう。

ただ、雇用情勢については最前線なのでヘタなマスゴミ報道より生々しいのがリアルタイムで入ってきます。地元の中堅スーパーが閉鎖となったり工場が休止したりと、景気の動向はまだまだ悪化の傾向にあるようです。当地にゃプリウス作ってるメーカーないもんで与謝野大臣が言う景気の底打ち感は全くなし。

3年後には景気良くなってないと困るんです。その時任期が切れるので、56歳で再就職先見つけなくてはならない。ハロワの職員だからといっていい就職先が見つかる保障はありません。
在職中は社労士の営業は禁止されてるので、辞めてすぐお客さん付かないし困ったもんだ。
ま、つまらん心配してもしょうがないので、今は仕事に精進しよ。