やさぐれ社労士の独り言

つい最近までハロワ勤務のやさぐれ社労士が本音で漏らす独り言。 何でもありの劇薬指定!
 
2009/09/13 22:31:32|雑記
バイクで通勤
最近は車でなくバイクで通勤してます。燃費が47Km/lと車の3分の1なので環境にやさしい(つか、ガソリン代浮かしてるだけだけど)のと時間が正確なことがメリット。さらには職場の玄関脇の駐輪場に置けるので、職員用駐車場の往復の手間も省ける。

但しデメリットもあります。雨風に弱いのとクソワゴン車にあおられやすいこと。何せ40年近く前の90CCなので出足は悪いし、陸橋にさしかかるとビシバシ追い越される。辛っ!
毎日深夜帰宅なので、これからは寒さも厳しくなりそう。

バイク通勤のおかげでタバコの本数減りました。車だと信号待ちの都度手が出てしまうが、バイクじゃ吸いようがない。昔はバイクに灰皿取り付けてたが、スピード上がると煙と灰が顔に降りかかるのでやめました。
チューブ取り付けて吸おうかとも考えたが、そこまでしなくてもね。

それにしても今の道路は信号の多いこと! 栃木の総社バイパスは使い物にならん。なので旧道走ってます。距離も短くスイスイ。何分か稼げます。







2009/08/29 21:47:12|労務管理
不良求職者
安定所は初めての人でもすぐに職業紹介するのがウリですが、悪用する輩もいるので困ります。紹介先でカネ借りてトンズラするなんてのは大昔からいます。

こういうのは内部で不良求職者として全国に情報を流すのですが、捕まったという話を聞いたことがありません。捜査機関じゃないので逮捕権もないし。

今週はこんなのもいたようです。
面接に行って、帰りに車がパンクしたと言ってタイヤ4本を借りたが、出社日に出てこない。電話しても使われておらずアパートももぬけの殻。最初からタイヤとホイールを窃取するのが目的だったようです。
紹介した安定所も迷惑千万。信用はなくすし他に紹介した者も変な目で見られかねない。

職業安定法っていう法律には、明らかに犯罪を犯すことが明白でない限り紹介拒否はできないことになってます。高級料亭のように一見さんお断りというわけにいきません。

安定所に限った話でなく、チラシや情報誌等での求人の際も同様です。紹介を受ける会社側も注意すれば防げるのでしょうが、面接で好印象だと今後のこともあるのでついつい乗せられてしまいがち。
少なくとも初対面でカネや物の無心には応じないようにしましょう。







2009/08/22 18:37:23|メンテ系
車のタイベル交換
通勤で使うアクティー君の走行距離が9万キロ超えたのでタイミングベルトを交換しました。オークションでファンベルト、ウォーターポンプとセットで1万2千円ほど。

今月はじめ、車検に出す時念のため聞いたら7万くらいかかると言われた。車体ごともっといいの買えるわ。バカバカしいので自分で交換することに。

タイミングベルトというのは、クランクの動きをカムを通じてバルブに伝える役割をしています。めったに切れるものじゃないですが、もし切れるとエンジンかからないだけでなく、バルブとピストンが衝突し、エンジンがぶっ壊れる恐れも。ゴムのベルトなので消耗品。10万キロで交換が目安です。
バイクの場合はベルトでなく、カムチェーンがその役目を果たしてます。耐久性じゃチェーンの方が数段優るな。

ともあれ、エンジンブロックを分解するわけじゃないのでありあわせの工具で十分。ただ、車体をジャッキアップしなければならず、ジャッキだけじゃ危ないのでウマを近くのイセヤホームセンターで2400円で購入。

左リアのホイールを外し、ジャッキアップ後ウマをかけて作業です。
タイミングベルトはエンジン下部のサイドにあり、そのカバーを外せば交換可能。

一番苦労したのが、クランクプーリーを固定してるボルトの取り外し。鬼のようなトルクで締まってるのでビクともしない。
色々試したが工具が壊れそうなので、仕方なく電動インパクトレンチ買っちゃいました。大平のホームセンターで3400円。めちゃ安!

後はベルト交換とウォーターポンプを取り替えるだけ。どうってことなかった
問題は冷却水。このタイプの車種はラジエターとエンジンが離れてるので中間のパイプにエアが溜まりやすいんです。エア抜きのねじがあるものの、工具が入りにくく力も入れられない。
エイヤってことで、パイプの前後にあるゴムの管を手でプニュプニュ。何とかエアも抜けたようです。

その後数日通勤で使用してますが、以前よりエンジン音が静かになり吹けも良くなりました。総費用は工具込みで2万弱。めでたしめでたし。







2009/08/16 0:44:30|労務管理
延長給付2
夏休みを3日取らないといけないので、金曜と月火に休むことにしました。土日挟んで5日間のお休み。ようやく仕事に慣れてきたのが、これで忘れなきゃいいんだが。勘を戻すのが心配なので業務取扱要領を持ち帰って少しずつ読んでます。

またもや失業給付受給中の人にしか関係ない話ですが、以前にも紹介した個別延長給付は若干不公平のある制度のようです。45歳未満の人は所定回数の応募の実績が必要ですが、延長決定は元々の給付日数がなくなる際の認定日に行います。従来は支給終了となる認定日ですね。

就職先が見つからない場合は延長となりますが、もし内定が出ていて就職予定の申告があると延長となりません。例として、認定日で支給される残日数が3日あって1週間後に就職すると申告した場合、3日分の支給で終了。

もし、内定が出るのが遅れ認定日以降となった場合、その認定日には延長給付となり認定日前日までの28日分が支給されます。その後、就職日の前日に出頭し認定を受ければ、さらに7日分支給されます。さらに、再離職した場合、延長給付の残日数も受けられます。

タイミングとは言え受給にはかなりの差が出ます。ということは、内定出てもギリギリまで申告しない方法が考えられますが、厳密に言うと不申告として不正受給となる可能性があります。通常、就職申告の際は会社から採用証明書をもらって提出しなければならず、内定日も記載されるので、申告日と照合するとバレバレです。

タイミングでの損得はあるにせよ、失業給付は就職が決まるまでの保障が原則。延長もらうより就職決まるのがベストと考えて欲しいです。







2009/08/10 0:21:46|労務管理
退職願書くと損
雇用保険受給時には離職事由が影響します。いわゆる自己都合退職の場合、3ヶ月の給付制限がつき、実際に失業給付がもらえるのは安定所に最初に行った日から約4ヵ月後です。

ところが、会社で作成した離職票の離職理由は自己都合なのに、実際はそうでないケースが結構多いです。このご時世のため、仕事でちょいとミスしたり病気で休んだりすると退職を迫り、退職願を書かせて自己都合とするケースが増えているようです。

失業給付の受付の際、必ず離職事由を確認するのですが、離職票は自己都合でも実際に話を聞くと勧奨退職とか解雇っぽいのも時折あります。そういう場合は、一応離職票発行安定所経由で事業所に確認を入れてもらいますが、他の安定所経由で聞く場合は微妙なニュアンスが伝わらず本当の状況が確認しづらいこともあります。

離職票の離職事由に異議ある場合は、原則上は本人がそれを証明する書面を提出しなければなりませんが、普通の人はそんなの持ってません。特に困るのは会社が明確に退職を迫らず、話の流れで退職願を書かせた場合。

事業所に確認入れても、会社側は退職願を持っているので、本人がこれを覆す証拠を持ってなければ、会社に「自己都合だ」と言い張られたら安定所としてはそれ以上突っ込めません。
極論すれば、本人の申告よりも書面の証拠が優先されてしまうんです。
会社側もそれを知ってるので、微妙な場合は何としてでも退職願を書かせようとします。

退職願は自分の意思で書くものなので、経過はともかく一旦書いてしまうとこれを覆すのは至難の技です。
退職を迫られたり期間更新を断られた場合、自分の意思に反するなら絶対退職願を書いちゃダメです。

会社によっては上司や管理者数人で取り囲み、退職願書くまで帰さない雰囲気を作るところもありますが、頑として「書きません」と拒否した方がベターです。

逆の立場で言えば、会社側は脅迫にならない程度で退職願を書かせればいいと考えがちですが、そういうのが続けば事業所立ち入り調査の対象ともなるので、無茶はしない方がいいでしょう。

少し前、会社経営の立場からすれば、解雇や退職勧奨は会社のプライドにも関わり、場合によっては助成金にも影響があるので避けようとしたがりますが、一旦解雇者出してしまうとある意味吹っ切れます。

解雇等の場合は特定受給資格者となり特に手厚い失業給付となるので、解雇する負い目より離職者の早期受給に目を向けて欲しいと思ってます。
労災と異なり、解雇しても保険料が高くなるわけでもなく、助成金以外にはデメリットはありません。
但し、ホイホイ解雇していいという意味じゃないので、念のため。