やさぐれ社労士の独り言

つい最近までハロワ勤務のやさぐれ社労士が本音で漏らす独り言。 何でもありの劇薬指定!
 
2009/07/05 13:33:56|役所裏事情
看板は降ろしてます。
7月から役所勤めで兼業禁止となるので、当分の間、社労士業務は中断します。業としての相談等は残念ですがお受けできません。(業とは報酬を得て継続的に従事することです。以下適宜ご判断を)
どのみちたいした件数もやってなかったのでどうってことないです(^^;

んで、新たな勤務先は県内の某ハローワーク。業務は雇用保険関係です。(この程度は守秘義務にならないだろうな)
あまり過激なことは載せられませんが広報的な部分は時間を見て載せていきたいと思ってます。ただ、平日は夜10時過ぎまで仕事してるので帰宅は11時頃。先日の金曜は12時近くなってしまった。

昔やったことのある業務とは言え、何せ25年前。その間法律や扱いもも全く変わり業務の流れや進め方の要領がつかめません。むしろ経験が邪魔するほど。一から覚え直してるんですが、昼間は来所者がひっきりなしで立ちづくめ。昼も20分程度で自席に戻り作業しないと追いつかない有様。若手の担当者や係長なんぞは10分でメシだけ。何と所長まで窓口対応に出ています。日中はとにかく人をさばくだけで精一杯てな状況です。

夕方6時過ぎにようやく来所者もいなくなり、それから書類を見直したりしながら業務の流れを追っていってます。
とにかく25年前とは全くの大違い。職員数は減ってるのに業務量は数倍に膨れ上がり、制度や手順も非常に複雑になってます。当時そうだったら辞めてるかも。
特に去年の後半以降は、来所者数も従来の倍以上に激増。それでも最近は落ち着いてきたとのことで、3〜4月には昼食が夜7時過ぎた時期もあったようです。

世間(つか、マスゴミの煽りの影響ですが)では役人たたきして溜飲下げてるようですが、こういう現場もあるんです。
今日はこれから業務のお勉強。平日は時間取れないので、複雑化した業務内容を覚えなくては。例えば、特定受給資格者と特定理由離職者。単にひとくくりにできません。受給資格の要件や支給日数、延長給付の要件等で更に細分化しないと業務にミスが生じます。

しばらく生ぬるい生活してたもんで身体が慣れるまで大変です。







2009/07/01 23:17:07|雑記
アップは飛び飛びになります。
新たな職場へ初出勤しましたが、とんでもなく多忙で今帰宅しました。それでも早い方。
業務の流れを把握できるまではしばらく遅くなりそうです。
今までとは逆に休日にしかアップできそうにありません。
公務員ですが以前に比べ守秘義務が非常に厳しくなり、うかつに状況も公表できないのが残念です。任期中の2年9ヶ月はあまり期待しないで下さい。
明日の準備や勉強があるので今日はこのへんで。







2009/06/29 22:59:13|雑記
残務整理
7月から転職のため、今の会社の残務整理で手一杯です。新天地に提出する書類の準備や資料も読まなきゃならないですが全く手付かずの状態。明日30日中に全て終わさねば。かなりキツイ。

新たな職場は行政なので、激ヤバ的な内容のブログは書けなくなりそうです。守秘義務ってのがあるもんで。残念ですが少なくとも役所の裏事情は、任期中のH24年3月までは筆を折ります。欲求不満たまりそう。

ブログの更新も今までのように毎日というわけにも行きそうにありません。時間見つけてはなるべくアップしていきますので、期待せずにお待ち下さい。







2009/06/26 15:38:19|雑記
内々定
けさ、応募先から内々定いただきました。勤務先は違いますが大昔いた行政です。即戦力としての募集ですが、20年前とは言え、在籍経験は大きなアドバンテージになったと思います。

後日、民間企業の在籍証明が必要とのことで、念のため以前の会社に電話して聞いてみました。データが残ってるとのことで発行は問題なしとのこと。よかった〜。

会社によっては退職後数年で履歴書等を廃棄してしまうところも多いので心配でしたが、私が在籍当時に導入したアドプスという人事情報システムを現役使用しており、名前と生年月日でイッパツで出ました。

このシステム、当時1千5百万もかけて導入する際、社内で色々揉めました。たかが人事履歴なんぞに大金かけるな、紙で保管しろとか、システム部じゃ運用できる余裕がないとか散々。人事部で自分がやるからいいです、と無理やり稟議を通しましたが、20年後に自分に跳ね返ってくるとは。

電話ついでに人事部のメンバーを聞きましたが、当時一緒だった連中は一人もいなくなってた。電話に出た責任者と思しき人もかなり若そうな声。ロートルが跋扈してた時代ははるか昔の話。チト寂しい。







2009/06/26 2:29:32|労務管理
整理解雇
今日(正確には昨日ですが)は社員の解雇手続きがあり、自分の身の回りの整理もあるのでここ数日はチト慌しかったです。それで昨日とおとといはブログのアップは休止。見に来られた方、すみません。

正社員7名中4名がずっとあぶれ状態なので、その4人が整理解雇となりました。今月末付けなので、昼前2時間ほど出社してもらい、退職手続きの書類渡したり、上手な雇用保険のもらい方の説明したりしました。IT業界の状況はまったく改善の兆しが見られず、同業団体の会員250社中、20社は廃業に追い込まれてます。どこぞの自動車メーカーの話なんぞあの世の話です。業況が反転するのは、早くて半年後、私の予想では1年後にならないとおこぼれにはあずかれそうになさそうです。

社員の解雇は非常に慎重に進めたので、特に反発なく済みそうです。いきなり解雇を持ち出すことはしたくないので、以前から経費削減や案件開拓を進めながら、社員には何度となく会社の現況をありのまま伝えました。普通の零細企業じゃ嫌がる決算書まで開示。人件費まで見せてます。

IT技術者でも経理の知識を持ってもらいたく、研修では仕訳や決算書の見方を教えていたので、ある程度理解してもらえた模様。小さな会社ほど、下手な隠し事せず何でも素直に話す方針は大切かもしれません。

1〜2年間、ずっと教えてきてようやく一人前になりかけていた矢先なので、こちらも辛いですが、会社を存続させる最終手段としてやむなく解雇。当面は失業給付を受けてもらい、今後仕事が入ればすぐに連絡して再入社してもらうことにはなってますが、かなり厳しそう。

かくいう私もいよいよ今月末でおしまい。うまくいけば7月からまったく別な職場へ転職できそうですが、内定が29日、1日から就業開始なので、かなりあせる。引継書もできたので来週社長へ引継ぎ予定。

人事屋の最後の仕事が首切りとは皮肉。そういや、10年前の上場企業を辞めた時も、最後の仕事は人員整理だった。人を採って育てるのが人事の役割。首切りの仕事は自分にふさわしくない、との意向は貫いてるのかも。