雨にも負けず風にも負けず・蔵の街栃木

仕事を退き、第二の人生の山歩きを中心にした日常行動の紹介です。
 
2012/09/28 10:00:00|にっぽん百名山
想い出の上高地・明神橋A
9月25日(火)、今日は君の月命日です。
6時43分に河童橋を出発して7時23分に明神館に到着。
予想以上に早い到着でした。
相棒に断わって一人明神橋に向かいました。
3週間振りに歩く新しくも懐かしい想い出のこの道。
明神館から歩測で300歩。
今朝は前回山頂が少し雲に隠れていた明神岳がすっきりと全容を見せてくれました。
9月1日の槍ヶ岳から帰り道、雨上がりの明神橋に寄った時、
“また来た時には必ず訪れる”と心に誓った約束の場所です。
今朝は、墓前に報告出来る素晴らしい写真@が取れたと思っています。

そして二人で果たせなかった夢、奥穂高岳登山と、下山に憧れの岳沢を下ることが出来ました。
実を言えば今回の登山は岳沢から登りたかったのですが、自分の力では体力的にも技術的にも無理かと思っていたので、岳沢を下ることが出来ただけでも充分に充足感がありました。
へとへとになった脚で、10年前の写真にもきっちり残っている岳沢登山口の標識Aを目にした時には、疲れをすっかり忘れて、思わず体中に戦慄が走りました。
ここはあの時、二人で大正池から明神池まで散策したあの時、元気になって、もしも登れたらここの登山口から穂高の山を目指そう、と微かな密かな希望を抱かせた場所だったのです。
今でも鮮やかにその時の彼女の願いを込めた姿と輝いていた瞳が浮かんできます。
それが今、こうしてここに、山好きな相棒のすーさんがあらわれて、君と果たせなかった穂高の夢を、素晴らしい景色を道連れに実現出来たのです。ありがとう!
ほんとうにありがとう!
疲弊しきった体に反比例して登山を達成したこの充実感!!
河童橋までの林道を、木漏れ日とせせらぎの音を聴きながら、疲れの所為もありましたが、過去と現実の想い出を嚙締めて、殆ど無口で、棒のようになった脚を引き摺りながら歩き続けました。

昨日の朝は、河童橋から梓川の右岸を歩いて涸沢からザイテングラートを登り、今日は、奥穂高と前穂高から岳沢を下り、梓川の左岸を歩いて河童橋を渡って穂高を一廻りして帰ってきました。
この一ヶ月、槍ヶ岳に登り、焼岳と穂高岳の天辺で南北から上高地を見下ろすことの出来た素晴らしい旅でした。上高地と北アルプス穂高連峰を一人占めにした贅沢な旅でした。
ありがとう!みんなに感謝します!そして、誓います。
“君の分ももっともっと人生を楽しみ、夢を追いかけて生きて行くことを”











2012/09/27 13:29:03|にっぽん百名山
ぶらり山旅・前穂高岳3090m      9月26日

ザックが無いだけで、かなり足の負担が楽になりました。
いつも携えているストックも、槍ヶ岳にも持って行ったのに、今回の穂高には持って来ませんでした。それは正解でした。
途中の奥穂高岳@の景色が堪りませんでした。あんなに険しく大きな山頂についさっきまでいたのに吊尾根を渡り切って前穂高に挑戦している姿がまるで嘘のようです。
そして紺碧の空の青さと穂高の山々が、今日の我々の登山を大歓迎してくれていました。最高のロケーションです。
吊尾根から逆光に写し出された前穂高岳Aの姿も、険しさと神神しさが重なり、とても自分の脚では登れないのではと思っていた山なのに、今は岩場の恐怖感も薄れ、ハイテンションで一歩ずつアタックしているのです。
ちょっぴり写真の稜線上に紅葉の気配を感じさせてくれていましたが来月になれば錦秋に染まるのでしょう。
これで、今年3000m以上の山は、仙丈ヶ岳、御嶽山、槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳で五山になります。岩だらけの前穂高岳直登は約30分で登り切りました。

9:38前穂高岳3090mの山頂到着B
昨夜の山小屋は、7時過ぎに床に着いたのに11時半過ぎまで眠れませんでした。でも2時半頃一旦目を覚ましたこと以外、5時にトイレに行くまで殆ど何も覚えていません。槍の時と違って睡眠は充分取れたようです。うなり狂う強風の音も然程気になりませんでした。それが証拠に、帰りの高速道路を運転中、一度も欠伸が出ませんでした。だから今日の山旅は順調そのものでした。でもそこに落とし穴があったようです。
前穂高岳の天辺は結構広いスペースがありました。ここから携帯で10人位に写メールを飛ばしました。何人かからは直ぐに返信が帰ってきました。上高地では通話不能なのに3000mを越える山の上は電波が自由に届くのです。
この感動を独り占めするのが勿体ないと思えたのでした。
10時半に紀美子平で早めの昼食を取り、後は重太郎新道で岳沢を下ります。岳沢は中高年には想像以上に厳しいルートでした。加えて前穂高の登りのハイペースが崇り、岳沢ロッジ、上高地岳沢登山口までの下りで膝にきてしまいました。足首も最早体重を支える力が残っていない状態で、よろけると大変な事になりそうでした。それでも途中で穂高を振り返ると素晴らしい眺めCに萎れた心が慰められました。何とか3時前に河童橋に辿り着き、山を仰ぎ見ると山頂部分は雲に覆われていました。
19:10栃木着。
本日の万歩計は19,750歩。歩行時間は9時間。
三日間47時間の行程で、今回の山旅はつくづく相棒に感謝!
君と出会わなかったならこの山旅は決してなかったと思います。







2012/09/27 11:44:03|にっぽん百名山
ぶらり山旅・奥穂高岳3190m      9月26日

5:30氷点下の小屋からの眺めは一面の雲海、朝日を佩びた雲の上に八ヶ岳が浮かんでいて、その右手に薄っすらと煙を出している浅間のお山も見えていました。涸沢は雲の下でした。
6:56奥穂高岳山頂を目指して登っていると右手にジャンダルム@が見えてきました。ピークには2人の人影が観てとれます。その右手奥に遠く白山がどっしりと構えていました。昨夜からの風は冷たく、やや強く吹いていました。心配された脚の疲労は、素晴らしいお天気と最高の絶景に、逸るテンションで、掻き消されてしまいました。飛ばされそうな帽子を左手で押さえながら、振返れば涸沢岳と北穂高岳の間に3週間前に登った槍ヶ岳の雄姿が何時の間にかあらわれていました。
7:06奥穂高岳山頂3190mAに立ちました。日本百名山39座目、今年9座目の登頂です。山頂穂高神社の社で手に持っているのは相棒の手作り山頂登頂記念の表示。
隣りに丸い遠景の山表示のモニュメントの上に立ち、デジカメを動画に切り替えて360℃展開しました。ジャンダルムから始まり西穂高岳、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、霞沢岳、恵那山、木曽駒南駒の中央アルプス、塩見岳、赤石岳、間の岳、北岳、甲斐駒、仙丈の南アルプスの山々、その左肩にクッキリと富士山、手前の明神と前穂高、八ヶ岳と浅間山の間には日光連峰の白根山や男体山、目の前の穂高神社の肩に常念岳、続いて北穂高と涸沢岳の間に槍ヶ岳、その左肩に剱岳と立山が聳え、鷲羽岳、水晶岳(黒岳)、双六岳、薬師岳、野口五郎岳、手前に笠ヶ岳、遠くに白山と、紺碧のキャンパスに写し出された最上の素晴らしいパノラマビューです。半時を頂上で楽しみました。
景色に後押しされ、躊躇わず吊尾根から前穂高岳に登る決心。
7:37山頂北側から岩だらけの穂高神社と山頂と相棒B
本来高所恐怖症なのに、少年のように心躍るハイテンションからか、絶壁の涸沢カールを覗き込んでもお尻にジーンとくる恐怖感が全くありませんでした。
岩場鎖場の連続で、あっと言う間に高度が下がります。空の青さが際立たせる山頂が、真上に聳えているこの空間は、将に山の醍醐味です。シャツを脱ぎ、まだまだ続く稜線と目の前に聳える次の目標、前穂高岳に向かって初老の脚は不思議なくらい快適に歩を進めました。
8:43紀美子平分岐から吊尾根の先の奥穂高岳とジャンダルムCを望む。奥穂高山頂から一気にここまで降りて来たのです。この足であの山頂に到達したことが嘘のような気分でした。
ここにリュックをデポして、これから前穂高岳山頂を目指して約30分の直登です。







2012/09/27 0:13:07|にっぽん百名山
ぶらり山旅・穂高岳山荘2996m    9月25日

三日前に焼岳から帰って、観光ボランティアの役割を終え、とんぼ返りで上高地に戻ってきました。例によって24日夜土砂降りの雨の中、栃木を発ちました。今月三度目の沢渡駐車場です。過去二回はタクシー使用でしたが、今回はバスに乗りました。
登山開始は6時30分。今朝は河童橋から奥穂高岳から前穂高岳と吊尾根と岳沢の全景@が見渡せました。
今回の登山は、河童橋−明神−徳沢−横尾−本谷橋−涸沢−ザイテングラート−穂高岳山荘泊−奥穂高岳3190m−吊尾根−前穂高岳3090m−岳沢(重太郎新道)−河童橋の一泊二日の予定を組みました。もし天気が悪ければ、吊尾根、前穂高、岳沢は避けて奥穂高岳登頂のみで、涸沢に下りる予定。
横尾までは2時間45分掛りました。其処から横尾橋を渡り、屏風岩を左に見つつ本谷橋まで1時間、そこから涸沢ヒュッテまで途中昼食を挟み約2時間15分。約17qを6時間の行程でした。
翌日の26日に撮影した吊尾根からの涸沢カールの雪渓涸沢ヒュッテと涸沢小屋Aの風景です。涸沢の紅葉はナナカマドが少し色着いてきたが、あと1周間後が見頃でしょうか・・・
1時に涸沢ヒュッテを出発し、北穂高岳、涸沢槍、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳に囲まれた涸沢カールのど真中のザイテングラートを悪戦苦闘の上、2時間半かけて踏破し、3時半に穂高岳山荘に辿り着きました。途中左手には前穂高岳から屏風岩に連なる北峰連峰と涸沢カールの雪渓Bが疲れを癒してくれました。
そしてこの時点では前穂高岳を本当に登ることになるとは、思ってもいませんでした。予定にあるとはいえ、体力に全く自信が無かったのです。
Cは穂高岳山荘に到着した瞬間の写真です。穂高岳山荘は標高2996mの奥穂高岳と涸沢岳のコルに建つ山小屋です。
小屋から奥穂高岳への登山口は岩だらけで2本の鉄梯子があったりかなり急なようです。
今日の天気は雲は有りましたが、晴れ間はまあまあでした。
山小屋の夕食は5時半でしたが、就寝した7時半過ぎからかなりの強風が小屋の外で唸りを上げていました。明日の天気が不安になりましたが、予報は晴なのでそれを信じています。
万歩計は27,758歩でした。







2012/09/22 22:30:04|にっぽん百名山
ぶらり山旅・北アルプス焼岳         9月22日

昨夜PM8:25、イーさんとスーさんといつものトリオで、イーさんの車で高速を乗継ぎ松本IC着PM11:00。空に星もちらほら。
0時前に沢渡に到着、駐車場で5時迄車中泊。起きた時は曇り。
知らない若者二人を誘い5人相乗りでバスより安い4,000円タクシーで上高地へ。(バス料金は片道1,200円往復2,000円)
6時半上高地バス停を出発し、田代橋を渡り焼岳登山口へ。
霧に見え隠れしてた焼岳が、何時の間にか顔を出しました。@

一番高い南峰が2455,4m。今も活火山で危険な為入山禁止。
従って山頂は北峰2444,3mAですが、11時に到達した山頂の山頂標識には2393mと表示されていました。何故なの?
3人組の後ろに聳える山は、中央に奥穂高岳3190m、右に前穂高岳、明神岳。梓川の右に霞沢岳。左に北穂高岳、西穂高岳と素晴らしい景色でしたが、槍ヶ岳だけは雲に隠れて見えませんでした。鷲羽岳や水晶岳、双六岳、笠ヶ岳などの山々も優雅な姿を見せてくれました。奥穂高と前穂高の前に白く見えるのは岳沢の雪渓です。
明日観光ボランティアの仕事があり、今日中に山を降りますが、24日に再び上高地に戻って奥穂高岳を目指す予定です。

北峰と南峰の西側に焼岳の噴火口があり、水を湛えた小さな美しい火口湖になっていました。
北峰の至る所に噴気孔があり、安房峠の中の湯に向かって下山途中に、北峰を振り返ると噴煙Bをあげていました。硫黄の匂いがぷんぷんします。別名硫黄岳と云われる由縁でしょう。

登る途中で、焼岳小屋(中尾峠)から山頂にかけ、樹林帯が無くなり視界が広がり、梓川が良く見えるようになりますC。上高地河童橋界隈や帝国ホテル、大正池が眼下に広がります。
この景色を求めて、今日も想像以上の登山客が登っていました。山頂付近では狭い岩の回廊を順番待ちの行列が続いたほどでした。実際三週間前に槍ヶ岳に登った時より何倍もの登山客が、焼岳に登っていました。こんなに人気のある山だとは想像もしていませんでした。
2:30、中の湯着、タクシーで沢渡の駐車場に。全行程23時間、約8時間の山旅登山。万歩計は21,725歩でした。







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