山頂にてブーツすがたの相棒 真っ白な三倉、大倉、流石の山々 アイゼンを付けて雪と戯る久々の未踏の栃木百名山チャレンジは塩原の
安土山1151.5mでした。今年初で
85座めの登頂です。
一昨日の会津高原だいくらスキー場へのスキーバスで、道の駅アグリパル塩原を通過した時、辺りに殆ど雪が無かったので、登山口迄はノーマルタイヤでも大丈夫だろうと今日の登山を決めました。
高速道路の車窓からは那須連山の左肩に真っ白な雪をつけた山が際立っていました。去年登った三倉山、大倉山、流石山の峰峰だろうと思います。(三倉山は未だ未踏) お天気はマアマアで風も無く登山日和です。
8:30 栃木発 9:35 登山口スタート 11:35 登頂 12:15 昼食後下山開始 13:35 下山
途中迄は残雪も無く、足元が安定したなだらかな登り道で、無風で日差しは柔らかく、気温はやや低く、あまり汗もかかず、最高のコンデションでした。相棒はスパイク付の長靴を履き、小生は途中からアイゼンを履きアイスバーンの雪に備えました。昼から日が翳り、下山途中に小雪も舞いましたが、大変快適な登山でした。
でも 好事魔多し! 最後の最後で、問題が起ってしまいました。

朝、登山口の最深部の駐車場までノーマルタイヤで乗りつけたものの、帰り際に駐車場と林道との直角のコーナーで脱輪してしまいました。脱輪と言うより木の切り株に乗り上げ、助手席のドアの下部を凹まして、アイスバーンの道の傍に立ち往生。前輪駆動のタイヤはアイスバーンの上でスリップするのみで山男二人では、成す術も無く万事休す!
2〜300m下の里の民家(高塩家)に助けを求めに行くも、おばあちゃんが居るのみで、男手が無く何も出来ず、納屋の軒下の小型ダンプやユンボも宝の持ち腐れ。でもそのおばあちゃんの、田舎の人の、親切心はありがたいものでした。隣の家に行って経緯を伝え助けを求めてくれたのです。その隣の家の住民もこの時間にはお年寄りのご夫婦のみ。ところがそのおじいちゃんは軽トラを乗出しロープ持参で山に向かってくれました。結局軽トラと3人のお年寄りが手助けに来てくれたのです。
でも、車のロープで引っ張るのも、助手席のドアにかなりダメージを与えそうで、後ろに戻せれば最善ながら、道が塞がって車両が後ろに回れず、万事休すと諦めかけていた時、車の後ろを持ち上げて50cmくらい右に寄せればドアを傷める事無く脱出出来るかもとふと思い立ちました。平均年齢70歳を越える女性二人を含む年寄り5人では無理かとも思いましたが、ダメ元で力を込めると、下の道路がアイスバーンの所為もあり、少し浮いた車がちょっぴり横に動いたのです。何回か繰り返すと50cm移動が達成できたのです。ありがとうございました。思わず脱出できた喜びで、お礼にお金を渡そうとすると3人とも受け取ってくれませんでした。知らぬ他人に親切にされたその行為に感謝して、実は昨日のギター伴奏の謝礼金を思い出し、些少でも、このお金を受け取っていただきたいと言うと、そこまで言うのならと快諾してくれました。
塩原の里のみなさん、本当にありがとうございました。この親切を、栃木に帰り、観光ボランティアとして栃木市を訪れるお客様に少しずつでもお返していきたいと思っています。
帰り道、高速で壬生に回り、独協の母の処に寄り、蔵の街第一駐車場のボランティアルームまで相棒に付き合ってもらい、5時に帰宅。 万歩計は16,741歩でした。