雨にも負けず風にも負けず・蔵の街栃木

仕事を退き、第二の人生の山歩きを中心にした日常行動の紹介です。
 
2018/03/29 23:23:23|
本日の気温は 今年初めての夏日!
昨日外来で貰って来た薬を調べてたら、1品不足していたことに気付き、独協医大第一外科
に連絡。鎮痛剤(ワントラム錠)を取りに行くことになった。周りから車に乗るなと云われているが、大っぴらの内緒でアクアを運転。行く時は少し気分が悪くなったが、帰りはなんともなく、ポカポカ陽気に絆され、今年初めてカークーラーの世話になった。
今迄なら帰り道のこの時間であれば、丸亀製麺の釜揚げうどんか、佐野ラーメンを啜りたいところだが、体調の心配もあり何も食べないというか食べられない。それがちょっと辛い。
車の運転は駄目と云われても運転しでかした序に、帰宅前に気になるお花を見に寄道した。

先ずは緑地公園の西のサンランド栃木の裏、北斜面に咲くヤシオツツジ。この時期に満開になるのは珍しい。数年前IKE先生に教えて貰ったのが始まり、去年は傍にある農家の方と独協医大第一外科に入院中に意気投合し、退院したあと農作物を沢山分けていただいたっけ。昨年は花の最盛期を見損なってしまったが、今日はほぼ満開で、蕾の石楠花やカタクリの群落(紫の絨毯)も一緒に見られた。この花も来年は観られ無くなるのかと思うとちょっぴり悔しい。急に花の好きな友達に紹介したくなったが、今、電話連絡しても俺みたいに暇人はそうはいないだろうし、、、でも此処を知る人も少なかろうし勿体無いと地団駄を踏む思い。
響きの森に足を入れると舞台を改装修繕しているSUZさんの処の社員さんがいた。「来月10日にここを使わせてもらいます」と挨拶すると、「それまでに工事が出来上がっていればいいんですけれど」と丁寧な返事が返って来た。
次に太山寺の本堂の裏に咲く阿亀桜(おかめざくら)沈丁花枝垂れ梅に車で乗り込む。阿亀桜は残念ながら盛りを過ぎて木の下が花筏状態。沈丁花と枝垂れ梅は、今年はあまり花付きが良くないようだ。表に回って3代将軍家光の側室で4代将軍家綱の生母お楽の方の植えたものと云われるしだれ桜は満開を迎えたようだ。

家に帰り、少し疲れたのでTVを観ながらゆっくり休んでいた。PM5時前、携帯にSOE女子から「旦那と一緒に緑地公園にいるのよ」と電話が入った。以心伝心とばかり「直ぐに行くから待ってて!」と電話を切ると、移動する間もなく、又も携帯に着信の音色が響く。観光ボランティアのTAN女子からだった。TANさんには来々週の14日(土)にボランティア仲間と野の花見物の約束を取付け、SOE=マーちゃんの処に急いだ。彼女は大平中学校の同級生。しかも電話してくれたお二人は、偶然にも昼間花見物に誘いたいと思っていた人だった。

まず山際に咲く数本のヤシオツツジの処にご案内。思っていたとおり、マーちゃんご夫婦はこの時期、一ヶ月早い開花、しかも満開のヤシオツツジ(アカヤシオ)に驚いていた。見せてよかったとボランティア気取り!で案内者もご満悦。。。然も もう一つの驚きにも遭遇!
道端で野良仕事をしていた人に「花を見せてください」と声を掛けると、その人が、何と独協医大で入院中に知り合ったOHOさん本人だった。全くの偶然で、「今日はこの花を見に知人を連れて来たんだけど、時間が無いのでまた後日伺います」すると「だいぶ痩せたようだね」即座に「余命半年って、、、先を急ぐので又!」と告げると、同病の誼で無言の相槌。「このホウレンソウ持っていきな」とたっぷりダンボール箱に刈取って詰めてくれた。
申訳ない! ありがとう! 知人の分も考えたにしてもそれにしても少し多すぎる!

続いて遊覧道路の脇、響きの森に繋がるでこぼこ道に乗り入れた。天辺のドームを目指す。
ドームに繋がるこの道がまたスリル満点! 脇に乗った人は殆ど車の中でびくつく。車から降りてビニールドームの中に入って、「あまり綺麗じゃないけれど これぞ大人の栖! 夢舞台! 如何ですか?」に マーちゃんもご主人も「太平山の中にこんなところがね!?」とビックリされてしかも納得のご様子。見晴らしのいい手造りの山小屋「お山の大将」からの栃木市内の眺めと、山の自然の地形を利用した響きの森の工事中の舞台、4方に配置されたスピーカーを繋ぐ手造りのミキサー室兼休憩室、舞台の脇の北欧から輸入の組立ミニハウスなど、これらを司る栃木の奇人達の存在をどう思われたことだろうか。

取敢えず一方的な案内だったが案内出来てよかった。家に帰りブログを書いてて気付いた。
頂いたホウレンソウを渡すことをすっかり忘れていた。明朝届けよう。

終幕近くなったら誰にも逢いたくないので、残された時間を色濃く生きなくっちゃ。
そう考えると、食べられなくても元気が湧いてくるから人間って不思議な生き物だ!







2018/03/29 10:30:00|癌との共存
意外とショックは小
昨日、息子と一緒に問診を受けた担当医から、告げられた余命は半年。
今後は自宅にて訪問治療と介護を受けたいと家族と決めてるが、病院
の意向に沿う対応を優先させたいと話すと、病院入院も選択肢に入れ
て結構で、対応は準備出来てると病院側の答。その話の中で、抗がん
剤治療を止めたままだと余命は半年と云われたが、以外にもショック
は感じなかった。

半年しか生きられない と云われると辛いが、これからまだ半年は生き
られる と考えれば、180日=4320時間の猶予ありと思えば辛くはない。

断捨離と終活を中心に、残された人生を思う存分楽しめばいいってこと。

午前中ケアマネージャーIKEさんが見え、病院での話を伝え、介護ベッド
の手配や介護申請の見直しの不可を確認。4月から交代するケアマネージ
ャーSAKさんとの引継ぎを見届ける。IKEさん元気な赤ちゃんを産んでね。







2018/03/28 18:32:04|癌との共存
親子別々の病院の外来を 孫子が送迎
TMCとちのき循環器内科 の母の定期検診が9:30〜10:00受付で次男が送迎、    
独協医大第一外科 の検診が11:00〜11:30受付で長男が二手に分かれ送迎。

今迄の送迎は友人に手伝って貰っていたが、仕事を休んでも子の務めと判断?、
次男は店が休みで、長男は幸い自宅勤務の合間をぬい時間の融通が取れた様子。

母に付いては、3月22日(木)のペースメーカー検査と、肺に影がみえたので即日
CT検査をし、4月5日(木)に病院にて検査報告がある事を文書にして次男に託した。

手術も抗がん剤治療も諦めた小生の問診は・・・







2018/03/27 15:19:00|家族
花の季節
昨日は「疲れた 疲れた」を連発し、明日にも死にそうな様子で、炬燵の定位置に横になるのも一苦労で、首と腰が痛くて、自力で体を起こせない程、ぐったりしていた母だったが、今朝起きると、だいぶ顔色が良くなっていた。
弟夫婦を前にして「ありがたいね! みんなに面倒を見てもらえて! 私ゃ幸せだよ!」
「どうして盛岡から孝は来てくれたんだい?」「おふくろの事を心配して、休暇を利用して来てくれたのさ。今月で定年退職だけど医師の仕事は来月から嘱託でまだ続けるそうだよ」
盛岡の義妹のご両親の事に触れると、「何年か前に、お家まで行った事があるけど、日帰りだったので玄関先で挨拶しただけで、又必ず来ますと約束しただけだったね」
「もっと元気になって、もう一度お伺いしないと、約束が果たせないから、帰ったらご両親に宜しく伝えといてね」と 急に口先で元気を取り戻していた。

今日は春の選抜甲子園で国栃も延岡学園を9−5で下しベスト16に勝ち残った。一回戦は開幕日の第2試合で香川の英明を3−2。3回戦は30日(金)の大2試合で和歌山の智辯和歌山。

午後は20℃を超す陽気で、錦着山の桜も一気に5分咲き迄綻ぶ。弟達も2時半過ぎに帰った。

時の流れに身を任せ、生ある限り 親子で前を向いて歩こう! 花の季節はやっぱり最高!








2018/03/26 17:37:04|
渡良瀬遊水地の菜の花に埋もれて
弟夫婦と子犬の凛ちゃんと母と一緒に遊水地の巴波川の土手に広がる
菜の花の大海に向かった。去年は4月6日にISH君に連れてって貰って
感動を覚えた処! 次の日に早速母を案内した記憶が残る。今年もISH
君からの情報で、花メールは届いていた。  せっかく盛岡から遣って
来た弟夫婦とマルチーズのワンちゃんに、黄色い絨毯に埋もれる感動を
味わって貰いたくて案内したが、まだ満開には少し早過ぎの懸念も・・・
でも去年より10日も早いのに、菜の花の絨毯は整っていた。2人の喜び
に溢れた顔が、直ぐにそれを証明してくれた。北国の2人には思い掛け
ない春のプレゼントだったに違いない。
持って行ったデジカメが電池切れで、写真に収められなかったが、夏に
彼らが栃木に来る時に持参するDVDをじっくり見る楽しみが増えた。

帰り道、太平山太山寺の枝垂桜に寄ってみた。一昨日来た時は蕾の色
に染まっていたが、たった2日で6分咲きの開花。すごいスピードだ。
遊覧道路の桜のトンネルはまだ1分咲きで週末からが見頃の予想。

母は昨日と今日ですっかり疲れてしまったようで、菜の花の海の散策
以外は車から降りず仕舞い。少し無理させ過ぎたようだ。ごめんね。