“山と心に木を植えて”10年のNPO法人森びとプロジェクト委員会(岸井成格理事長)主催の第34回足尾・ふるさとの森づくり に山猿さんに誘われていってきました。 去年までは足尾に緑を育てる会(NPO)に毎年4月に顔を出していましたが、今年は開催が4月25日26日だった為、九州百名山登山と日程が重複し参加できませんでした。 ところが2週間前に足尾を野猿の如く飛び回っている山猿さんから5月23日の植樹のお誘いがあり、違った団体の活動に参加するのも面白かろうと二つ返事で引き受けました。 山猿さんのホームタウンなので、6:40に迎に来てもらい会場の松木沢・遊動楽舎(愛称みちくさ)の上流の駐車場に車を止め、約1時間2.5kmを松木渓谷の荒れ果てた林道?跡を遡りました。15年以上も前に、女房と二人きりで来た事のある懐かしい岩肌の景色。 当時のポスターのキャッチコピーには日本のグランドキャニオンと謳ってありました。 その時も途中まで車で河原を進み2度渡渉し、それ以上は大きな石が多くて進めず、そこから歩いた想い出深い松木渓谷。今回はその時よりももっと奥まで踏入りました。 左手の岩肌の山頂が中倉山1538m。渓谷からの標高差は700m。あの稜線伝いに歩いてみたいと言ったら、かなり危険な所がありますよ、と即返。 松木渓谷は足尾銅山の煙害で自然破壊され荒れた岩肌ですが、その為土が流され飛ばされ、地面が露出し高木が育たずの禿山になったが、今はだいぶ修復され緑が蘇えってきました。 栃木県の山にはないこの迫り来る岩肌の景観は心掻き立てられます。10時に会場に戻れるようにとここで引き返しましたが、往復5km、約10,000歩のトレッキング。
10:30から植樹開始の予定でしたが30分遅れてスタート。参加者460名がA〜Dまでの4つの班に分れ、スコップと一人当り約15本の苗木を50cm位深く穴を掘り黒土を埋め堆肥を入れ捏ね混ぜてからポットの苗木を植えていきます。全体で6600本の苗木が石ころだらけの荒れた土地(それでも直前にかなり重機の入った跡あり)がみるみる植えられて我々2人で50本位植付けました。 さすがに1時間半で50本の穴掘りは疲れました。 今迄は植樹に来たといっても、高々5本位の苗木を10cm位の穴を掘ってさっと終してただけの事で雲泥の差。作業の実感と、次に来た時、この植樹の事は決して忘れないと思う。
1時から仮設テントの下で昼食。その後、「森ともの集い」があり、サンデーモーニングの解説者でおなじみの岸井成格理事長と“原発に頼らない森と暮らすライフスタイル”を考える「トーク&トーク」で、足尾を通しての沖縄や北海道旭川や大震災の南相馬市から来た人達との語らいがありとても充実した一日となりました。
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