冬の都内買い出しツアー、中野で手に入れたのがコレでして。マルイの2000GTRのキット。当時売価は6〇円の極初期の物で、ドノーマルの鉄チン仕様、当然だけどシャコタンには作れない(意味分かりますかねぇ)しかも、プライスは4〇円って…オイオイ、最新の24プラモより安いくらいじゃんって。
マルイのGTRって言うと、僕の記憶では発売は40数年も前、当時の僕は高校生だったけど。当時でも2000GTRは型落ちしてた車なのに、AT誌で特集が載ってたりして人気車種だった、そんな車がプラモになったわけ。ちなみにメーカーのマルイは、僕個人としては1/24ではタミ〇より評価は上々だったくらい。
1.2000GTRのパッケージ、黒バックのイラストに薄紫の枠取りは、後々のGTRバリエーション展開でも踏襲された。今回は初期の物なので、無駄な表記も無し。マルイはKPGC-10の表記にも拘っていたような。
ちなみに、このキットは、当時のカーモデルでは基本とも言えるモーターや麦球を組み込める仕様だけど、モーターに電池、スイッチ類も完成時は巧みに隠されていたり、スケールモデルと走行模型の両立もマルイの遊び心だったのかも。
2.パッケージを開いて見ますと、ボディは仕切りに入れられて、当時はこのスタイルが多かったわけですが、マルイの場合はタイヤも別に梱包されていましたね。ランナー構成は。シャーシやインテリアが黒、透明ランナーにメッキのランナーも入ってて、売価6〇円では、かなりボリュームがあります。
3.少しだけキットの中身を紹介しますと。まずはボディ、マルイのGTRと言えば少し悪顔と言うのかな、ボディ高も低めにされた印象。昭和のカーモデルらしくエンブレムやウィンカーの一部はボディに彫刻されています。ボディ正面から見ますと、バンパーレスで組み立てても十二分なディテールです。メッキパーツも注目しますとホイールの中にブレーキパーツが組み込まれたり(鉄チンだから見えないのに)シートベルトの金具まで入ってます。シートベルトは黒い紙で作るようになていました。こういうパーツを見ても、マルイのカーモデルは面白いなぁって思うのです。
さてと、マルイのGTRですが、現在のマルイはガンモデルが主流、今後も再販される可能性は無いかなって。その辺もマルイのGTRの価値に繋がるわけですが。
個人的には「最高の2000GTRプラモが欲しいのなら、マルイのGTRを入手しろと、それを完成させるだけの技術を身につけろと」いや、久しぶりプラモ見てたら熱くなっちゃいましたね(笑)