なんたって、サーキットの狼のプラモを作ったわけだから、日東の1/28の当時物だぜ。同年代のプラモ小僧に自慢したい気分なわけですよ。
日東のサーキットの狼シリーズが発売されたのは1976年だとか、既に半世紀も前って事になる。当時の僕は中一だった。タミヤMMに夢中だったけど、この日東の1/28キットは、気になって買っている。当時はMMU号戦車がモーター無しで450円したのに、日東のサーキットの狼は全車400円だった、しかもマブチモーターも入ってたわけ。今みたいにカーモデルは1/24が主力スケールなんてことも無くて、売れれれば主力になれる時代だったわけだ。
ちなみに現在は、当時のサーキットの狼のプラモは、中古市場でも花形でして、その価格は人気に応じて様々だったりする。1/24もあるんだけど、まぁダントツ人気は1/28って事には変わりなし。
サーキットの狼自体はジャンプの漫画でして、主人公が非力な車でスーパーカーと対決するのもカッコいいし、チラリとHなカットも入ったりして、健全な漫画だったわけ。
今回、僕が入手したキットは、BMW3.0CSLで、サーキットの狼シリーズでは人気車種って事も無い、ついでに箱痛みも激しいから、ある程度の金額で入手できたわけ。
入手したキットを開封しましてと、プラパーツに問題は無し。箱はボロだったけど、中身が無事ってのは有賀い事です。
組み立て自体は、悩むほどのパーツ数でも無い、気軽に組み立てられる。しいて言えば、シャーシの一部がスナップ式だったりして、接着個所に悩んだ程度、そう言えば昔のプラモって「接着剤を塗る所は×が書かれた」なぁって、思い出したりして。
当然だけど40数年も経過したデカールは使用不可、劇中の特徴的な模様を貼るのは諦めましてと。ゼッケンのFだけはデカールを切り出して貼ってみた。
当初は、簡単に一色塗って、簡単に作って走らせて終了。なんて調子だったけど、1/28スケールって、意外と大きく感じまして、ちょい派手目に塗ってみたのです。赤色も白色も、当時の塗料の色味を思い出すような色目にしてみたり。
ここで反省としては、張り切り過ぎたこと。完成するのに時間も掛ったし。サラリと作っても遊んだほうが健全だっかもって、思ったわけです。僕としては、ボディ周りより、シャーシを作りたかったわけだしね。
今回キットの3.0CSlだけど、当時は、プラモでは人気車種だったのか、〇ルシェと並んでキット化された数も多かったはず。
ニットーのプラモは、角ばったボディをカッチリ再現してるけど、細部のディテールは??な箇所も少なくない。凹スジが途中無かったりして、塗装時は想像力を試されてるような時もあった。当然だけど、ドアミラーも無いし、コクピットは上げ底式だけどね。
完成したキットを見てて、僕のお気に入りの角度としては、真横から見たとこでして。小さいくせに、雰囲気良く出来てるなぁって。ホイールアーチは切り過ぎてるけどね(笑)
「楽しかったから、もう一つ作って」なんて気軽に入手7できるキットでもないし、だからって、童友社版の1/24とか作る気はしないしね(笑)
ちなみに、サーキットの狼1/28では、主役のヨーロッパはシリーズに無かったみたいでして、矢田部SPだけ。それって当時からの疑問だったりして。
箱絵もコミック風だし、全車共通なシャーシだから、走らせても面白そうだし。日東ってキャラ物プラモが上手かったんだなぁって。