聖書が朗読されました。(詩篇20章7〜8節) ある者はいくさ車を誇り、ある者は馬を誇る。しかし、私たちは私たちの神、主の御名を誇ろう。 彼らは、ひざをつき、そして倒れた。しかし、私たちは、立ち上がり、まっすぐに立った。
中林篤朗師のお話から
私は27歳の時にギデオンの聖書を頂き、書いてある内容が、私の生き方と違っている事に驚いたのが始まりでした。
今日の聖書の言葉もその一つですが、 「彼らは・・・倒れた。しかし、私たちは・・・立った。」 と書いてあります。
その頃、会社での仕事がうまくいかず、配置転換を願って職場も変わりました。 周りの人は親切でしたが、仕事の成果は上がりませんでした。 そんな折に酒席があって、お酒は好きでしたから多量に頂きました。 翌日、風邪の症状が出たので会社に電話し休暇を願い出ますと、上司は親切にゆっくり休むようにと言って下さいました。
風邪薬を多量に飲み休みましたが、目覚めた時は、幻覚症状に陥っていました。聖書の言葉が思い出されます。 「私たちは・・・主の御名を誇ろう」 「愛がないなら何の値打ちも・・・」 「愛を・・・」。
自分に愛が無く、罪の中に居ることを感じたのです。 近くの教会に行くようになり、イエスの十字架による赦しを信じて、楽しく積極的な生活を得ました。
それでも、戦いの道具や馬で表現された自分の能力を頼る生活をして、以前と同じ失敗をしたのです。
35歳で神学校に入りました。卒業後に失敗した時も、主は御名によって立ち上がらせて下さり、喜びと平安を返してくださいました。
「私たちは私たちの神、主の御名を誇ろう。」 文責 芳賀・柿沼 |