有田貞一師のお話から 主要テキスト:創世記12章1〜9節
神の天地創造は、 みなすばらしいものでした。しかし、最初の人アダムとエバは、神の命令に背いて罪を犯しました。 その後の人類も罪を犯し続けました。罪人だから罪を犯し続けたのです。これに対し、それぞれの時代に、神の一方的な赦しと救いが現されてきました。 エペソ1章4節 「神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。」 とあるように、救いのご計画は天地創造の前にすでに立てられていた。
T.神の選び 神は、ウルの地にいたアブラハムを選んだ。ウルの地は偶像礼拝に満ちていました。 神は、神を否定する世界から彼を選ばれたのです。 偶像礼拝の世界は、神はいないとする世界でもあります。 偶像とは、創造主を失った人間が、自分のために作ったり仕立て上げたりした神の代用物です。 創造主なる神を否定するものです。 神はこれを最も嫌われます。(出エジプト20章3〜6節)
U.神の約束 アブラハムが召された時、75歳でした。神は、彼に二つの約束を与えました。 1)大いなる国民とする。子孫が与えられる。(このとき妻のサラは子供がなかった。創世記11章30節) 2)あなたの子孫にこの地を与える(創世記12:7) ローマ4章18〜22節にアブラハムの信仰を見る。神の計画は環境や状況とは関係なく進められるのです。
V.救いの完成と宣教命令 神の救いのご計画は、イエス・キリストによって完成された。ローマ4章23〜25節 イエス・キリストによる救いは、アブラハムに与えられた預言の成就であり、救いの完成です。 だから神の壮大なるご計画と達成を、私たちは人々に証しし伝えていくのです。
まとめ 「神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び・・・・」 とあるように、私たちに与えられたものは絶大なものであります。私たちは、これを携えて、伝えていく者であり続けましょう。
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