つまらない話をさせてください。 当たり前の話なのですが、 わかってない人というのは、とことんわかっていません。
不特定多数を相手にする店舗と 特定少数を相手にする事務所とでは、 適した物件というのは全く異なるわけです。
店舗 ○なるべく人通りの多い物件を目指す。 ○多くの駐車場スペースを必要とする。 ○外から中が見えるほうが良い。 ○1回の客単価は少ない。 ○購入回数が頻繁にある。
事務所 ○人通りが少ない場所のほうが良い物件になりうる。 ○自分の車とお客さんが止められる駐車スペースがあれば足りる。 ○外から見えないほうが良い。 ○1回の客単価は高額である。 ○購入回数は数年に1度ぐらいの頻度しかない。
つまり、事務所と、店舗とは 考え方が全く異なるわけです。 それに、個人事務所であれば、 応接室すら、本当に必要かどうか怪しいです。
近くの喫茶店やファミレスに出向いて商談する、 という方法も取れますからね。 それに、事務所機能をもたせるにしても、3坪あれば十分です。 だから、自宅兼事務所というのも十分機能します。
大体、事務所に資本を投下しても回収できません。 ここがわからないお客様が多い。 もっと目立つところで大きくやっていれば発注してやるよ、 などと、非合理的なことしか言いません。
私の事務所は、事務所としての要件を十分に満たしていますから、 事務所を移転しようなどとも思いません。 もし、移転するとしたら、東京等の都会で勝負しようと考えたときですね。 東京で事務所を借りても、田舎と家賃が大して変わらないですからね。
ところで、ランチェスター戦略というのがあります。 これは、店舗的な発想に基づいています。 つまり、事務所的な発想とはあまりなじまないようです。
実際、行政書士業務を行うにあたっては、 お客さんのところに伺って対応することのほうが多いですから、 自分が事務所にいることすら少ないのですよ。 もっとも、郵便やFAX、電話等は、事務所になければなりません。 それに、デスクトップのパソコンとA3を印刷できるプリンタがあれば、 全然、やっていけるのです。
まあ、私は、そうした事務的な危機に疎くはないので、 他にも、いろいろな機器を使って、省スペース化させています。 そのため、部屋の中にはかなりゆとりがあるんです。
BtoBとBtoCでは、かなり考えなければならないことが異なるので、 ここを錯覚してしまうと、多額のお金を投下したのに、 全く回収できないという騒ぎになりかねません。
ついでに言うなれば、数字が大事です。 特に、スケール感が大事なんです。 得意客が20人ぐらいいれば成り立つ商売なのか 毎日、100人以上の来客を当てにしなければ成り立たない商売なのか 把握しないと、理論の適用を誤り、間違った結論のもとで 事業展開してしまうことになるのです。
今日は、こんな話でした。 また、つまらない話をさせてください。 ではまた。 |