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蔵の街ライフデザインの小林宙です。
さて、今回のテーマは、「(従来型の)学習塾は存続できるか?」です。
従来型の学習塾は、知識を授けることを生業としていました。
しかし、現在の世界的な価格競争とインターネットの普及によって、
授業自体はそのプライスを大幅にダウンもしくは無償で提供せざるを得ない状況になってきています。
学校には、本質的に「資格付与機能」が付されていますから、
単位修得の認定に適度な価格を設定できますが、
営利企業たる私塾には、そうした機能がありません。
つまり、知識を授けるだけのサービスには、プライスがつけられなくなりました。
しかし、こんなことは、全くの想定内の出来事でした。
そのため、未来適応型の塾経営というのも、既に存在しています。
ただ知識を授けるのではなく、
知識を効果的・効率的に獲得することを支援したり、
学習させるのではなく、自発的な学習を促すようにコーチングしたり、
目標による管理を学ぶものに徹底し、そのマネジメントを運営担当が担ったり、
メンタルヘルスを維持するために、カウンセリングを導入したり、
生活にメリハリをつけるためにイベントを開催したり、
大人の手も交えて、理科実験教室を開催したり、
ロボット工作を通じて、楽しみながら知識を習得させたり、
と様々な取り組み既存の塾の間でもなされてきました。
それは、こうした教育コンテンツのプライスフリー、
あるいは、教育の機会均等が成立した世界が現実化することに、
塾業界の方は確信を持っていたからに違いないのですが、
顧客の意識の変化はとても遅かったので、対応が後手後手に回ってしまったことは否めないところだと思います。
私は、日本の塾業界は、緩慢な変化を望むため、あと10年かけて、こうした世界へと変革していくと思っていましたが、
もう既に未来は、はじまってしまっているのです。
ゆえに、お客様には、
従来の常識は通用しなくなりましたから、これからは、我々の役割は大幅に変えていく必要があります、と宣言しなければなりません。
それが、ソーシャルな学習塾のあるべき姿になるだろうと、私は、確信しています。
学習塾が存続できるかどうかは、この劇的な変化に見事に対応できるか否かにかかっていることは、説明するまでもないですね。
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