第一章 健康は無料(タダ)で維持しよう
◎ 鏡の中の笑顔で健康・幸せ
「笑う門には福来る」と昔から言われていますが、笑いは福だけでなく病気の回復にも良いし、健康の維持する上でも大切なことです。
病気の治療に笑いを取り入れている病院もあるくらいです。
笑いは健康と密接な関係があり、笑いの効用についてはいろいろ言われています。
しかし笑いは何か対象があってできるものです。一人ではなかなかできません。
楽しいものを見たり聞いたりして笑う、家族や友人と話をしたり楽しんだりして笑うというように他のものに作用される事が多いす。
最近の社会情勢やニュースなどを見ますと笑ってばかりもいられません。
暗く悲しい表情をしてします事も多いでしょう。
ストレスがたまれば笑いなど吹き飛んでしまいます。
「笑い」が受動的なだけになかなか笑いづらい世の中です。
しかしストレスを早期に解消し、プラス思考の生活をすれば笑いを起こす事もできます。否定的な考えを捨て、肯定的な方向へ考えを持っていくようにする事です。
今がどんな状態でも今を元として生きているのです。
今を肯定的に見て今をバネにして起ち上がることが大切です。
我々は心の状態が表情や態度に表れがちですが、逆に態度や表情が心に作用する事も多くあります。「笑い」はその一つですし、「笑顔」を作ることもそうです。
笑いは受動的な要素が多いですが、笑顔は自分の意思でいつでもどこでもできるものです。そして心の底からの笑顔は心に大きな影響を与え気分を楽しくしてくれます。
朝起きて顔を洗う時、心の底からの笑顔を作り鏡を見る習慣を作りましょう。
そしていつでも鏡を見るときは必ず笑顔をするようにしましょう。
鏡に映る自分の笑顔を見ることは気分を良くしてくれますし明るく軽快にしてくれます。
鎌田寛さんの本の中に「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるんだよ」という文があります。 私の好きな言葉です。
鏡の中の自分の笑顔を見て笑うことは幸せになる上に健康を維持する上でもすばらしい事だと思います。