花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/03/11 9:23:44|その他
証言 谷中村
 
 田中正造翁は、谷中村入村で
その生涯の華を咲かせた。
新聞記者的表現です。
 
 なぜ田中正造は国会議員を辞めて
直訴に奔ったのか。
 
 翁の川柳的?な和歌、日記、書簡から
その理由を辿っています。
 
 これは、序論、ネライは「翁(晩年、華の)
谷中村」人間完成その暮らしです。
 
 今回、蔵の街図書館からお借りした本の
間に貴重な証言がハサマっていました。喝
 
 







2021/03/10 8:55:19|その他
正造サンと宗三さんの真意
  音吐朗々、田中サンの文章作法を
紹介した島田宗三さんが同じ月報の
中で〜。
 
  田中翁の「余の書を見るべからず、
余の議論を聴くの要なし。唯だ余の
行いを見るとも、聞くともするを
よしとす」の教えを。
 
  この教えに、島田さんは背く憾みなしと
断わり、読者の参考に供することを念願して
あえて発表した。と。
 
  「翁の言行の一端を忠実に記録して〜」
島田さんのこの努力で、後世の人々の脳裏に
正造サンが生き続けています。感謝。
 







2021/03/09 8:22:41|その他
正造サンに一目(イチモク)
 正造サン、音吐朗々の文章作法、
放送記者の見事なお手本!
元記者は、恐懼、キョウク!
 
 正造サン、健在なら、原稿に
ウルサイ!鬼のデスクも
アナウンサーもアゴで使われる!
頓首、トンシュ。
 
 問題は「予は下野の百姓ナリ」
 
 昔、記者室で下野の国出身、
他社記者の電話送稿、傍受。
「お江戸のイ、井戸のエ、だよ、
字解き分かる?」
 
 翌朝の新聞、驚き、安心、クリア、
願えるなら、正造節、ラジオテレビで
聞きたかった。デス、喝
 
 







2021/03/08 9:05:39|その他
正造サンの作文教室 〜推敲〜
  翁(田中正造)が文章を書く時は、
まず第一稿をスラスラと書き終わり、
それから、その文章を音吐朗々と
読みながら、余白のあるだけ添削を
する。
 
 田中正造全集第八巻所収、月報4,
正造翁言行録、島田宗三、推敲の
一節です。
 
 そして、これを人に頼んで、一行おきに
書き直してもらう。
 
 その後、また推敲を加え、何回でも繰返し、
請願書・陳情書の如きは、差し出した後でも、
印刷にしてからでも、随時、修正加除の手を
加えた。
           喝
 







2021/03/07 10:43:11|その他
逸見猶吉 〜谷中村哀歌〜

  再掲(2012.3.13)

 写真は、詩人、逸見猶吉、本名
大野四郎の実家跡です。

 旧谷中村の役場庁舎を兼ねた
住まいは、足尾鉱毒事件による
強制廃村で破壊され、彼は、避難先の
隣りの茨城県古河市(コガ)で誕生。

 祖父、孫右衛門は初代、父、東一は
二代目村長、村を守る立場から、国や県、
そして村民の間で板ばさみになり、苦悩を
深めていきました。

 谷中村の遺跡を守る会長
針谷不二男さん(当時)は、
裏切り者とか、正義派とか
外部の研究者がレッテルを貼るのは
オカシイ!

 逸見猶吉の詩は、富国、公益に
名を借りた不当な扱い、こころの
痛みを解放する叫びが色濃く滲み
出てます。