朝日テレビ、バラエティー番組「芸能人格付けチェック」の中で 下記の問題が出された。
見ていない人があると思うので説明します、(ネットから) サックス、トランペット、トロンボーン、ドラム、ピアノ、ウッドベースの 6種類の楽器によるA、B、C、3つのジャズセッションを聴き分け、 すべて本物の楽器による演奏がどれなのかをあてる。 正解は6種類全て一流楽器による一流のプロの演奏。不正解は、演奏者は一緒だが、6種類の楽器の中に4つプラスチック製の楽器が入った演奏。 そしてこれを選んだら『絶対アカン楽器』は、不正解と同じくプラスチック楽器が4つだが、演奏者は11歳から14歳の子ども6人、今回のために 寄せ集めた“子どもバンド”だ。果たして絶対アカン楽器を選び、 赤っ恥をかいてしまうのは?
結果、回答はB、Cに割れて正解者は無しで、出演者全員が唖然として 大騒ぎ、私もCを選んで赤っ恥、珍しく女房とも意見が合って、 これも赤っ恥。
釈然としないので、布団の中で考えた。 そして、演奏した曲が、グレンミラーの名曲「茶色の小瓶」であることに 気が付き納得しました。
この曲は軽快で明るく、よく商店街やお祭り等のBGMで聞きます、 会場の空気を染めて雰囲気を盛り上げるのに最適です。
プロは、意識してメリハリを少なくして軽く流すBGM的な演奏をしたのでないかと思います。それに対して子供達は、力一杯の演奏です。
従って、何方の演奏が良いかと耳を澄まして聞くと、Aは平面的な演奏で つまらなく聞こえてしまつたのではないでしょうか。 これは、番組で作った引っ掛け問題で私たちは見事には まってしまったのです。 この様な言い訳で納得した私は安心し眠りにつきました。
それにしても「メリハリ」て大切ですね−−−−−
(追記) 長年プラスチック関係の仕事をして来た私に言わせるとプラスチックを 甘く見てもらっては困ります。 金属同等に硬く、響きの良いプラスチック材料は、何種類か在ります。
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