一夜の台風通過で想定外の大災害と大停電、 電気が無いと何も出来ない事に改めて愕然として居ます。 千葉の御苦労を思い、一日も早い全面復旧を祈ります。
さて、こんな時に何々ですが、50年前に読んだ小松左京氏の FS短編「継ぐは誰か」を思い出しました。
物語は、人類進化の歴史で原人ホモ・ハビリス、旧人ホモ・ネアンデルター、 新人ホモ・サピエンスと交代して来ましたが、 現代人である我々の後を継ぐのは、どの様な人類なの? が主題です。 小松氏は、是に電波を脳内で映像化出来、電波を飛ばしてインターネットの様に 会話する人類を空想して、ホモ・エレクトロニクスと名付ました。 物語では、ミュータントとして迫害され絶滅してしまいます。
我々は生身でこの様なことは出来ません、 でも、テレビやSNSの機器を使用して似たような事をして様に思われます。 もしかしたら、私達は新人類に移行する過渡期在るのか? 等と空想は益々壮大になります。
大停電で人に例えるならば、手足ばかりか目や耳も失った様な 災害地のニュースを見て、不謹慎では在りますが、ふと思いました。
50年も前にネットやSNSを連想させる人類を書くFSは、 虚構を真面目に語るノンフェクション作家です。 私はファンです。
さて、私も災害に遇っています。 不注意でMの生爪を剥がして、今も出血が止まらない状態です 定演までに治るのは絶望的で、大変困って居ります。 如何にか成るのか、ならないのか。 その時の「出た所勝負」に成ると思います。 |