ポイントは大根おろしでアクを抜くことと、弱い火で ゆ〜っくり気長に煮るということに尽きます。時々栗に「美味しくなってね♪」と話しかけながら作りましょう(笑)
材料:栗1kgだと→水・大根おろし茶碗一杯・重曹小さじ1程度・砂糖400〜500g程・醤油とラム酒(ブランデーでも)少々
●栗を水に浸してひと晩置く。 →あまりの量に気絶・欲張りを反省しつつ就寝 ●栗をさらに熱湯に浸し(剥きやすくする)ひたすら鬼皮を剥く。(注:渋皮を傷つけると煮ている時に栗が割れる) →精魂尽き果て就寝。 ●栗を鍋に入れ、(火のあたりがやわらかい厚みのある鍋が◎)栗の頭がかくれるくらいの水と大根おろしと重曹を入れ、時間をかけて弱〜い火でゆ〜らゆら煮る。大根おろしが栗のアクを抱き込んで呪いの鍋のよう。(料理は化学だと実感!) 大根おろしが真っ黒になったら火を止める。 ●冷めてから大根おろしを洗い流し、きれいな水で何度も何度もゆでこぼす。ただし優しく! (口は悪く、はよきれいにならんかゴルアァ!と栗を叱る。) ●水が澄んできたらゆでこぼすのを止め、ひと晩置く。 →重い鍋と格闘し疲れて就寝。 ●弱い流水にあてながら、栗の綿毛や筋をお掃除。 (ひと粒ひと粒2時間がかり! ) ●綺麗になったら水と分量の半分の砂糖を入れて1時間くらいゆ〜らゆら煮る。 ●そのゆで汁に浸けたままひと晩置く。 →栗の掃除で腰痛になり就寝。 ●水を足し、残りの砂糖を入れてさらにゆらゆら1時間煮る。 甘さ控えめが美味しい。 ●火を止める直前に醤油とラム酒を加え、そのまままたひと晩。 →ものすごい充実感に包まれ就寝。
私は夜のみの作業なのでこんな感じでしたが、時間が作る料理というのは大変だけれど楽しいものです。 消毒したビンなどに糖蜜ごと入れておけば、おせち料理まで美味しく保存出来るそうですよ♪ ガスコンロの場合はくれぐれも火の扱いに注意! イマベン&ご家族へ:来年も栗をください♪
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