西武池袋線急行で所沢へ。そして新宿線に乗換えて航空公園へ。
気持ちがもっと早くもっと早くとせかします。
ようやく航空公園駅に到着しました。
駅前のプロペラ時計やYS-11展示機を見るのもそこそこに、セミしぐれの中、末っ子坊主の手を引いて所沢航空発祥記念館まで少々歩きます。
http://tam-web.jsf.or.jp/contx/index.phpはい、現在公開中の「零戦」に会いにやってきました。
一方セガレは初めて乗る西武線にワクワクして喜んでいましたが、航空公園に到着してC-46 コマンドの姿が見えてくると一気にテンションが上がってきたようです。
わー!ひさしぶりー!(親の方が上がっているって…)
ここに来たのは何年振りだろう。もう10年以上経つのかなあ…
あの当時は91式戦闘機も格納されたままで公開されていなかったっけ。何だか展示機の間隔が狭まってきつくなっているかも…特別展の為にスペースを割かれているので仕方ないと言えば仕方ないのですが。
今回はその特別展の三菱重工の設計技師、堀越二郎氏の資料や里帰りした零式艦上戦闘機52型(れいしきかんじょうせんとうき”ごうにい”がた)の展示を見るのが愉しみでありました。
ご本人の几帳面な性格を物語る鉛筆による肉筆ノートの数々、まさに国の存亡のかかった開発に身を削られていた実物の持つ凄みですね。なるほど、こういう点に目を向けられていたのか、と、かつて航空産業の研究部に身を置いていた我が身にもひしと来るものがありました。
出来る事ならもっと内容を閲覧させていただきたいところでしたが、絵図や計測数値などしっかりと目に焼き付けさせていただきました。
あ、いかん。セガレはどこだ?
零戦の実機はかつて20年くらい前に竜ヶ崎飛行場に里帰り飛行した際に見た事のある機体です。レッドバロン主催の飛行イベントで、P-51も随伴して一緒に飛んでいましたっけねぇ。久しぶりだなあ。大事にしてもらっていたんだね。
自分が零戦を見る際に気に入っているのは、後方から機体を水平方向に仰いだ姿です。胴体が後方に向けてこう絞られていて、(直線的な印象の強い中島の設計の機体に対し)直線での断ち切りが一切ない三菱カーブ(?)のみで構成された美しさを感じますね。
また、翼の取付け面の立体構成、パネルワークの巧妙さは、本当に設計技術者のセンスを映ずるものであり、およそ77年前にこれを完成させた彼らの技術と熱意には脱帽であります。
さてさて、子供を放っておく訳にはいきません。操縦シミュレータ体験でご機嫌取りです。三菱プレシジョン製の初歩的なシミュレータですが、アドバイスしながらやらせてみるとどうもなかなか上手いもので離陸〜水平飛行〜左右旋回〜着陸と100点が出せて本人も大得意。
おや、こいつは仕込むとなかなか面白いかな?などと親バカになった次第です。
心残りは、以前あった747のシミュレータも体験させてあげたかった事ですが、すでに老朽化して遊具タイプに更新されておりました。
残念だなぁ〜。航跡もプリントアウトしてくれて本格的だったのに…
アレに乗ると、気分はまさに「ALICE12」(by新谷かおる)でしたね〜
(^^ゞ