今年もあと二日ですね。 狸は大晦日は好きですが元旦はちょっと苦手です。 12月31日が終わって、1月1日になった途端に急に昨日とはまるで違う世界に入ってしまったような気がするからです。 たった数分前まで去年だったのに、去っていく年はどこに行くの〜!!と不安に似た気持ちになります。 それは、いってみれば、新しい環境に慣れるのに時間がかかるのと似ているのでしょうか。 どちらかというと、大晦日の夜、紅白歌合戦を見ながら家族でしみじみするのが好きでした。 気持ちの切り替えがうまくできない狸は、毎年、2月になる頃にやっと“新年になった”と思います。 そして新年度が始まる4月に“本当に新しい年になったのだ”と実感します。 ちなみに、鏡開きの日が狸の誕生日です。 お正月の余韻を断ち切るこの日に狸は一つ年を取ります。 最近は、時間の流れが早く感じられます。
狸が小さい時、12月は母が大量に食材の買いだめをして、お正月の料理を作ってくれました。 暇な元旦を乗り越え、1月2日には母方の祖母の家に行きました。 母は5人兄弟で、皆それぞれ家族で来たので賑やかだったと思います。 狸は、当時赤ちゃんだった従妹に会うのが楽しみでした。 狸の両親も、本当は、こういうお正月を夢見ていたようです。 子供たちがそれぞれ結婚して、お正月には家族で来て、孫たちが従兄弟同士でチョロチョロ部屋を走り回る光景を夢見て父は家を建てたようです。 悲しいかな、その父の夢は果たせませんでした。 結婚して、配偶者との生活に慣れると、帰省しないといけないお正月が鬱陶しい時があります。 でも、やっぱり、母親が待っている実家に帰れるというは、とても貴重で幸せなことなのだとも思うことがあります。 |