 新入りアビシニアンが我が家に来て、一晩が経ちました。 先住猫のミラは、餌も食べず水も飲まず、押し入れに籠城しています。 かろうじて夜中にトイレには押し込みました。 何とか出すものを出しました。 昨日は、子猫を威嚇したり怯えて逃げ回ったりしていましたが、今日のミラはだいぶ顔つきが落ち着いてきました。 これは時間がかかることを覚悟しなければなりません。 狸は、押し入れのミラに出来るだけこまめに 「お母ちゃんにとっては、ミラが一番大事な存在だからね」 と話しかけています。 ミラも、何となくわかるようで、狸の指を舐めたり、尻尾でポンポンと返事をしています。 目つきも落ち着いてきました。
3年以上前、ミラが動物愛護協会から初めてやってきた時は、2カ月か3カ月の子猫でした。 絶叫しながら部屋中を走り回っていました。 あの時は、子猫をケージに入れるということを知りませんでした。 狸は、実家で、子供の頃から何回か猫を飼ってきた(どれもメス猫)経験があるので、余計にその時の猫たちと比較してしまうということもありました。 でも、今思うと、実家で飼っているということは、自分で飼うというより責任者は両親であったので、その意識の違いが大きかったのだと思います。 暴れ回って絶叫しているミラを見て 「私、この猫を飼う自信がない。そもそも、この猫のこの顔が嫌いなのよ!!」 と叫んだことがありました。 あの時は、この猫を飼うことで自分の子供を諦めることになるのが怖かったのです。 その後、一度はミラを返したものの、やはり正式に引き取って我家の猫になりました。 猫の飼育の本と首っ引きで、EASY WEBでも猫の飼い主さんのブログを検索しまくり、試行錯誤でここまで来ました。 やっとミラとも以心伝心ができるようになりました。 今、新しい猫が来ましたが、自分たちで気に入って選んだ猫とはいえ、飼ったからといってすぐに愛情が湧くものではないことを痛感しています。 いや、熊は新入りアビシニアンちゃんが可愛くてたまらないようですが、狸は、ミラのことが気にかかるのです。 名前も、ミラの時は顔を見て狸が 「私が名前をつけても良い?ミラにしたいんだけど」 と決めましたが、アビシニアンちゃんには名前が思いつかないのです。 でも、売り場で抱かせてもらった時、他のペットショップの猫でもなく、動物愛護協会の子猫でもなく、このアビシニアンに運命を感じたことも事実です。 時間をかけて、愛情を育てていくことになるのでしょうか。
本当のことを言うと、自分が可愛がるというより、ミラが可愛がる姿を見たいというのが狸の今の時点での本音であります。 |