先週、狸の伯父が亡くなったという連絡が入りました。 父方の伯父で、80歳は越えていたと思います。 母から弔電を頼まれました(母自身は出席します) しかし、狸は色々と考えて、弔電の代わりに手紙と香典を送ることにしました。 本当は弔電と香典とを両方送るのが正統のマナーなのだと思います。 でも、定型文の弔電を送って他の方と内容が被る可能性があると考えたのです。
残った伯母は、かなり気落ちしているようです。 家の中で、鉛筆一本見ても紙切れ一枚見ても、亡くなった夫を思い出してつらいと母に話したそうです。 そして、 「あなたの気持ちが初めてわかったわ」 と言ったそうです。
2年ぐらい前、父が亡くなった後のことです。 狸が 「伯母さん、気が向いたら母に電話してみてくださいね。伯母さんは父のお姉さんでしたし、色々と父の思い出話などをしたいと言っていましたから」 と言った時、伯母は 「私と話したって仕方ないでしょ。あなたのお母さんて、他にお友達がいないの?」 と返してきました。 父が元気だった時は、実の弟である父よりも母と会話が弾んでいた伯母の言葉に狸は絶句しました。
自分がその立場になってみないと絶対にわからないことは多いと思います。 “お父さんさえいれば・・・” と嘆く母を鬱陶しく思うことがある狸です。 でも、その一方で、自分が落ち着いて日々を暮らせるのは、ほかならぬ人生の伴侶が一緒にいるからだ、とも思うのです。 そのことを忘れてはいけないと思いました。 |