狸は昨日、実家に帰り、今日、自宅に戻ってきました。
月に一度は帰ることにしています。
帰ると何かしらの事務手続きがあります。
今回は、母の郵便局の“かんぽ”の保険金の確認でした。
四月上旬に保険金満期のお知らせがあり、まとまった金額の満期の保険金のお知らせが来たものの
「保険証書がない!!」
ということで、郵便局に手続きに行きました。
紛失だとしたら、それなりの手続があるからです。
母と一緒に最寄りの郵便局に行くと、若い女性職員がテキパキと処理履歴を出しました。
何と!!
既に保険金は別の郵便局で支払い手続きが終わっており、なお且つ、その保険金で別の保険に加入した形跡があるとのことでした。
女性職員さんは母に
「先週あたりに、○○郵便局でお手続きをした記憶はございませんか・・・?」
と訊きました。
母は
「覚えていない・・・」
と困った顔になりました。
しかし、狸はふと、自宅の証書入れに、その金額で郵便局での保険の手続きの受付票があったことを思い出しました。
それを伝えると、すぐにその女性職員はその郵便局に電話をかけ、事情が確認できました。
母が保険金の支払い請求の手続きに行った時に、その窓口の男性職員に
「使う予定がないお金なら、この保険はどうでしょうか?」
と勧められて、その場で加入手続きを取ったそうです。
女性職員からの話で母はすぐに
「そうだ!!新しい保険に入ったのよ〜!!思い出したわ〜!!」
と言いました。
そして帰宅後、その時の保険加入の書類を狸が確認すると、払い込んだ保険金よりも満期で受け取れる金額が少ないのです!!
今まで、“貯金代わりの”タイプの保険しか入っていなかったので、
“これはどういうことだ!?”
”今から解約できないかしら?”
“でもクーリング・オフ期間が過ぎているわ!!”
と色々と疑問が頭を駆け巡りました。
当の母は、自分がどんな内容の保険に入ったのかわかっていないようでした。
そして翌日、母と一緒にその加入手続きをした郵便局に行き、担当した若い男性職員に内容説明を受けました。
この保険は、貯蓄のものではなく、病気や事故などの時の保障のものなので、満期の受取金は支払った保険料よりも少なくなるとのことでした。
でも、その分、入院などの保障は厚くなり、要するに“万が一の時の備え”には良いもののようでした。
保険が成立すれば証書が送られ、成立しなければ支払った保険料が全額返金されるのでその手続があるとのことでした。母の年齢を考えると、病気や事故などの傷病に備えた方が良さそうだという気もしてきました。
狸も、若い男性職員さんの説明で初めて納得がいきました。
それでも、
「これからは、大きなお金を動かす手続をする時は、必ず子供たちの誰かに相談してからにするように。自分一人でその場で判断しないように」
と母にお願いしたのでした。