今年が終わる前に、狸が今年で一番印象に残った言葉を記録しておきます。 それはドラマ『町医者ジャンボ!!』での一場面の言葉です。
向いていないのは駄目なんですか?
これは、ドラマの中で魚類学者の倉橋さんの言葉です。 ヒロインである飛鳥ちゃんが仕事で失敗を犯し、ジャンボ先生から 「お前は看護師に向いていない!これはお前のために言っているんじゃない。患者のために言っているんだ」 という、逃げ道のない叱責の言葉を投げつけられ、落ち込んでいる飛鳥ちゃんに魚類学者の倉橋さんがかけた言葉です。 倉橋さんは、コオリウオという魚の話をします。 コオリウオという魚は南極に生息する魚ですが、その過酷な環境に生息するうち、進化して凍らない身体を身につけたというのです。 「一見、生息に向かない環境が実は進化には向いていた」 という話をします。
狸が自動車の運転免許を取るために教習所に通った時のことです。 自動車の運転の適性検査を受けた時、とんでもない結果が出ました。 あなたは重大な事故を起こす可能性が非常に高いです”という意味の結果が出ました。 実際に教習が始まってからも、どの課程でも合格を貰うのにかなりの時間が掛かりました。 あまりの習得の遅さに、ある時、教習所の役職の方に呼ばれ、応接室で 「かなりのお時間をかけられているようですが、うちの教官の指導に何か問題がありますでしょうか」 と聞かれたほどです。 あの頃、狸は教習所の帰り、道路を走っている車を見ながら ”私には、教習車以外の車を運転する日など永遠に来ないのだわ!!" と半泣きになりながら歩いていました。 仮に運転免許をとったとしても、当時は東京都に住んでいましたし、ペーパードライバーで一生を過ごすと思っていました。 しかし、かなり時間が掛かったものの、運転免許を取得し、後に、結婚を機に車を運転しないとどこにも行けない生活が始まりました。 最初の頃は、自宅とスーパーマーケットの往復がやっとで、それ以外は熊の助手席で移動する日々でした。 ただ、その後、数年して、ガソリンの高騰が始まり、狸は少しでもガソリン代を節約するために燃費に良い運転を心がけることにしました。 ある時、熊と運転する車を交換したときのことです。 熊が今まで狸が運転していた車のガソリンメーターを見て言った一言が妙に印象に残りました。
俺より燃費運転をしてやがる!!
燃費運転・・・? それって良いこと?? 狸は雑誌やインターネットで運転の仕方を調べ、アクセルもブレーキもなるべく滑らかに踏むように心がけていました。 また、運転しながら誰に教わったわけでもないのですが今までの経験から ”ここはこうした方が良いのではないかな?" と思って心がけていたことが、偶然、運転技術のための本やインターネットのサイトで狸が気を付けていたのと同じことが取り上げられていました。 今まで、家庭でも学校でも職場でも、何かと自分なりに工夫するたびに ”余計ないことをしないで!!" と言われていた狸ですが、車に関してだけは初めて自分が気を付けていた通りのことが本やインターネットで紹介されていました。 その時、とても嬉しかったです。 個人的な感想ですが、苦手意識があるからこそ、謙虚に向かい合いうこともあるし、また、苦手なことだからこそ、それを克服したときに応用が利くのかもしれません。
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