 2011年の4月にステラが我が家にやってきて、その年の夏、熊と狸は泊りがけで旅行に行くことにしました。 泊りがけで出かける時はミラはペットショップでペットホテルをお願いします。 その年は、ステラの里帰りということでステラの出身のお店にお願いしました。 当日、ミラとステラの2匹を連れていくと、勿論、ミラにも優しく声を掛けてくれました。 しかし、お店にいた子がお客さんとして戻ってくるということはペットショップの店員さんにとっては最高に嬉しいことなのでしょう。 次の瞬間、若い女性店員さんたちがステラを取り囲んで 「わー!!可愛い!!」 と歓声を上げました。
飼い主にとっては、どちらも可愛い存在です。 正確に言うと狸自身は、ミラは生まれてすぐに母親を交通事故で亡くし、「母親を知らない子」ということと、ステラよりも一緒に暮らした時間が長いということで最初はミラの方に思い入れがありました。 それでも、ステラについては、一緒に暮らしていくうちに愛情が湧いてきました。
ステラは何といってもブリーダーさんの所で生まれ、自分の母親は勿論、父親もわかっている子です。 先住猫のミラを大事にしなくては!という強迫観念に近い思いがあった狸は、初日はステラをケージに入れました ステラは一晩中絶叫していました。 見かねた熊が 「ステラも愛情に飢えているところがあるよ。こいつも可愛がってやらないと可哀想だよ。」 と言った時、狸はハッとしました。 そこでケージから出しました。 ちなみにミラの方がケージに入りたがりました。
よく 「ミラとステラ、どっちが可愛い?」 と訊かれますが、どっちも可愛いというのが正直な感情です。 ただ、可愛いのとは別に、何といってもステラは若いので、反応が楽しい部分があります。 子猫だったミラもさすがに6歳になる頃から寝ることが多くなりました。 反面、ステラは今も何かとじゃれます。 そして、これは人間のお子さんを育てている友人から良く聞く言葉で 「最初の子は、こっちも余裕がなくて可愛いと思えないことが多かったけど、下の子になると慣れてくるから許せるし可愛いと思う余裕が出てくる」 という言葉があります。 これが猫にも言えるのです(狸の場合です) ミラが子猫の時は、じゃれていても 「あんたはどうして、そうじゃれてばっかりいるの!!おとなしくできないの!!」 と叫んでしまったことがあります。 ステラの時は 「ステラは可愛いねえ。良く遊ぶねえ」 と素直に思えます。 まあ、先に書いた通り、持って生まれたものが、ミラは割と直情型でドタバタしたところがあり、ステラは器用にすっすと動くところがあることも大きいかもしれません。 ただ、飼い主の自分がそんな感情を持つときがあるので、よその人がミラのことを褒めてくれるとほっとするのです。 |