先日の夜のことです。 夕食が終わり、食器洗い機を稼働中のことでした。 昼間からずっと寝ていたミラが起きてきました。 そしてするりと食器洗い機の上に乗り、寝そべりました。 稼働中の食器洗い機は適度な温かさで、冬は猫にとって特等席です。 すると、今まで椅子に座っていたステラが飛び上がり、ミラの脇に滑り込んで自分も食器洗い機の上に座ろうとしました。 自分だけだと何とも思わなくても、ミラが来ると急に横取りしたくなる癖がステラにはあります。 いつもなら退くか、頑固に居座るかするミラです。 しかし、その時は違いました。 ステラの頭をパシンとはたき、次の瞬間、噛み合いになりました。
ウギャー!!!
今まで聞いたことがなかった絶叫です。 さすがに放っておいてはいけないと思い、狸はとりあえずステラを強引に引き離して椅子に置きました。 気が済まないといった顔のステラの頭を撫でて 「今のはステラが悪いよ」 と言って聞かせました。 そして次はミラの頭を撫でて 「まあ、ミラもステラを許してやってちょうだい」 と言いました。 どちらも興奮した息遣いでしたが、それ以上、動くことはなく、それぞれの場所で座りました。 こんな時に複数飼いは難しいな、と思います。 ミラにすれば、ステラが来るまでは座りたいときに座りたいところに座っていたのですから。 ステラにしても“ここのお家の猫は私だけじゃなかったの?”という思いがあったかもしれません。
でも、翌朝は、ミラもステラも何事もなかったように、窓際に並べた色違いの座布団の上で、お互いの顔を確認しながら休んでいました。 |