狸の父が他界してから十数年が経ちます。
そして最初の10年以上の間、実家の母から毎日のように愚痴の電話がありました。
最初は親身に話を聞いていた狸ですが、だんだん疲れてきました。
我が家の電話はナンバーディスプレイであり、メロディーの鳴り分けもしてあり、狸実家からのメロディーが流れると気が重くなりました。
無視していると今度は携帯電話に着信がありました。
そこで携帯電話をドライブモードにしたり、着信暦すら見たくなくて電源を切ったりしました。
外出先から帰って着信履歴を確認するのが怖かったです。
けれど、昨年か一昨年辺りからでしょうか。
母からの電話が減りました。
たまには狸から実家にかけると出るまでに時間が掛かるようになりました。
でも、やっぱり、たまに掛かってくると“鬱陶しいな”と思いました。
そんな時、
この記事(クリックしてください)を読みました。
近い将来、(親は)電話をかけるとさえできなくなります狸がこの記事を読んで印刷した日付は2020年10月11日でした。
ハッとしたものの、それでも、母からの着信がない日はホッとしていました。
けれど昨年の終わり頃から、外出から帰ったときに着信なしの履歴に何ともいえない思いを感じています。