タイの風・熱中

とにかくタイの国が好き!体験した、たくさんのカテゴリーで書き続ける。
 
2008/07/30 14:37:07|気候
タイの川と日本の川
昨日の神戸で発生した河での災害。痛ましい結果となった。
日本の川は山地から海までの距離が非常に短い。したがって川の流れは緩やかな時も、豪雨にはたちまち激流に変化する。
そしてそれが都市部では地面にしみこまぬ水が一気に街中の川に集中する。

タイでは川の流れは地形の高低差が非常に少ないので流れはゆったりとしている。
バンコックの中心を流れる「チャオプラヤー川」 แม่น้ำเจ้าพระยา  (メナームチャオプラヤー) もそれで、豪雨で数百キロの流れが早くなっても激流に変化する事はない。

そしてはるか北部で豪雨があった場合には「チャオプラヤー川」の水位の変化予報が出る。それは数日後の予報としてバンコック都民の話題になる。

ただしバンコックの中で発生したスコールは別である。
たちまち(1時間)にしてあらゆる通りは排水ポンプが起動し都内の水がチャオプラヤ川に排水されるまで都内は水に占拠される。

こんなときはタクシーも通りより低くなった道には入らないからしばしビルで休むことになる。







2008/07/20 10:41:38|食事
小さな日本食レストラン「どんべい」
プチレストランにも入らないむしろ食堂?

スクンビット通りソイ18に「どんべい」という名の日本食レストランがあった。(10年ほど前店を閉めた)

94年の正月、昼食を食べようとソイ18に入った。
と左側の小さな店の前でビラを配る2名の女性がいた。そのビラには「雑煮があります」と書かれていた。

その日は行きつけのソイの奥にある和食の店に行くことにしていたのでビラを受け取ったまま通り過ぎた。

食事を終わってから帰宅途中、またその二人に会った。そこで「明日も雑煮はあるの?」と尋ねた。中年の小柄の女性はタイ人であるが日本語をこなす。「あります!」

そして翌日。店に入った。例の二人が手持ち無沙汰そうに店のカウンターにいた。そしてオーナーであるあごひげを蓄えた日本人男性が一人。中年の女性とひげのオーナーは夫婦。

雑煮を注文。例の日本の味だ。その店は手打ちうどんがメインであること。奥さんは日本でケーキの勉強をしたこと。オーナーは大学を卒業後南米を中心に各国をバックパッカーをしたことなど話をしてその日は帰った。

なんとなく居心地のいい店(カウンターを含み15席)だったので95年に帰国するまで行きつけの店になった。










2008/07/07 11:15:57|市場(タラート)
味見をする!
市場「タラート」 ตลาด を訪れたら食品の多さに驚く。

お菓子から惣菜、素材まで。

初めて目にするものも多いはず。

そこで味見をしたい。

そんなときには一言言おう。 ชิมได้ไหมครับ(ค่ะ) (チムダイマイクラップ(カ))

「味見していいですか?」 「つまんでいい?」 

そこは親切なタイ人のこと。

ได้ได้ (ダイダイ) 「いいよ」

当然店の人は興味を示した客にはその物の味見を進めてくれる。

最後の言葉 クラップ(カ) は男性がクラップ、女性がカをつける。いわゆる丁寧語の定型句である。









2008/06/30 14:59:44|ハンドメイド
金箔の小物入れ











写真の小物入れは、サイアムスクエアーのアンティークショップで購入したもの。大きさは8Cmの長さで小鳥をかたどったものである。上下で分けられ小物を入れられる。黒色ラッカーの上に金箔を貼りその上から羽の線を書き入れたものである。

金箔といえばタイの寺院に行き仏陀に参拝するとき40バーツ程度の「ハスの花」
 ดอกบัว (ドークブア)と線香そして、薄紙に挟まれた3Cm四方ほどの金箔が2枚ほど挟まれたものをで買い、祈りを捧げるときにハスの花、線香をあげ、金箔は仏陀の身体(自分の身体を治癒したい所)に貼り付けるのである。

小型の仏陀は外形の線がはっきりしないほどの金箔に覆われることになる。それぞれの願いを込めて祈られる仏陀の姿でもある。







2008/06/25 16:58:42|食事
プチレストラン
本来「タイ料理」 อาหารไทย  (アーハーンタイ)は大勢の仲間と料理を囲み料理をつつきながらの食事が普通である。

しかしたまにはゆっくり少人数でというとき小さなレストランが相応しい。好みだったのは「レモングラス」まさに小さな店である。

「スクンビット」通りの「ソイ24」を入って約200mの左側にその店はある。周囲の喧騒に気をとられていると通り過ぎてしまうほどだ。ソイの入り口を少し入った右側には「エンポリュームデパート」があるから分かりやすい。

店内は草花や植木などで装飾され冷房の効いた部屋の他にテラス席が(2テーブル程度)ある。
キラキラとした明かりは無くキャンドル程度の明るさで
メニュー รายการอาหาร (ラーイカーンアーハーン)を読むのに努力するが、落ち着いた雰囲気をかもし出している店である。