タイの風・熱中

とにかくタイの国が好き!体験した、たくさんのカテゴリーで書き続ける。
 
2008/12/12 13:40:10|タイ語
発音の省略記号
タイ語を書くときに文字の発音をしない記号がある。

特に英語をタイ文字にした時(勿論タイ語でもある)に使う。
その記号の名前を(カーラン)といい、「黙音記号」という。

ฟิลม์ (フィルム) この ム ม์ の上の記号がそれである。

また「家具」の英語 furniture をタイ語で書くとเฟอร์นิเจอร์ (ファーニチャ)なって、英語のrの部分にこの記号が付く。

しかしこの記号が付かなくても発音しない場合があるからやっかいである。

「タイ」の ไทย がその一つであり3字目の は発音しない例である。







2008/12/05 16:44:43|タイ語
文字の省略
タイ語の文字には非常に長い語句を短くする記号がある。

一例をあげると、タイ語でいう「バンコック」の例である。

バンコックという言葉はインターナショナルの言い方であって、タイ語での呼び名は一つの詩であり、大変長いのである。「クルンテープマハナコーン・・・・」とまだまだ続くことはこのブログの07年7月の記事に書いた。

そこで 以下省略の記号  を使って標記するのである。
この記号は「小略符号」(パイヤーンノオイ)とよぶ。

กรุงเทพฯ (クルンテープ・・・・)

通常タイ人がバンコックをタイ語で呼ぶときには「クルンテープ」と言っている。


(写真はタイ・ウイキペディアから)







2008/11/26 17:34:35|なに?
FM局で生出演
タイでの出来事ではないがNHKのFM「とちぎ6時です!」の生放送に出演することになった。
丁度4年前、午後6時からニュース、天気予報などを挟み1時間の番組であった。

ひょんなことからNHKのリポーターを知ることになり、今度FMに出演いかが?と彼女から誘いがあった。内容は当然、タイの魅力について。初めての経験であるが期待を胸に承諾した。

当日までに自分の内容とリポーターの内容を持ち寄り内容を固めた。

放送用語で「尺」と言う言葉を彼女は何の前触れもなく使い出したが、そのうちにこれは時間のことだと分かった。全て放送はこの尺で動いていくのだ。
またお互いのやり取りの間にタイの音楽を探して欲しいとの依頼もあり、手持ちのCD中から、バードトンチャイの「サバイサバイ」「ブーメラン」とプンポアンの「ソムタム」を用意した。

当日放送30分前に局に付き、スタジオのブースに入った。マイクのスイッチングは私の手元にもあるが、彼女側で操作する。私は彼女の問いかけに答える形である。のどが渇くと思われたのでペットボトルを持参。ガラスの向こうにはディレクターがこちらを見ている。

栃木弁が極端にならぬよう、相手の話にタイミングよく答えられるよう、しかし自分の言いたいことも漏らさないようになどと考えているうちに進行していった。

あとでテープを聞いてみると、問いに対して私の初めの言葉が全て「そうですね・・・」から始まっていることにおかしさを感じてそれ以降、放送の中に出てくるインタビューの問いかけに相手はなんと言うのだろうなどと気になってしかたがないのである。
今度機会があるときは、「そうですね・・・」以外の言葉を選ぶことは間違いないと思っている。







2008/11/16 17:10:09|なに?
365分の1 (1/365)
確率365分の1。
その人の誕生日 วันเกิต  (ワンケゥートゥ)とある人の誕生日が同じ日になる確率。

恐れ多いことであるが、どんなにえらい人でもこの確率は同じである。

そこでタイの国王の誕生日は12月5日。
この時期、タイでは王の生誕を祝って各種のイルミネーションが街の中を飾っている頃である。
過去の記事にもこの奉祝の状況を書いたが、特にバンコックでは豆電球の数では日本も負けてしまうほどのイルミネーションが輝くのである。

小生もこの日が誕生日になるのである。つまりタイの王様とその日が同じということになる。
タイの国が好きになったこともこれが一因であるのは間違いがない。

このことを知ったのは20年も前のことである。
小生の誕生日を知っていたタイの友人が、その日が近くなったある夜に街中の雑踏と飾りの中に自分を誘ってくれたときである。
「タイの人たちがあなたの誕生日を祝っている!」と言ったときにそういうことかと気が付いたのである。

益々タイの国が身近に感じられた夜だった。 


(写真はタイ・ウイキペディアから)







2008/11/05 17:24:50|タイ語
魚の色々
タイ語で「魚」は ปลา (プラー)である。

イかは ปลาหมึก  (プラームック)日本ではイかは魚とは言いがたいがタイでは蛸も魚である。イカや蛸は墨を持っているので単語の中に墨を意味する「ムック」がある。つまり墨を持った魚という。

さばはそのまま(プラーサバ) ปลาซาบะ で種類の言葉は日本語と同じ。むしろ日本語をそのままタイ語にしたのだろう。タイの店ではさばは冷凍されている。タイの海では獲れない魚である。タイ人の好きな魚の一種でもある。

アジは ปลาทู (プラトゥー) でタイの近海でも獲れる。ロウニンアジとよばれれる大型のアジ(グレートトレバリー)はフィッシングの好ターゲットである。

マグロは ปลาทุน่า (プラーツナー)で英語読みの「ツナー」がタイ語となっている。

このように魚の呼び名はいづれも「プラー」の後に固有の種類である名前がつけられるのである。