姉妹ブログで新年についてピーという言葉が「年」の意味を持つ事を書いた。(前出の姉妹ブログをクリック)
この(ピー)という音にはさらに「お化け」の意味を持つ文字がある。
それはผีである。先のブログの(ピー)はปี
であって発音が異なる。
ここがタイ語の難しさになる。 ここでは同じ音でも意味が異なる単語があることを知るにとどめる。
(発声音の比較は差し控えるが、音の高さについて付け加えるならば、お化けのピーは高子音で上声の音そして年のピーは平声で通常の声のレベルである)
20数年前タイの会社の優秀従業員を日本に招き、日光の金谷ホテルに宿泊した時、あの由緒あるホテルの古さとお化けがなぜか一致して何人かのタイ人がお化けを見たという騒ぎがあったそうである。今でもタイ人はお化けの存在を自信を持って主張するのである。
そしてもう一つ、同じピーの音であるพีがある。
これは兄、姉、年上の人、そして年長者への「あなた」として使われる。
その例として、車を運転していて警官に呼び止められたときその警官に対して呼びかけるときにこのพี を使っているのを経験したことがある。