こんにちは!中矢邦子です。
今回の館林うららで最初にご紹介したのは、130年以上の歴史を持つ「阿良川酒店(あらかわさけてん)」。 5代目店主・井上良幸(いのうえ よしゆき)さんにお話を伺いました。 井上さんは、元々清酒メーカーに勤めていて、唎酒師の資格を持たれているとても頼もしい存在!たとえお酒に詳しくなくても豊富な知識をもとに優しく、時には情熱的に相談に乗ってくださいます。本当に勉強になりました!
特別に試飲させていただいた日本酒は、2種類。 『水芭蕉 純米大吟醸 翠(すい)』は、桃や梨のような果物のふんわりとした香りで、口当たりはやわらかく、かろやか。サッパリとしていて、すごく飲みやすかったです。日本酒が苦手な方もおいしく飲めると思います。白身魚のお刺身や湯葉など、あっさりとした味付けの和食にぴったりな味わい。
『坤滴(こんてき)純米酒』は、淡い黄金色の見た目が目を惹きます。これは、日本酒本来の味わいをしっかり残しているからこその色なのです!本当においしかったなぁ・・・。 キリッとしていて、後味まで米の旨味が口に残ります。これぞ日本酒! 濃い目の味付けの煮魚、脂の乗ったお魚や塩味の焼鳥などに合いそうです。
どちらも館林・邑楽地域では阿良川酒店でしかお目にかかれません。みなさんにもこのおいしさ、感動を味わっていただきたいです!
続いては、富士原町の喫茶店『お茶屋のあ』。 お店の外観が船の形になっていて、強く印象に残ります。「ノアの箱舟」が店名の由来です。
お話を伺った鳥羽智子(とば ともこ)さんは昔から喫茶店を開くのが夢でした。 2001年にオープンして、現在20年目!お店自体や店内のほとんどのものは、なんと手作り!あたたかい木のぬくもりを感じるお茶屋のあは、長年地域の方から愛されています。
いただいたのは『ピザたまごトースト』と『ブレンドコーヒー』。 外側はカリッと、中はフワッフワの輪切りトーストの上に、それぞれピザの具材とたまごをトッピング。 なんといっても栃木県の足利ブランド認定品である卵「力丸(りきまる)くん」を使っているのが特徴です!そのこだわり卵を茹でて潰し、塩こしょう・マヨネーズ・マスタードなどで味付け。通常の卵よりコクや濃厚さが桁違い!格別なおいしさでした。 ピザトーストは、ピザソース・たまねぎ・ベーコン・チーズが乗っていて食べ応え抜群。
ブレンドコーヒーは、4種類の豆を使っていてほどよい苦味とひかえめの酸味。そのバランスがちょうどいいのです。お茶屋のあでしか味わえない一杯ですよ! 添えている手作りクッキーは、バターとココアを混ぜていてサクサクとした食感。カリッと香ばしく、ほんのりとした甘さがコーヒーにぴったりです。
運が良ければ、かわいい2匹の看板猫ちゃんに会えるかもしれません! ラッキーなことに、わたしはオスのむーくんに出会えました。
お茶屋のあは、ゆったりとした時間が流れていて、ホッとする空間が広がっていましたよ。 ぜひ、みなさんもお立ち寄りください。
では、また次回もお楽しみに! |