館林 ふとんの富田屋

国産寝具、手作り布団、自社製手作りかいまきを商っています。日本製にこだわり、羽毛掛布団、マットレス、布団カバーは日本製の良品を仕入れ、綿布団とかいまきは自社職人が手作りで仕立てた製品を扱っています。
 
2016/05/01 18:13:00|小笠原諸島
2016年小笠原旅行記 その1
今年もやってきました母島へ。………ダンナをほっぽらかして。


すでに滞在ウン日目。

今年は去年と違ってほぼ毎日アカガシラカラスバトの姿を見ています。






8年間も見られなかったなんて嘘のよう。(ウットリ)








こっちのフレンドリーさが伝わった?



中々写真がうまく取れないのが玉に瑕ですが、あかぽっぽは動きがトロいおっとりしているので私のシャッターチャンスでも何とか写真にとることができます。








メグロやメジロは(特にメグロは)動きが速くて写真に収めるのが難しいですが、宿の脇にパパイヤの木があってずっとそこをはっていたところ、(自分的には)中々良い写真が取れました。


これはメジロ。





これは母島にしかいないメグロ。でも島内には沢山います。




明日はどこにいこうかな。

 







2016/04/11 16:27:04|その他
手作り肌掛布団の仕立てA

前回の続きです。

職人手作りわた入れ仕立て肌掛布団の工程


☆均等な厚さにわた入れする
☆布団の角をきちんと出す事
☆布団の隅々までわたが入っている事

布団ガワの上に「わた」で布団の形を作った状態から、
ガワ全体を裏返す要領で「わた」を「ガワ」に収めます。

納めた後は「ガワ」の隅々や角をしっかりと整えます。


この後は「わた」を入れた開口部を縫い合わせる工程です。

 







2016/04/07 15:28:00|その他
手作り肌掛布団の仕立て@


※製品価格を修正しております。


職人手作りわた入れ仕立て肌掛布団、
シングルで9,900円(税込)です。


日本国内で加工した材料を
自社裁断、縫製、綿入れ、仕上げと作業します。



均等な厚さにわた入れする事、
布団の角をきちんと出す事、
布団の隅々までわたが入っている事、


技術も必要ですが、快適な使い心地が得られるよう

きれいに仕立てようとする気持も大切だと思います。


写真は「わた入れ」の開始から
辺や角をきちんと出す仕立て過程、
布団の厚さを出して布団の形が
完成した所までを提示してみました。



 







2016/04/05 16:53:00|本日の納品
肌掛布団11,900円(税込)、コットン100%で手作り仕立てです。

※製品価格を修正しております


暖かい日中と、それなりに涼しい夜の寒暖差で体調を崩しやすい時期です。

厚手の掛布団を使っていると、汗ばんでいる事もありますが、
かといって薄手だとまだ肌寒いという、掛布団のチョイスが
難しい頃合いです。

肌掛け仕様の羽毛掛布団や合掛使用の羽毛掛布団は、
値段の割に使用期間が短かいし、夏場は使わないと思います。

しかし、お買得価格の羽毛肌掛布団は、ダウンの産地に関して
気がかりになる事もあります。


日本の気候だと羽毛掛布団は冬の物と割り切った方が良いかもしれません。


そこで、春・夏・秋は吸湿性良好かつリーズナブルなお値段、
植物性繊維のコットン100%、純綿わた入りの肌掛け布団を
選択するのはどうでしょうか?


快適に眠れる肌掛布団が購入できると思います。


整形わたを薄く入れてキルティング加工を施した肌掛布団は、
比較的安価で、どこでも手に入れ易い商品です。
中わたが綿100%であると吸湿性が良好です。


当店の場合は、職人手作りわた入れ仕立て肌掛布団となります。
表題にもありますが、シングルで11,900円(税込)です。


写真3枚目、比較用に並べた通常のシングル掛布団よりかなり薄く、
中わたも綿混わた3.6kgから純綿わた1.2kgとなっています。


掛布団の隅々まで、均等な厚さに「薄く」わた入れするわけで、
きれいに仕上げるためにはそれなりの技術が必要となります。

わたを敷きつめる「わた入れ」、
わたを入れた口を縫い合わせる「口くけ」、
布団側と中わたがズレないよう各部を縫う「とじ」、
これらを熟練の職人が手作業で行った肌掛布団、
これからの季節の快適な睡眠に貢献すると思います。




 







2016/04/01 17:32:01|布団の材料あれこれ
綿100%表示や手作りについて

先日お客様が打直し依頼で持ち込まれた布団、
綿100%わた入り、手作り品という事でした。

その場で調べてみると「おちわた」が充填されていました。

当店では「打直し仕立て」ができない「中わた」仕様であったため、
説明させて頂きました。

 


【おちわた】
綿花(コットン)から糸を紡ぐ紡績作業の際、
糸として使えない部分が出ます。

これを集めて詰め物に加工したのが「おちわた」です。
布団ガワに詰めて形を整えるタイプの製品に多く使われます。

未使用品で綿100%の部分のみを集めれば、
品質表示は綿100%となります。


【せいけいわた】
綿花(コットン)から不純物を落とし、
ある程度の大きさに製綿したのが「せいけいわた」です。

職人が手で「せいけいわた」を敷き重ねて、
キルティング加工をしたり、手とじ加工をしたりします。

綿花のみを使用し、化学繊維等を混合していなければ、
品質表示は綿100%です。


【たまわた】
綿花(コットン)から不純物を落とし、
均一な大きさと厚さに製綿した後に畳まれたのが「たまわた」です。
上記の2種類の「わた」より手間と製綿技術を必要とします。

布団職人が手作りで「わた」を敷き重ねて布団の形にしますので、
布団側の隅々まで「わた」が入っており、かつ、均一な厚さで仕上がります。


 

綿花(コットン)100%の原材料のみで製綿していれば
品質表示は綿100%です。

お客様が持ち込んだ布団は、綿100%の「おちわた」を入れた布団で、
手とじを行って仕上げた物のようでした。

このため、綿100%の中わたという言葉に間違いはありません。
手作業で「中わた」を詰めて「手とじ」を行っているようなので、
「手作り」とも言えるでしょう。

「手作り」についても、説明させて頂きました。



【手作りの定義】
明確な規定は無いのですが、
布団仕立ての工程を手作業で行い
「手作り」と表示するわけです。

寝具仕立ての工程
@布地の裁断
A布地の縫製(布団側をつくる)
Bわた入れ
C口縫い合わせ
Dとじ
Eその他仕上げ


当店の場合は、
@一品ものでは裁ちハサミを用いた手切り、
 数十枚を一度に裁断する場合は裁断機を使います。
Aミシン縫製
B「たまわた」を手作業で入れます
C「くけ糸」を用いて手作業で縫い合わせます。
D「とじ糸」を用いて手作業で縫いつけます。
E「かいまき」なら「肩あて」と「別珍エリ」を手作業で縫いつけます。



「手作り」とは全ての工程を手作業で行う事と言う人から、
どれかの工程が手作業なら「手作り」だと言う人までいます。

「たまわた」を使わなくても手作業で「わた入れ」を行っているから
「手作り」と言えるという人もいます。


中わた:綿100%
仕立て:手作り

という同じ表示の布団があっても
上記のような「違い」がある事を知っていると
品物を選ぶ参考になると思います。