館林 ふとんの富田屋

国産寝具、手作り布団、自社製手作りかいまきを商っています。日本製にこだわり、羽毛掛布団、マットレス、布団カバーは日本製の良品を仕入れ、綿布団とかいまきは自社職人が手作りで仕立てた製品を扱っています。
 
2013/03/31 13:48:03|小笠原諸島
外洋へ出ました、船酔いとの闘いです

船は浦賀水道を抜け外洋へ出たようです。


我々はと言うと、軽い船酔い状態が続いていますよろよろ
横になっていれば大丈夫な程度ですが、船旅を楽しめるレベルでもありません。酔い止めも、酔ってしまってからでは遅いようです。


外洋に出たおがさわら丸は22ノット(約40km/h)の速力で南進します。午後になり、伊豆諸島の島影が見えるのだろうけど、起きると気持ちが悪くなりそうで起きられませんよろよろ

夕方になり、日の入りが見えるのだろうけど、起きる気力が出ませんよろよろ


船内は耐える人もそれなりに見受けらますが、思い思いのやり方で旅を楽しむ人が数多く見られます。ちなみに外洋に出ると携帯電話は圏外になります。

黙々と小説等を読む人、時間はたっぷりあります。

トランプやゲームで楽しむ人、何十回できるのか。

仲間で語り合う人々、話題は島か政治か経済か...

宴会をしている方々、仲間うちとか、船内で知り合った人同士とか、色々話しながら酒を酌み交わす風景が、船内のあちこちで見られます。



夜の10時で客室は消灯、眠りにつく我々をよそに、宴会は照明の消えない場所で続いていました。











2013/03/27 13:28:03|小笠原諸島
おが丸は東京湾内を行く

レインボーブリッジをくぐり、お台場のTV局の社屋を左に見て、おがさわら丸がゆっくりと進みます。船の科学館には初代南極観測船「宗谷」が停泊しています。

右手に大井ふ頭の大きなコンテナ船を見ながら、東京港から東京湾へ出て若干加速。羽田空港沖を通過、新滑走路は(当時)建設中でした。
「おが丸」航路上空を、横切るように離着陸の旅客機が通過して行きます。



東京湾アクアラインの海底トンネル通気用人工島「風の塔」を左に見て、その先はるかに「海ほたる」パーキングとそれに続く橋梁部分が見えます。

海上はそれなりに風があり、ちょっと肌寒くなってきたので船内に戻ります。お腹も空いてきたのでレストラン レストラン ビール へ。結構賑わっています。

椅子に座って前へ...動きません。テーブルも椅子も床に固定されています。船はゆれるからズレないよう、危険防止のためです。当たり前の事なのですが何だか新鮮です。

カミさんと二人で島塩ステーキ等を注文、小笠原の海水から作った塩で味付けされています。なかなかイケます...美味しいです。


お酒も飲んで、ちょっと酔ってるかな?


イヤ...これはもしや。


二人とも「車酔い」はしません。だからと言って「船酔い」をしないとは...言えないようです。


こんな時は寝てしまうのが一番、とりあえず寝ちゃいます。









2013/03/25 21:28:03|小笠原諸島
竹芝桟橋にて「おがさわら丸」へ乗船

JR浜松町駅を下車、竹芝桟橋へ向います。


港に向う竹芝通りの歩道の敷石に島を描いたタイルが出現幸せ

大島...利島...新島...順を追っていきますハート

...青ヶ島...小笠原(父島と母島)ハート

小笠原の島タイルはザトウクジラの絵でした幸せ


ワクワク気分が高まって、竹芝桟橋に到着ハート




帆船のマスト形をしたモニュメント、その周りの広場には多くの人が…列の先頭には「二等」と書かれた看板が立っており500人ぐらい並んでいるように見えます。


ターミナルに入り小笠原海運の窓口で予約券と乗船券とを交換、乗船名簿用のチケットに住所氏名等を記入しておきます。


時間に余裕があるので「おがさわら丸」を見に送迎デッキに上がります。この船に25時間半乗るのか...ハート


広場に戻り、先ほどの列に並び、いよいよ乗船です。二等は乗船順にどの大部屋のどの場所かが振り分けられます。今回の便はほぼ満員との事です。



カーペット敷きの大部屋、一人分のスペースは寝袋一つ分ぐらいと狭く、隣を向けばカミさん、反対を向けば知らないオジさんといった感じ。

たまたま大部屋の壁際だったので足先は棚があるのみですが、部屋の中央寄りだとさらに雑魚寝状態になってます。

所々に置かれたアルマイトの洗面器は何のためか...困った


甲板に出て街を眺めます。
初めて見る海側からの東京景色...さあ、出発です。













2013/03/23 23:31:01|ダムめぐり
ダムめぐりで「奥多摩」へ

圏央道青梅ICから国道411号を奥多摩へ。

トレッキング、バイクツーリング、サイクリング。あたたかい天候も手伝って多くの人出があり、奥多摩への道は賑わっています。


そしてコレ。(花粉症の方、スイマセン)



スギの胞子、通称「スギ花粉」が出る瞬間を初めて見ました。上空は強風による土ぼこりやスギ花粉でうっすらとモヤがかかったような状態です。


一つ目のダムはこの強風とスギ花粉の中での訪問となりました。ダムが魚の遡上を妨げてしまうため魚道が設けられており、下流側からつづら折れとトンネルで高さを稼ぐようになっています。魚道の見学もできるのですが、本日はお休みでした。


白丸調整池(しろまるちょうせいち)
重力式コンクリートダム
堤高30.3m 堤頂長61m
用途:発電専用



ダムを何基も見ていると、ダムの個性や系統が何となく見えてきます。白丸調整池(白丸ダム)は、いかにも発電用ダムという形をしている気がします。





堤頂部は徒歩で通り抜けられます。


花粉の影響でくしゃみを連発しながら次のダムへ向います。


さらに甲州街道を進むとソレが現れました。
東京都の水がめ「小河内ダム」です。
やはり大きいです。


小河内ダム(おごうちだむ)
重力式コンクリートダム
堤高149m  堤頂長353m
用途:上水道用水、発電



堤頂中央付近の展望台よりのぞき込むと...


堤頂部分も広いです。強風のため前傾姿勢


ダム湖側より右側の堤体、岩盤を挟んで
左側の余水吐(よすいばき)を臨む。




思いのほか天候が良好だったので峠越えを決めます。
国道139号をいざ、山梨県へ...



標高500m台から1,200m台まで山坂道を駆け上り
松姫峠越えです。


レーサー自転車とすれ違うこと数台、
彼らはあの峠を越えるわけで...がんばれ!


下り坂をもう少し行けば
葛野川(かずのかわ)ダム...




後半に続く...







2013/03/14 20:58:04|小笠原諸島
そうだ、小笠原へ行こう
ある年の4月後半、カミさんが「パックツアー」を探してきました。


そのツアーは人気があるらしく、たまたまキャンセルが出たので予約を入れられたとの事です。


行く予定だった先はキャンセル待ちで、そのキャンセルが出るかは分からない状態、決断が迫られます。


出発まで一週間...ソレに決めました。


その名は「おがまるパック


「おがさわら丸で行く小笠原諸島への船旅」です。




ところで...



「小笠原ってどの辺り?」

...私は南の島としか知らないわけで...困った



「さて…沖縄の方かな?」

...カミさんも知らないようです...困った




小笠原諸島が世界自然遺産に登録される何年も前の話です。
こうして「日本のどこかにある」小笠原諸島へ旅する事になった我々。


最寄の駅はJR浜松町...
竹芝桟橋から南へ1,000km...
東京都小笠原村へ...


25時間半の船旅からスタートです